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【デイトレード】米インフレ鈍化で期待高まるも、日経平均は反落|5月15日のデイトレ結果

投資歴4年の兼業投資家が、初心者から中級者の方々に向けて、日々のデイトレード結果とその戦略を公開しています。リアルな取引記録を通じて、皆さまの投資判断の一助となれば幸いです。

2025年5月15日の市況|米中関係の緩和と円高が市場に影響

2025年5月15日時点
日経平均:37,775.51(-372.62)
TOPIX:2,738.96(-24.33)
NYダウ:42,051.06(-89.37)
ナスダック総合:19,146.80(+136.72)
S&P500:5,892.58(+6.03)

米国市場の動向(5月14日)

5月14日の米国株式市場は、主要株価指数がまちまちの動きとなりました。S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.1%と0.7%の上昇を記録し、テクノロジー株が市場を牽引しました。特に、NVIDIAはサウジアラビアのAI企業との大型契約を発表し、株価が前日比3.6%上昇。また、Palantirも好調な業績を背景に株価が上昇しました。一方、ダウ平均はユナイテッドヘルスの株価下落が影響し、0.2%の下落となりました。

経済指標では、4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.4%と、前月の3.5%から鈍化しました。これにより、インフレ圧力の緩和が示唆され、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が高まりました。市場では、9月と12月に利下げが実施されるとの見方が広がっています。

日本市場の動向(5月15日)

5月15日の東京株式市場は、日経平均が前日比372.62円安の37,775.51円と続落しました。短期間での急上昇の反動による利益確定売りが続き、円高の進行も相場の重しとなりました。特に、輸出関連銘柄に売りが広がり、相場全体の下押し要因となりました。

為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=148円台後半に下落しました。これにより、輸出企業の業績への懸念が高まり、株式市場に影響を与えました。

今後の展望

米国市場では、インフレ指標の鈍化とFRBの利下げ期待が投資家心理を支えています。特に、AI関連銘柄への投資が活発化しており、テクノロジーセクターが市場を牽引する展開が続く可能性があります。

一方、日本市場では、為替動向や米国市場の影響を受けやすい状況が続いています。円高の進行や米国の金融政策の変化が、日本企業の業績や投資家心理に影響を与える可能性があるため、引き続き注視が必要です。

デイトレード結果|決算発表を活用した短期取引戦略

楽天証券

  • 2124 ジェイエイシーリクルートメント
    • 株価:894.0 → 899.0
    • 約定時間:09:20:14 → 09:22:01
    • 収支:+500円
    • 根拠:5月14日に第1四半期の決算発表があり、経常利益が前年同期比で54%増益となったことが好感され、株価が上昇。短期的な値動きを狙ってエントリーしました。
  • 7358 ポピンズ
    • 株価:1,291.0 → 1,292.0
    • 約定時間:09:51:16 → 09:58:08
    • 収支:+100円
    • 根拠:5月14日に第1四半期の決算発表があり、経常利益が前年同期比で2.2倍となったことが材料視されましたが、出来高が少なく、上昇の勢いが弱かったため、リスク回避のため早めに撤退しました。
  • 6620 宮越ホールディングス
    • 株価:1,354.0 → 1,358.0
    • 約定時間:10:23:20 → 10:23:44
    • 収支:+400円
    • 根拠:5月14日に決算発表があり、今期の経常利益が57%減益と発表されましたが、株価の値動きに勢いがあったため、短期的な反発を狙ってエントリーしました。

SBI証券

本日はSBI証券では商船三井を売却しています。

  • 9104 商船三井
    先日の決算発表で、今期の減益と減配を発表していた為、大きく株価は下落していた。しかし株価は持ち直し利益となったことと、利回りの低下が売却の理由です。

保有銘柄の中で以下の企業が決算発表を行いました。

  • 261A 日水コン
    • 決算内容:第1四半期の経常利益が前年同期比で29%増益。インフラ関連銘柄として、今後も安定した成長が期待されるため、引き続き保有予定です。
  • 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
    • 決算内容:今期の最終利益が前年同期比で7%増益となり、3期連続の最高益を更新。配当も6円増配されました。
  • 8411 みずほフィナンシャルグループ
    • 決算内容:今期の最終利益が前年同期比で6%増益となり、2期連続の最高益を更新。前期配当を10円、今期配当を5円増配。トランプショック時に購入した銘柄であり、配当金の受け取りは今年の12月からとなりますが、購入時と比較して合計15円の増配となっており、嬉しい限りです。
  • 8593 三菱HCキャピタル
    • 決算内容:今期の最終利益が前年同期比で18%増益となり、5期連続の最高益を更新。配当も5円増配されました。インカムゲインとキャピタルゲインの両面で資産形成に寄与しており、長期保有を検討しています。

反省点

本日の取引では、決算発表を材料とした短期的な値動きを狙ったエントリーが中心となりました。特に、出来高や値動きの勢いを見極めることの重要性を再認識しました。今後は、エントリー前の情報収集とリスク管理を徹底し、より精度の高いトレードを目指していきます。

  • B!