2023年5月30日は5月の権利落ち日を迎え、日経平均が前場の下落から後場にかけて持ち直しました。市場全体が反発しても、デイトレードでは銘柄選びと利益確定のタイミングが重要になります。
鉄鋼や精密機器が堅調で、半導体関連銘柄にも注目が集まりました。一方、すでに高値圏にある銘柄への新規投資には慎重な判断が必要です。高配当株として保有していた日本製鉄についても、当時の減収・減配見通しを踏まえて保有を見直すことになりました。
楽天証券ではヘリオステクノHD、鉄人化計画、アルメディオ、セキュアヴェイルの4銘柄で利益を確定し、デイトレードの実現益は合計900円。SBI証券では日本製鉄を売却し、NTTを買い増しました。相場の動きに応じた短期売買と、保有目的に基づく長期投資の判断を振り返ります。
5月の権利落ち日|日経平均は後場に反発、鉄鋼・半導体関連株に注目
2023年5月30日の日本市場は、5月決算・配当銘柄の権利落ち日を迎えました。権利落ち日は対象銘柄の株価が配当相当額の影響を受けやすいものの、日経平均は前場の下落から後場にかけて上昇へ転じ、底堅い動きを見せました。
業種別では鉄鋼が上昇率の首位となり、精密機器も堅調でした。また、半導体関連銘柄も値上がりランキングの上位に見られるなど、引き続き市場の関心を集めています。ただし、半導体関連株の多くはすでに高値圏にあり、今からポートフォリオへ組み入れるには、株価水準を慎重に見極める必要があると考えています。
一方、上昇率首位となった鉄鋼業では、保有している日本製鉄の扱いを見直しました。同社は高配当株として注目していた銘柄ですが、構造改革を進めるなか、当時の決算見通しでは減収・減配が懸念材料となっていました。鉄鋼業全体が上昇したからといって、個別企業の投資判断まで強気に傾けることはできません。
こうした業績面の懸念とポートフォリオの組み換えを踏まえ、本日は日本製鉄を売却しています。市場全体の上昇と保有銘柄の投資価値を分けて考える必要性を意識した判断です。
デイトレード銘柄|4銘柄の利益確定で900円の実現益
楽天証券
- 6927 ヘリオステクノHD
株 価: 587.0 → 589.0
収 支: +200円 - 2404 鉄人化計画
株 価: 430.0 → 431.0
収 支: +100円 - 7859 アルメディオ
株 価: 521.0 → 525.0
収 支: +400円 - 3042 セキュアヴェイル
数 量: 200株
株 価: 310.0 → 311.0
収 支: +200円
本日のデイトレードは、4銘柄すべてで利益を確定し、実現損益は合計+900円となりました。
前場は日経平均が下落していたこともあり、普段取引対象としている新興株ではエントリーの機会を見つけにくい状況でした。そのため、スタンダード市場で上昇している銘柄を探し、取引を進めています。
後場に日経平均が上昇へ転じると、新興株にも資金が向かい始めたように感じられ、エントリーできそうな場面が増えました。しかし、実際に注文が約定したのはセキュアヴェイルのみでした。
特にセキュアヴェイルは値動きが激しく、利益を大きく伸ばそうとせず、早めの売却を選択しています。その後の終値を確認すると、結果的にこの判断は適切だったと感じています。
デイトレードでは、株価がさらに上昇する可能性を追うだけでなく、確保できる利益を着実に積み重ねることも重要です。今回は1銘柄当たりの利益こそ小幅でしたが、4銘柄すべてをプラスで終えられました。

SBI証券
SBI証券では、日本製鉄の売却とNTTの買い増しを行いました。
日本製鉄については、構造改革による将来的な業績改善への期待がある一方、直近の決算で示された減収・減配の見通しを懸念していました。配当利回りは約5.0%と高い水準でしたが、株価も軟調に推移しており、保有を続けるかどうか検討していた銘柄です。
高配当株は利回りの高さだけでなく、配当を継続できる業績や財務状況も重要になります。今回は日本製鉄への期待が完全になくなったわけではありませんが、ポートフォリオの組み換えを優先し、利益確定を選択しました。
一方、NTTについては、発表されていた1株を25株とする株式分割を踏まえ、買い増しを進めています。日本製鉄の売却とは異なり、こちらは長期保有を意識した判断です。
日本製鉄とNTTでは投資目的や判断材料が異なります。短期的な株価の上昇だけでなく、企業の業績や保有目的を確認しながら、今後もポートフォリオを調整していきたいと考えています。
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