2025年5月8日のデイトレードは、米中貿易協議再開への期待と決算発表を材料にした一日となりました。本記事では、新明和工業を中心とした売買記録や収支の詳細、そして材料出尽くしへの反応などを振り返ります。デイトレード初心者や日々の収支を記録したい方の参考になれば幸いです。
2025年5月8日の市況|米中貿易協議再開への期待と日本市場の反応
主要指数(5月8日現在)
- 日経平均:36,628.63(+148.97)
- TOPIX:2,698.72(+2.56)
- NYダウ:41,113.97(+284.97)
- ナスダック総合:17,738.16(+45.50)
- S&P500:5,631.28(+24.37)
米国市場の動向(2025年5月7日)
7日の米国株式市場は、米中貿易協議が再開されるとの報道を受けて買いが優勢に。加えて、FRB(米連邦準備制度理事会)が政策金利を4.25~4.50%に据え置いたことも、投資家心理の安定に寄与しました。主要3指数すべてが上昇し、S&P500は+0.4%、ダウは約285ドル(+0.7%)、ナスダックも+0.3%の上昇となりました。
個別では、ディズニーが好決算を発表し株価が11%急伸。一方で、アルファベット(Googleの親会社)は7.3%下落し、テックセクター内での明暗が分かれる展開でした。
パウエルFRB議長は会見で、「関税の継続がインフレを加速させ、経済成長の鈍化を招く可能性がある」と警鐘を鳴らしました。しかしながら、米中の対話がスイスで再開されるというニュースは、リスク回避姿勢を和らげる材料となりました。
日本市場の動向(2025年5月8日)
東京市場もアメリカの流れを引き継ぎ、日経平均は前日比148.97円高の36,628.63円で大引け。半導体関連が軒並み買われ、東京エレクトロンやアドバンテストの上昇が目立ちました。
ただ、ソニーグループなどの一部主力株は下落し、TOPIXの上昇幅は限定的。全体としては、米中協議再開への期待が相場を支えた一方で、決算シーズンに突入したこともあり、個別株ごとの値動きが強まり、方向感に乏しい一日となりました。
デイトレード銘柄|新明和工業で小幅な利益確保
楽天証券
- 7224 新明和工業
- 株価: 1,354.0 → 1,358.0
- 約定時間: 09:02:59 → 09:19:57
- 収支: +400円
- 根拠: 5月7日の決算で、今期経常は3%増益・前期配当は2円増額・今期も2円増配と発表。材料は揃っていたが、株価の反応はやや鈍く、伸び悩んだ印象。トレード自体は予定通りにこなせた。
なお、上期経常が2.5倍増益となった3668 コロプラも購入済みで、こちらは現在持ち越し中です。

SBI証券
本日は取引なし。ポートフォリオ内のソフトバンク(9434)は本日決算を発表。今期最終は3%増益で3期ぶりに最高益を更新。2026年3月期も前期比2.6%増の見通しと堅調です。現在100株のみ保有中ですが、配当や株主優待(PayPayポイント)が目的のため、制度に改悪がない限り継続保有の方針です。
反省点|材料出尽くしの反応を見極める難しさ
新明和工業は決算内容としては増益・増配と良好でしたが、株価の反応は想定より弱く、「材料出尽くし」と判断された可能性があります。好材料が出た直後でも、すでに市場に織り込まれていることもあるため、今後は期待先行の動きも含めて、慎重な見極めが求められると痛感しました。
また、コロプラのように良決算であっても、即座に反応しないケースもあるため、利確や撤退の判断を早めに切り替える柔軟性を持ちたいと考えています。
5月第2週の実現損益
2025年の5月の収支報告楽天証券
デイトレの合計収支(5月7日~5月8日):+1,500円
5月の累計収支:+2,000円
SBI証券
スイングの合計収支(5月7日~5月8日):0円
5月の累計収支:0円
配当・分配金(楽天+SBI):0円
トータル収支:+2,000円
▶ 5月第1週
2025年の各月の収支報告
楽天証券での合計収支(1月~4月):-91,090円
SBI証券での合計収支(同期間):+22,414円
配当・分配金(楽天+SBI):+51,141円
トータル収支:-17,535円
▶ 4月の収支報告 | 3月の収支報告 | 2月の収支報告 | 1月の収支報告 | 2024年の収支報告