投資歴4年の兼業投資家が、初心者から中級者に向けて、デイトレードの結果と投資戦略を公開します。
2025年5月6日の米国市場では、主要株価指数が下落し、ドル円相場も変動しました。翌7日の日本市場も影響を受け、日経平均が小幅に下落するなど、投資環境は不安定な状況が続いています。
このような市場環境の中、名村造船所での取引を行い、小幅ながらも利益を確保しました。本記事では、当日の市場動向と取引結果、そして反省点について詳しく解説します。
2025年5月7日の市況|米中貿易交渉の行方に注目
2025年5月7日時点の主要指数は以下の通りです。
- 日経平均:36,779.66(-51.03)
- TOPIX:2,696.16(+8.38)
- NYダウ:40,829.00(-389.83)
- ナスダック総合:17,689.66(-154.58)
- S&P500:5,606.91(-43.47)
米国市場の動向(5月6日)
5月6日の米国株式市場は、主要指数が続落しました。ダウ平均は389.83ドル安の40,829.00ドル、S&P500は43.47ポイント安の5,606.91、ナスダック総合は154.58ポイント安の17,689.66で取引を終えました 。この下落の背景には、トランプ政権による関税政策の不透明感があり、企業が業績予想を控える動きが広がっています。特に、AI関連銘柄への過度な期待が後退し、投資家のリスク回避姿勢が強まりました 。
為替市場では、ドルが主要通貨に対して下落し、ドル指数は3営業日連続で下落しました。円は一時142円36銭まで上昇しました 。
日本市場の動向(5月7日)
5月7日の日本市場では、日経平均が前日比51.03円安の36,779.66円となりました。米中高官による貿易協議の報道を受けて買いが先行しましたが、買い一巡後はFOMCの声明発表を控えて様子見ムードが強まりました 。
為替市場では、ドル円相場が一時141.99円まで下落する場面もありましたが、その後は143円台を回復しました 。午後2時時点では、1ドル=143円28銭前後で推移しています 。
デイトレ結果|名村造船所で小幅な利益確保
楽天証券
- 7014 名村造船所
- 株価:2,034.0 → 2,040.0
- 約定日:5月2日 → 5月7日
- 収支:+600円
- 根拠:決算前の上昇が期待され、売買代金ランキングでも常に上位に位置していたため、時間軸を長めに保有することを目的としましたが、上昇も減的であった為本日売却している。

SBI証券
本日売買を行った銘柄はありませんでした。また、ポートフォリオ内で本日決算発表があり値動きが見られた銘柄は以下の通りです。
- 2914 日本たばこ産業
本日決算発表があり、1-3月期(1Q)の最終利益は微増益となりました。また、塩野義製薬がJT傘下の鳥居薬品の買収を発表しており、これにより医薬品事業から撤退し本業に集中すると見られています。今後の業績に明るい兆しが見られることを期待しています。引け後の発表だったこともあり、株価の反応はなかったものの本業に集中することから増収増益を期待したいと考えています。
反省点|時間軸の見直しが必要
名村造船所の取引では、時間軸を長めにとったものの、上昇は限定的でした。今後は、エントリータイミングや保有期間の見直しを検討する必要があると感じました。