13日の日本市場は、前夜の米国市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、日経平均株価が前日比+112.52円の27,954.85円と反発して取引を終えました。TOPIXや東証グロース市場250指数など主要指数が軒並み上昇する好調な地合いとなったものの、今夜控える米11月CPI(消費者物価指数)の発表やFOMC(連邦公開市場委員会)の結果見極めを前に、市場には慎重な見方も広がっています。本日はデイトレードをお休みした市場監視の振り返りと、SBI証券での12月配当銘柄買い増し、そして2024年からの「新NISA制度拡充」に向けた証券会社比較(楽天証券vsSBI証券)について詳しく解説します。
今日のマーケット動向
本日の日経平均株価は、前日の米株高を手がかりに寄り付きから底堅く推移し、前日比+112.52円の27,954.85円と28,000円の大台に迫る形で引けました。
相場全体としては連れ高の展開となったものの、市場の関心は今夜発表される米CPIの数字に集中しています。インフレ鎮静化の兆候が見られるかどうかが米FRBの利上げペースを左右するため、指標結果と市場の反応を慎重に見極める必要があります。
デイトレード:ノートレードの日
本日は本業の仕事を早めに切り上げたものの、移動や用事を済ませている間に前場の取引時間が終了してしまったため、デイトレードの新規エントリーは見送り「ノートレード」といたしました。
イベント直前で相場環境が不安定な場面においては、「無駄なエントリーを避け、静観してマーケットの動向を監視する」ことも立派な投資戦略の一つです。チャートや板の動きをじっくり観察することで、次回以降のチャンスに向けた準備を整えることができました。
SBI証券での配当株買い増し
SBI証券の単元未満株(S株)取引を活用し、12月に権利確定を迎える以下の高配当2銘柄を新規買い増しいたしました。
- 1911 住友林業
- 7272 ヤマハ発動機(買い増し)
両銘柄とも高い配当利回りと健全な財務基盤を備えており、12月の配当権利獲得に向けたポートフォリオの補強となります。
さらにうれしいニュースとして、中長期で保有しているグッドコムアセットが、好決算発表を市場から強く評価されてストップ高を記録しました。これによりポートフォリオ全体の含み損が大きく縮小し、今後の業績拡大と株価上昇に強い期待が持てる展開となっています。着実な配当インカムゲインの確保と成長株の評価向上により、資産形成の土台が着実に固まりつつあります。
NISA制度拡充に対する考察
つみたてNISAと成長投資枠の活用
2024年からスタートする「新NISA制度」の概要が固まりつつあり、投資家の間でも大きな話題となっています。主な変更点は以下の通りです。
- 年間非課税枠の拡大:つみたて投資枠(年間120万円)、成長投資枠(年間240万円)へ大幅増額
- 生涯投資枠の設定:全体で1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
- 非課税期間の無期限化・口座の恒久化
年間最大360万円(月30万円)まで非課税で投資できる非常に魅力的な制度ですが、一般の個人投資家にとって月10万円以上の積立を継続することは決して容易ではありません。日常の生活防衛資金(現金)の確保と投資資金のバランスをいかに取るかが重要な課題となります。自身の資金計画を冷徹に見直し、成長投資枠を活用した高配当株やスイングトレード戦略を組み合わせていく必要があります。
楽天証券とSBI証券:NISA移管の必要性?
新NISAの開始に向けて頭を悩ませているのが「どの証券会社でNISA口座を運用するか」という問題です。
現在、NISA口座は「楽天証券」で開設・運用していますが、楽天証券では単元未満株(1株単位での買付)の利便性に課題があります。一方で「SBI証券」は「S株(単元未満株)」の買付手数料が無料であり、少額からの高配当株分散投資や中長期での買い増し戦略に非常に適しています。
今後、楽天証券が単元未満株サービスの拡充(かぶミニ等)を進めるかどうかに注目しつつも、現状の使い勝手や新NISAでの自由度を考慮すると、NISA口座をSBI証券へ移管することも有効な選択肢として視野に入れて検討を進めてまいります。制度の変更に合わせて、最も有利な投資環境を柔軟に選択していくことが大切です。

