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兼業投資家が小金持ちを目指すブログ

【デイトレード】ENEOS一部売却とパーク24損切りの背景|5月26日のデイトレ結果

2025年5月26日

投資歴4年の兼業投資家が挑んだ2025年5月26日のデイトレード。本日は、米国がEUへの関税導入を延期したことで日本市場は反発し、日経平均は371円の大幅高となりました。そうした地合いのなか、エネルギー関連銘柄の調整を目的としたENEOSの一部売却と、月次好調に期待したパーク24のスイング損切りが実行されました。また、日中のデイトレでは小幅ながら着実な利益確定も。市場環境の変化とともに、トレード戦略とポートフォリオ調整の難しさが浮き彫りとなった一日を振り返ります。

2025年5月26日の市況|米欧通商交渉の行方と日本市場の反応

主要指標(5月26日時点)

日経平均:37,531,53(+371.06)
TOPIX:2,751.91(+16.39)
NYダウ:41,603.07(-256.02)
NASDAQ:18,737.21(+188.53)
S&P500:5,802.82(-39.19)

米国市場:EU製品への50%関税、7月9日まで延期

トランプ大統領は5月23日、EU製品への50%関税導入を6月1日から7月9日へ延期することを発表しました。フォン・デア・ライエン欧州委員長との電話会談の結果、交渉の余地を残すことを目的とした措置です。

関税延期により、自動車や医薬品を中心に不安定な動きがあった米国市場は、一定の安心感を得て持ち直しました。

日本市場:米国の関税延期を受けた反発

日本市場は米関税延期を好感し反発。日経平均は大幅に上昇し、自動車や機械など輸出関連銘柄が買われました。一方で、通商交渉の先行きには不透明感が残っており、投資家は慎重な姿勢を崩していません。

このような状況下での投資判断には、最新の情報収集と柔軟な対応が求められます。今後の市場動向を注視しつつ、リスク管理を徹底することが重要です。

デイトレード銘柄|小幅な利益確定と損切り、バランスを取った運用

楽天証券

本日5月26日の楽天証券におけるデイトレード結果を振り返ります。

  • 4666 パーク24
     株価:2,044.0 → 1,949.0
     約定日:5/19 → 5/26
     収支:-9,500円
     根拠:月次実績が良好だったため、スイング目的でエントリー。しかし、先週の下げが続き、想定より下落幅が大きかったため、損切りを実施。
  • 6526 ソシオネクスト
     株価:2,013.0 → 2,019.5
     約定時間:09:45:59 → 09:50:13
     収支:+650円
     根拠:売買代金ランキングから注目銘柄として選定。
  • 7014 名村造船所
     株価:2,158.0 → 2,161.0
     約定時間:10:01:01 → 10:09:18
     収支:+300円
     根拠:日米の経済交渉において、日本側が造船分野での協力姿勢を示すニュースが出たため。
  • 4475 HENNGE
     株価:1,689.0 → 1,693.0
     約定時間:10:17:30 → 10:19:20
     収支:+400円
     根拠:売買代金ランキングからの注目により短期回転。

SBI証券

買い増し銘柄(5/19~5/23)

  • 1605 INPEX +4(77)
  • 2914 JT +1(51)
  • 4063 信越化学工業 +1(19)
  • 5020 ENEOS +3(193)
  • 5201 AGC +1(1)
  • 5406 神戸製鋼所 +6(76)
  • 7272 ヤマハ発動機 +31(75)
  • 8593 三菱HCC +1(182)
  • 9513 Jパワー +1(1)

5月26日の買い増し

  • 1605 INPEX +1(78)
  • 5406 神戸製鋼所 +1(77)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1(76)

売却銘柄

  • 5020 ENEOS -93(100)
     売却理由:エネルギー関連銘柄の比率がポートフォリオ内で高まっていたため、調整目的で売却を実施。本来200株まで買い増して100株売却を考えていたが、買い増しによる取得単価上昇を懸念し、端数の93株を先に売却。

反省点

本日のトレードを振り返るにあたり、以下の点を反省材料とします。

  1. スイング判断のタイミングと市場全体の流れへの意識不足
     パーク24のスイングエントリーは、月次の良さを材料にした判断であったが、週を通しての下落基調であり損切りに至った。個別材料に偏重せず、市場全体の流れをより重視する必要がある。
  2. 短期トレードでの利益幅の小ささ
     他3銘柄(ソシオネクスト・名村造船所・HENNGE)については、いずれも小幅ながらプラスを確保。ただし、利益確定タイミングが早すぎた可能性があり、もう少し板の流れやボラティリティを観察できていれば収益機会を広げられたかもしれない。
  3. ポートフォリオ構成の柔軟な調整判断
     ENEOSの一時買い増し→売却という戦略は、結果的に端数の処分に留まった。調整目的の買い増しにはリスクも伴うため、目的と手段を明確化する必要がある。
  • B!