2025年10月3日の市況|AI関連株がけん引、日経平均は史上最高値更新
主要指数(10月3日時点)
日経平均:45,769.50(+832.77)
TOPIX:3,129.17(+14.77)
NYダウ:46,519.72(+78.62)
NASDAQ:22,844.05(+88.89)
S&P500:6,715.35(+4.15)
米国市場(10月2日)
10月2日の米国市場は、テクノロジー株が相場を引っ張り主要指数は揃って上昇した。S&P500は小幅ながらも過去最高値を更新し、6,715.35で取引を終えた。ダウ平均も46,519.72まで上昇し、ナスダックは0.4%高の22,844.05とこちらも新高値を記録。小型株指数のラッセル2000も堅調で、投資家心理はリスクオンに傾いた。
市場を押し上げた背景には、AI関連のニュースが大きく作用した。特にOpenAIが韓国企業とのAIインフラ提携を発表したことで半導体株やAI関連株に資金が流入。さらに信用スコア大手フェア・アイザックが新しいスコアリングプログラムを発表し、株価は18%を超える急騰を演じた。一方で、オクシデンタル・ペトロリアムは化学部門売却をめぐる懸念から株価が7%下落した。
政府閉鎖リスクが残る中でも、投資家は政策不透明感よりも企業や技術のトレンドに注目する姿勢を見せ、市場全体としては「AI期待」と「株価モメンタムの強さ」が光った一日だった。
日本市場(10月3日)
10月3日の日本市場は、日経平均が前日比832円高の45,769円50銭と、終値ベースで過去最高値を更新する力強い展開となった。半導体やAI関連銘柄に幅広い買いが入り、相場を大きく押し上げた。特に日立製作所はOpenAIとの提携を発表したことで株価が10%を超える急騰を見せ、象徴的な存在となった。
米国株の好調な流れを引き継いだ形に加え、翌日に控える自民党総裁選への期待感も市場を支えた。市場関係者の間では、高市氏が勝利した場合には財政刺激策や円安圧力が強まるとの思惑もあり、投資家のポジション取りに影響を与えていた。ただし「総裁選関連株」が突出して買われたわけではなく、あくまで全体としてAI・ハイテク株が主役の一日だったといえる。
総じて、海外要因と国内政治イベントが交錯しながらも、株式市場は「成長期待」に素直に反応した形となった。
トレード銘柄|冷静な見送りと買い増し
楽天証券|本日はノートレ
保有しているNTTは含み損の状態だが、この日は日経平均の上昇とともに値を戻しつつあるため、追加購入は見送った。同様にカバコも通常以上の値上がりを見せており、取得単価上昇を避けるため取引を控えた。
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 4208 UBE +1株(合計19株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計137株)
売却銘柄
- なし
反省点|慎重な姿勢と来週への布石
日経平均が大幅高となる中、楽天証券では慎重に買い増しを見送り、SBI証券の取引に絞った判断は適切だったといえる。
一週間を振り返ると、米政府閉鎖リスクや総裁選を控え軟調だったが、週末にかけてようやくポートフォリオも上向いた。来週は長期保有を目的としていた信越化学工業を一度売却し、資金を確保した上で安値での再エントリーを狙う予定だ。
ただし、10月4日の総裁選結果によっては相場環境が大きく変わる可能性があるため、来週は柔軟なスタンスで挑む必要があるだろう。
2025年10月第1週の実現損益
2025年の10月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(10月1日~10月3日):0円
10月の累計収支:0円
SBI証券
スイングの合計収支(10月1日~9月3日):0円
10月の累計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:0円
2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~9月):-21,660円
SBI証券での合計収支(同期間):+61,644円
配当・分配金(楽天+SBI):+172,694円
トータル収支:+212,578円
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