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【投資記録】NASDAQ最高値更新、半導体・非鉄株に買い広がる|10月6日の投資記録

上昇チャートと金貨で資産形成を表現した投資デスクのイメージ|NASDAQ最高値更新、半導体・非鉄株に買い広がる

NASDAQが最高値を更新し、日経平均も約3カ月ぶりに7万円台を回復しました。米国の大型ハイテク株高は日本市場へどこまで広がり、半導体株だけでなく非鉄金属や電線株まで買われたのはなぜだったのでしょうか。指数が大きく上昇する一方で、金利や為替の動きも無視できない相場となっています。

前夜の米国市場ではエヌビディアなど大型ハイテク株が上昇し、NASDAQが最高値を更新しました。一方で米10年債利回りは高い水準が続き、ドル円も一時158円台まで円安が進んでいます。こうした複数の材料が重なるなか、日本市場ではアドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連に加え、フジクラやJX金属など非鉄・電線関連にも資金が向かり、日経平均とTOPIXの両方が続伸しました。

この記事では、10月5日の米国市場から10月6日の日本市場までの流れを整理しながら、楽天証券でのデイトレード、SBI証券でのスイングトレード・高配当投資の売買内容、その日の判断を振り返っています。なお、本文内で取引した銘柄名には、その銘柄に関する過去の取引記録を確認できる記事へのリンクを設定しています。日々変わる相場環境を一緒に整理しながら、自分自身の投資判断を少しずつアップデートしていきたい方の参考になればと思います。

2026年10月6日の市況|米ハイテク株高を受け日経平均は7万円台を回復

指数終値前日比
日経平均70,683.98円+737.12円
TOPIX4,183.56+38.34
NYダウ51,267.90ドル+90.94ドル
NASDAQ27,477.31+286.45
S&P5007,773.95+51.23
主要指数(10月6日時点)

米国市場(10月5日)|NASDAQ最高値更新、大型ハイテク株が相場をけん引

5日の米国市場は主要3指数がそろって上昇し、なかでも大型ハイテク株への買いが目立ちました。NYダウは前営業日比90.94ポイント高の51,267.90、NASDAQは286.45ポイント高の27,477.31、S&P500は51.23ポイント高の7,773.95で取引を終了しています。NYダウは序盤に下落する場面があったものの持ち直して3日続伸し、NASDAQは1%を超える上昇で最高値を更新しました。S&P500も0.66%上昇し、11業種のうち10業種が上昇するなど、指数だけでなく幅広い銘柄へ買いが入りました。

相場をけん引したのは、引き続きAI関連を中心とした大型ハイテク株です。エヌビディアはAI需要への期待から2%を超えて上昇し、終値ベースで最高値を更新したほか、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、テスラなどにも買いが入りました。高い金利水準は、将来の利益を現在価値へ割り引いて評価されやすい成長株にとって一般的には重荷となりますが、この日はAI関連企業の成長期待や、これから本格化する7-9月期決算への期待が上回っています。また、フランスのシュナイダーエレクトリックによる買収を受けてPTCが大幅高となるなど、M&Aを材料とした個別株の動きも目立ちました。

金融政策を巡っては、前週末に発表された9月の米雇用統計が市場予想を下回ったことで、FRBが10月会合で追加利上げを急ぐとの警戒感が後退しています。この日発表された9月のISM非製造業景況指数も54.9となり、市場予想の55.0と8月の55.4を下回りました。景気拡大・縮小の境目とされる50は上回っているものの、サービス業の勢いがやや鈍化したことで、早期の追加利上げを警戒する動きがさらに和らいでいます。一方、米10年債利回りは5.307%まで上昇しており、金融政策への警戒が完全に後退したわけではありません。今週は9月開催分のFOMC議事要旨も予定されており、FRBが今後の金融政策をどのように考えているのかを確認したいとの見方も残っています。

原油市場では、WTI原油先物が前営業日比1.68ドル安の1バレル89.43ドルとなりました。中東からの原油輸出増加や供給面への期待が価格を押し下げ、高止まりしていたエネルギー価格が落ち着いたことは、インフレ懸念の面から株式市場の支援材料となっています。原油価格は企業の燃料費や物流費、原材料費などにも関係するため、一般的には大幅な上昇が続けば物価や企業コストへの影響が意識されやすくなります。ただし、中東情勢を巡る地政学リスクは残っており、再び原油価格が上昇した場合にはインフレやFRBの金融政策への影響にも注意が必要でしょう。VIX恐怖指数は15.52と前営業日から0.21ポイント上昇しましたが、依然として20を下回っています。

為替市場では、米長期金利の上昇を背景にドル買いが先行し、ドル円は一時158円30銭まで上昇しました。その後、ISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことでドル買いの勢いが弱まり、157円91銭まで反落してNY市場の取引を終えています。米国では雇用統計やISM非製造業景況指数を受けて10月の利上げ観測が後退する一方、米10年債利回りは依然として5%を大きく上回っており、金利上昇によるドル買いと追加利上げ観測の後退によるドル売りが交錯しています。また、フランスの財政問題や欧州の政治不安によるユーロ安もドルを支える材料となりました。

米国市場全体のまとめ|ハイテク株高と利上げ警戒後退が株価を支える

1.主要3指数がそろって上昇し、NASDAQは1%を超えて最高値を更新、S&P500でも11業種のうち10業種が上昇しました。
2.エヌビディアが2%を超えて上昇したほか、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズ、テスラなど大型ハイテク株への買いが相場をけん引しました。
3.米雇用統計に続いてISM非製造業景況指数も市場予想を下回り、FRBが10月会合で追加利上げを急ぐとの警戒感が後退しています。
4.米10年債利回りは5.307%まで上昇しており、追加利上げ観測が後退する一方で、高金利そのものへの警戒は残りました。
5.WTI原油先物は89.43ドルへ下落し、ドル円は一時158円30銭まで上昇したあと157円91銭まで反落するなど、原油・金利・為替にも動きがみられました。

日本市場(10月6日)|半導体から非鉄・電線へ買いが広がり日経平均7万円台回復

前夜の米国市場ではハイテク株を中心に買いが入り、NASDAQが1.05%上昇して最高値を更新しました。特にエヌビディアの上昇がAI・半導体関連への買いを支え、その流れは6日の日本市場にも波及しています。アドバンテストやTDK、東京エレクトロン、イビデン、ディスコなど半導体・電子部品関連が上昇し、日経平均を押し上げました。一方、米国では国債利回りが高い水準で推移しており、日本でも金利上昇への警戒が残っていたため、全面的に同じ銘柄が買われるというより、強弱を伴いながら物色が広がっています。

日経平均は前日比737.12円高の70,683.98円で取引を終え、終値としては7月1日以来、約3カ月ぶりに7万円台を回復しました。前日に1,637円上昇していたことから高値警戒感や利益確定売りも意識されましたが、半導体関連への買いが続き、上昇基調を維持しています。TOPIXも38.34ポイント高の4,183.56ポイントと続伸しており、日経平均だけが上昇したわけではありません。東証プライム市場では値上がり銘柄が全体の74.2%を占め、市場全体にも買いが広がりました。

東証プライム市場の売買高は21億3,700万株、売買代金は7兆3,048億円でした。値上がりは1,153銘柄、値下がりは349銘柄、変わらずは50銘柄となり、33業種のうち30業種が上昇しています。上昇率上位には非鉄金属、精密機器、銀行業が入り、半導体株だけに資金が集中した前日とはやや異なる広がりがみられました。フジクラやJX金属、三井金属など非鉄・電線関連にも買いが向かっており、AI・半導体を起点とした物色が他の関連業種へ広がったことも、この日の特徴の一つです。

個別銘柄では、アドバンテストが日経平均の上昇を大きく押し上げたほか、TDK、ファーストリテイリング、フジクラ、リクルートHD、太陽誘電、東京エレクトロンなどが上昇しました。為替市場でドル円が158円前後の円安水準で推移したことも輸出関連株の支えとなっています。一般的に円安は、海外で稼いだ利益を円へ換算した際の金額を押し上げる場合があるため、輸出企業にとってプラス材料として意識されることがあります。一方、半導体関連でもキオクシアHDやKOKUSAI ELECTRICは下落し、ソフトバンクグループや三菱重工業、三菱電機なども売られました。同じAI・半導体関連でも株価の方向は一様ではなく、銘柄ごとの強弱が分かれています。

国内では長期金利の上昇も意識され、新発10年物国債利回りは3.105%と前日から0.020ポイント上昇しました。一般的に金利上昇は企業の資金調達コストを押し上げやすく、とりわけ借入を活用することが多い不動産業では負担として意識される場合があります。一方、銀行は貸出金利と預金金利などの金利差が収益に関係するため、同じ金利上昇でも業種によって受け止め方は異なります。この日は銀行業が上昇率上位に入った一方、不動産業は軟調となりました。

また、取引終了後の15時35分には、植田和男日銀総裁による全国証券大会での挨拶が予定されており、金融政策に関する発言にも関心が集まっていました。ただし、発言は日本市場の取引終了後であるため、6日の株価上昇を説明する直接的な材料として扱うことはできません。当日の相場と取引終了後に発表された材料は分けて考える必要があります。

日本市場全体のまとめ|日経平均7万円台回復、物色は幅広い業種へ

1.日経平均は737.12円高の70,683.98円となり、終値として約3カ月ぶりに7万円台を回復、TOPIXも38.34ポイント高の4,183.56ポイントまで上昇しました。
2.前夜の米ハイテク株高を受け、アドバンテストやTDK、東京エレクトロンなど半導体・電子部品関連への買いが日経平均を押し上げました。
3.東証プライム市場では値上がり銘柄が74.2%を占め、33業種中30業種が上昇し、非鉄金属や精密機器、銀行業などへ物色が広がっています。
4.フジクラ、JX金属、三井金属など非鉄・電線関連にも買いが入った一方、キオクシアHDやKOKUSAI ELECTRICなど下落した半導体関連株もあり、銘柄ごとの強弱が分かれました。
5.新発10年物国債利回りは3.105%まで上昇し、金利上昇が意識されるなかで銀行業が上昇率上位に入った一方、不動産業は軟調に推移しました。

トレード銘柄|野村不動産HDを10株買い増し

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

本日、楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 3231 野村不動産ホールディングス
    株  価: 847.6円
    数  量: +10株
    合  計: 120株

売却銘柄

  • なし

9月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|ヒューリックは約定せず、野村不動産HDを買い増し

私用があったため、この日はデイトレードを行いませんでした。その一方で、NISAでヒューリックを保有するため単元未満株の買い注文を出していましたが、楽天証券では約定に至っていません。SBI証券の単元未満株は約定する時間が決まっており成行注文となるのに対し、楽天証券では指値注文ができるものの、スプレッドを含んだ価格で売買されます。そのため現在の株価を基準に指値を入れても約定せず、午前の取引終了後には注文が取り消されました。後場に入ってからあらためて注文を出しましたが、同じように指値へ届かないまま、この日の購入は見送る結果となっています。

SBI証券では、この日の地合いのなかでも軟調だった不動産業から、現在の株価で配当利回りが5.2%となっている野村不動産ホールディングスを10株買い増ししました。最近の株価推移を見ると840.0円付近で反発する場面がみられており、サポートラインとして機能している可能性も考えています。ただし、ここからすぐに買い増しを進めるのではなく、今後の値動きを確認しながら追加購入を考えていく予定です。

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