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【収支報告】三菱商事など5大商社と任天堂の決算、日本製鉄にも資金流入|5月9日のデイトレ結果

2023年5月9日

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決算ラッシュが続くなか、バフェット氏の投資でも注目される5大商社では三菱商事と三井物産が純利益1兆円を突破する一方、任天堂はNintendo Switchの販売減少という課題が鮮明になりました。日経平均が29,000円台を回復し、鉄鋼株や金融株にも資金が向かうなか、本日のデイトレ結果と中長期投資の状況を振り返ります。

三菱商事・三井物産が純利益1兆円突破、5大商社の決算に注目

決算ラッシュが続くなか、本日特に注目したのがバフェット氏の投資でも話題になっている5大商社の決算です。なかでも三菱商事と三井物産は純利益が1兆円を突破する非常に強い結果となり、伊藤忠商事を除く大手商社が過去最高益を更新するなど、資源価格の上昇をはじめとした事業環境の追い風をしっかりと利益につなげたことが分かります。

商社というと資源価格に業績を左右されるイメージが強いものの、現在の大手商社はエネルギーや金属だけではなく、食品、機械、化学品、生活産業など幅広い事業を展開しているため、単純な資源株として見るだけでは実態を捉えにくくなっています。今回の好決算も資源高の恩恵だけで評価するのではなく、各社が今後どの程度の利益水準を維持できるのか、さらに得た利益を配当や自社株買いによってどのように株主へ還元していくのかまで確認することが重要になりそうです。

三菱商事は過去最高益と自社株買いで株主還元を強化

そのなかでも僕が保有している三菱商事は、純利益が初めて1兆円を突破する過去最高益となっただけでなく、自己株式の取得も発表しました。業績が好調というだけでも株価にはプラス材料ですが、利益を積み上げながら自社株買いによって株主還元を強化する姿勢が示されたことで、中長期で保有する投資家にとってはさらに注目しやすい内容だったと思います。

ただし、自社株買いを発表したから将来の株価上昇が保証されるわけではなく、資源価格の変動や世界景気の減速によって商社の利益環境が変化する可能性には注意が必要です。今回の決算だけを見て株価を追いかけるのではなく、現在の高い利益水準がどこまで持続するのか、配当や自社株買いを含めた株主還元が継続するのかを確認しながら、中長期投資として判断していきたいと思います。

任天堂はNintendo Switch販売減少、マリオ映画の成功が次の成長につながるか

ゲーム業界では任天堂の決算に注目しましたが、Nintendo Switchの販売減少が響き、売上高は前期比5.5%減、純利益は9.4%減となりました。Nintendo Switchは発売から時間が経過しているだけに、ハードウェアの販売ペースが鈍化していくこと自体は不思議ではありませんが、今後もゲーム事業で成長を続けるためには、既存のSwitchをどこまで販売できるのかという問題とともに、次世代機を含めた新しいハードウェア戦略が重要になってきそうです。

一方、ゲーム機とは別の方向から任天堂のIPの強さを示しているのが映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」です。マリオという世界的に知名度の高いキャラクターをゲームだけに閉じ込めるのではなく、映画を通じて幅広い層へ届けることができれば、映画そのものの収益だけではなく、新たにマリオを知った人をゲームへ呼び込むという相乗効果も期待できます。

任天堂を考えるうえでは、Nintendo Switchの販売台数だけで業績を判断するのではなく、マリオやゼルダなど長年育ててきたIPをゲーム、映画、テーマパークなどへどのように広げていくのかも重要になりそうです。ハードウェアの世代交代という課題は残るものの、強力なIPを複数保有していることは任天堂ならではの強みであり、それを次の成長へつなげられるかに注目したいと思います。

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日経平均は29,242円まで上昇、日本製鉄など鉄鋼株が強い展開

本日の日本市場では日経平均株価が29,242.82円と前日比292.94円高まで上昇し、前日の下落分を取り戻すだけでなく、再び29,000円台へと水準を切り上げました。米国ではファースト・リパブリック銀行の破綻によって金融不安が続いているものの、日本市場ではその影響だけで全面的に売られる状況にはなっておらず、国内企業の決算を材料に個別株を評価する流れも強くなっています。

業種別では鉄鋼業が上昇率トップとなり、僕が保有している日本製鉄も上昇したことで含み益の拡大に貢献しました。鉄鋼株は世界景気や原材料価格の影響を受けやすいため、単純に本日の上昇だけを見て今後も上がり続けるとは考えられませんが、企業側が価格転嫁や収益改善を進めることができれば、以前とは異なる利益水準を維持できる可能性もあります。

さらに保険業が業種別で上位となり、銀行業にも買いが入るなど、米国の銀行破綻を受けて警戒されていた日本の金融株にも資金が戻りました。米国の銀行問題と日本の金融機関を同じように考えることはできないため、海外の金融不安だけを理由に日本の銀行株まで一律に避けるのではなく、国内金利や各行の収益環境を見ながら判断する必要がありそうです。

デイトレード銘柄

楽天証券

  • 9522 リニューアブル・ジャパン
    株  価: 583.0円 → 594.0円
    収  支: +1,100円
  • 5244 JIG.JP
    株  価: 431.0円 → 433.0円
    収  支: +200円
  • 3133 海帆
    株  価: 566.0円 → 569.0円
    収  支: 300円

SBI証券

デイトレードとは別に、中長期投資ではSBI証券を利用して三菱UFJの単元未満株を買い増しました。米国では銀行破綻が続いたことで金融株に対する警戒が強まっていますが、本日の日本市場では銀行業にも買いが入り、三菱UFJを含めた国内金融株については米国の銀行問題だけではなく、日本国内の金利環境や収益構造を見ながら判断していきたいところです。

また、本日の資産増加には日本製鉄と三菱商事の上昇が大きく寄与しました。日本製鉄は鉄鋼業全体への買いが追い風となり、三菱商事については好決算と株主還元策が評価されるなど、それぞれ異なる材料によって株価が上昇しています。

短期では材料や需給を利用してデイトレードを行う一方、中長期では企業業績や配当、株主還元などを確認しながら少しずつ保有株を増やしていくことで、一つの投資方法だけに依存しない運用を続けたいと思います。特に決算シーズンは企業ごとに株価が大きく動きやすいため、日経平均だけを見るのではなく、自分が保有している企業の決算内容と市場の評価を一つずつ確認することが重要になりそうです。

まとめ|商社・任天堂・鉄鋼株の決算から次の投資機会を探す

今回の決算では、三菱商事や三井物産をはじめとした大手商社の高い収益力が改めて確認される一方、任天堂ではNintendo Switchの販売減少という課題が見えてきました。しかし、任天堂にはマリオをはじめとした強力なIPがあり、映画などゲーム以外の分野へ事業を広げることで、新たな顧客をゲームへ呼び込める可能性もあります。同じ決算発表でも、現在の利益だけを見るのではなく、その企業が数年後にどのような収益源を持っているのかまで考えることが重要だと感じます。

日本市場では日経平均が29,000円台を維持し、鉄鋼業や金融株にも資金が向かいました。保有株でも日本製鉄と三菱商事の上昇が資産全体を押し上げており、決算や業種ごとの材料によって指数以上に強く動く銘柄があることを改めて実感しています。

本日のデイトレードではリニューアブル・ジャパン、jig.jp、海帆を利益確定し、中長期投資では三菱UFJの単元未満株を買い増しました。短期では値動きを利用して利益を積み重ね、中長期では企業の成長や株主還元を見ながら保有株を増やすというように、それぞれの投資目的を混同せず、決算ラッシュのなかから次の投資機会を探していきたいと思います。

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