14日の日本市場は、前日の米国市場で11月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回りインフレ鈍化を示したことが強力な追い風となり、日経平均株価が前日比+201.36円の28,156.21円と急反発して取引を終えました。節目となる28,000円の大台をあっさりと奪還する力強い地合いとなりましたが、今夜には年内最後の重要イベントである米FOMC(連邦公開市場委員会)の政策金利発表が控えています。本日は、慎重な判断でエントリーを見送ったデイトレードの立ち回りと、SBI証券での高配当株の動向、そしてFOMC通過後の投資戦略について詳しく解説します。
今日のマーケット:CPI発表とFOMCへの期待感
昨夜の米国市場は、注目の米11月CPIが市場予想の7.7%に対し「7.1%」と大幅に下振れしたことを受けて一時急騰。NYダウは取引時間中に前日比+500ドル超まで買われる場面がありました。その後は利確売りに押され、最終的には34,108.64ドル(前日比+100.60ドル)で引けたものの、インフレが今年6月をピークに確実に和らいでいることが改めて確認されました。
この米株高の流れを受け、本日の日経平均株価も朝方から買い優勢で始まり、終始底堅い推移を維持して28,156.21円と高値圏で引けました。
市場の焦点はいよいよ今夜発表される米政策金利(FOMC)へ移ります。今回は0.50%の利上げ拡大ペース減速がほぼ確実視されていますが、パウエルFRB議長の記者会見やターミナルレート(最終到達金利)の見通しによって、明日のマーケットが上下どちらに大きく振れるか極めて重要な局面を迎えています。
デイトレード:慎重な判断の重要性
楽天証券のデイトレード口座においては、本日は取引を行わずノートレでした。
連日注目している住石ホールディングスへのエントリーを検討したものの、同社株は年初来高値である436円の壁を前に上値が重く、415円付近での揉み合いに終始していました。節目を明確に上抜ける力強さが欠けており、「この地合いで期待値の高いリスク・リターンが見込めるか」を冷徹に分析した結果、エントリー見送りが最適解と判断いたしました。
デイトレードにおいて、焦りや「上がりそう」という漠然とした期待感で注文を出すことは敗北への近道です。相場が不透明な時こそ静観を貫く「休むも相場」の姿勢が、長期的にパフォーマンスを守る上で極めて重要となります。
SBI証券での買い増し
SBI証券の単元未満株(S株)口座で積み増しを行っている以下の主力高配当2銘柄は、日経平均の反発に合わせてともに順調な値上がりを見せました。
- ヤマハ発動機(買い増し)
- 商船三井(買い増し)
両銘柄ともに順調にポートフォリオの含み益・配当期待値を押し上げていますが、今夜のFOMCの発表内容次第では米金利や為替(ドル円)が乱高下し、明日の日本市場全体のトレンドが急変するリスクも残されています。浮かれずに警戒感を維持しつつ見守りたいところです。
今後の投資戦略
短期トレード(キャピタルゲイン狙い)においては、今夜のFOMC通過後の市場の反応(米株・ドル円の動向)をしっかり確認してから次の手を打つのが鉄則となります。
一方で、中長期投資(インカムゲイン狙い)においては、こうした短期的なイベントのノイズに左右されず、将来にわたって安定したキャッシュフローを生み出してくれる優良高配当株を淡々と買い増していく姿勢がブレない軸となります。明日以降も相場の環境変化を冷静に観察しながら、柔軟かつ堅実に立ち回っていきます。

