2026年2月3日の株式市場は、米国市場の大幅反発と円安進行を背景に、日本株が力強く上昇する一日となりました。日経平均株価は史上最高値を更新し、投資家心理の改善が鮮明となっています。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理するとともに、当日のトレード内容や決算銘柄の状況、売買の振り返りについて詳しくまとめます。相場環境と自身の取引を同時に確認することで、今後の投資判断に役立つ材料としていきます。
2026年2月3日の市況|米国株の反発と円安を追い風に日経平均が最高値更新
主要指数(2月3日時点)
日経平均:54,720.66(+2,065.48)
TOPIX:3,645.84(+109.71)
NYダウ:49,407.66(+515.19)
NASDAQ:23,592.11(+130.29)
S&P500:6,976.44(+37.41)
米国市場(2月2日)
2日の米国市場は、前週まで続いていた慎重なムードから一転し、大きく反発する展開となりました。主要3指数はいずれも上昇して取引を終え、とくにNYダウは500ポイントを超える上げ幅を記録し、市場心理の改善が鮮明となりました。
NYダウは前日比515.19ポイント高の49,407.66で終了しました。景気敏感株や工業株を中心に買いが入り、リスク選好姿勢が強まった一日となりました。背景には、発表されたISM製造業景況指数が市場予想を上回り、米国景気の底堅さが改めて意識されたことがあります。
S&P500は前日比37.41ポイント高の6,976.44で取引を終えました。主要企業の業績見通しへの期待に加え、経済指標の改善を受けて堅調な推移となり、指数は高値圏に近づく動きとなりました。小型株や景気敏感セクターへの資金流入も見られ、幅広い銘柄に買いが波及しました。
NASDAQも前日の軟調な流れから持ち直し、130.29ポイント高の23,592.11で終了しました。これまで調整していたテクノロジー株に買い戻しが入り、指数全体を押し上げる形となっています。
さらに、小型株指数であるラッセル2000も26.54ポイント高の2,640.28と上昇し、株式市場全体でリスク資産への回帰が進んだことがうかがえます。
一方で、金や銀といった貴金属市場では価格の変動が目立ち、株式市場への資金シフトが進んだ可能性も示唆されました。債券利回りはやや上昇しており、こうした他市場の動きも株価形成に影響を与えたと考えられます。
日本市場(2月3日)
3日の日本市場は、前日の調整局面から一転し、力強い反発を見せる一日となりました。日経平均株価は終値で前日比2,065.48円高の54,720円66銭となり、史上最高値を更新しました。朝方から上昇基調が続き、後場にかけても堅調な動きが維持される形となりました。TOPIXも109.71ポイント高の3,645.84ポイントと、主要指数がそろって大幅高となっています。
この上昇の背景には、前日の米国市場の堅調な動きがあります。米国株の上昇を受け、投資家心理が改善し、日本市場でも寄り付きから買いが先行しました。特に銀行株やハイテク株といった主力銘柄が指数を押し上げる役割を果たしました。
為替市場では円安ドル高の流れが続き、輸出関連企業の業績改善期待が高まったことも追い風となりました。円安は外需企業にとって収益環境の改善要因となるため、大型株を中心に買い戻しが進んだとみられます。
また、国内企業の決算発表も好感されました。銀行やテクノロジー関連企業を中心に良好な決算内容が相次ぎ、株式市場への資金流入を後押ししました。日経平均の構成比率が高い銘柄の上昇が、指数全体を大きく押し上げる結果となっています。
市場全体としては、前日までのリスク回避的な動きが一巡し、再びリスク資産を選好する流れが意識された一日でした。終値での高値更新は心理的な節目としても重要であり、今後の相場展開を占ううえで注目される動きとなります。
トレード銘柄|短期売買と中期保有を組み合わせた運用状況
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 1514 住石ホールディングス
数 量: 200株
株 価: 669.0 → 682.1、682.0
約定時間: 2月2日 → 2月3日 12:30:13
収 支: +2,610円
狙 い: 前日に株価が上昇しており、短期的な値動きの継続が期待できると判断してエントリーした。特定の価格帯で下値が支えられているように見え、反発余地があると考え100株追加購入している。

SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 261A 日水コン +1株(合計26株)
- 8136 サンリオ +1株(合計11株)
売却銘柄
- なし
本日のポートフォリオ内の決算銘柄
- 2768 双日
4-12月期(3Q累計)の最終利益は6%増益となり、10-12月期も10%増益と堅調な内容で着地した。レアアース関連というテーマ性もあり、今後も継続保有しながら段階的な買い増しを検討していく方針とする。 - 5482 愛知製鋼
4-12月期(3Q累計)の最終利益は71%増益となり、大幅な増益決算となった。高配当銘柄として四季報秋号を参考に選定しており、今回の決算ではEPSが約2倍となり、進捗率も96.7%に達している。今後、上方修正の可能性も意識される内容であり、株価もそれに伴い上昇基調を示している。押し目を狙いながら、段階的な買い増しを検討していきたい銘柄である。
1月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|根拠ある売買を振り返り今後の方針を整理
前日に購入していた住石ホールディングスは、当初100株でのエントリーであったが、一時的に含み損へ転じた。しかし、特定の価格帯で下値の堅さが確認でき、そこからの上昇圧力も感じられたため、追加で100株を購入した。
本日は株価が上昇したものの、670円付近では上値の重さも意識され、前場は様子を見る展開となった。その後、引け前にまとまった買いが入り、670円を明確に上抜けたことで後場の上昇局面で売却を実行した。
今回の取引は、結果だけを見るとナンピンのように見えるが、価格帯ごとの値動きや需給を意識した上での判断であり、根拠を持った売買となった。結果的に利益を確保できた点は評価できる一方で、今後も同様の局面では冷静な判断を継続していきたい。
SBI証券で保有しているヤマハ発動機については、前日にIRが発表され、想定通り株価は下落した。追加購入も可能な状況ではあったが、「下落局面では時間を置いて判断する」という方針から、当日の買い増しは見送った。今後の株価推移を見ながら判断する予定である。株主優待は継続されているため、300株は中長期で保有しつつ、それを超える部分については売買を行い、収益機会を広げていく運用方針とする。
