投資歴4年の筆者が、株式投資初心者から中級者の方に向けて、本日の市場動向とデイトレード結果をお伝えします。本日の日経平均は米国市場の影響を受けて大幅上昇。またJTはカナダの訴訟問題に関する引当金が発表され、投資家の不安が和らいだ結果、株価も上昇しました。デイトレ結果とともに、今後の投資戦略について振り返ります。
今日の市況｜米国株高とJTの反発が日経平均を押し上げる
昨夜の米国市場では、主要株価指数が揃って上昇しました。ダウ工業株30種平均は43,840.91ドル（+601.41ドル、+1.39%）、S&P 500指数は5,954.50ポイント（+92.93ポイント、+1.59%）、ナスダック総合指数は18,847.28ポイント（+302.86ポイント、+1.63%）となりました。
これを受けて、日経平均株価は37,785.47円（+629.97円、+1.70%）と大幅に上昇しました。特に後場に入り上げ幅を拡大し、投資家心理の改善が見られました。業種別では、金融、一般消費財、情報技術セクターが上昇を牽引しました。
またJTは、カナダでの訴訟問題に関する損失引当金約4,000億円を2024年度の営業費用として計上することを発表しました。これにより不透明感が解消され、投資家の安心感から同社株は反発し、3,811円（+61円）で取引を終えました。なお、JTは日経平均株価への寄与度は高くありませんが、その上昇が市場全体のセンチメント改善に寄与したと考えられます。さらに、今年度の配当予定に変更はないとのことで、配当利回りを重視する投資家にとっても好材料となりました。
デイトレ銘柄｜ソシオネクストと三菱重工で小幅な利益確定
楽天証券
- 6526 ソシオネクスト 2,178.0→2,180.5（収支+250円）
- 7011 三菱重工 2,126.5→2,128.0（収支+150円）
※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
SBI証券
単元未満株の買い増し
- 1852 淺沼組
- 8058 三菱商事
売却した銘柄はありません。
反省点｜エントリータイミングと利益確定の重要性
本日のデイトレードでは、小幅ながら利益を確保することができました。しかし、以下の点について反省が必要と感じています。
- エントリータイミングの精度向上
ソシオネクストと三菱重工の取引では、エントリータイミングがやや遅れたため、利益幅が限定的となりました。今後は、より精度の高いエントリーポイントを見極める必要があります。 - 利益確定の判断
利益確定のタイミングを早めることで、リスクを抑えることができましたが、もう少し利益を伸ばせる場面もありました。今後は、相場の状況を総合的に判断し、柔軟な対応を心掛けたいと思います。 - 情報収集の強化
市場全体の動向や個別銘柄のニュースをより迅速に収集し、取引に反映させることが重要であると再認識しました。特に、企業のファンダメンタルズや業界のトレンドを把握することで、より有利な取引が可能となるでしょう。
今後もこれらの点を改善し、安定したトレード成果を目指してまいります。
