2025年4月28日の市況は、米中関係の緩和期待と円安進行を背景に日本市場が力強く上昇しました。米国市場も主要3指数が堅調で、特にハイテク株の買い戻しがナスダックを押し上げました。今回のブログでは、この日の市況を振り返りつつ、楽天証券とSBI証券でのデイトレード収支を詳細にご報告します。初心者の方にもわかりやすく解説し、トレードのポイントや反省点も共有しますので、ぜひご参考にしてください。
2025年4月28日の市況｜米中関係の緩和期待と円安進行が市場を押し上げる
主要指数（4月28日時点）
日経平均：35,839.99（+134.25）
TOPIX：2,650.61（+22.58）
NYダウ：40,113.50（+20.10）
ナスダック総合：17,382.94（+216.90）
S&P500：5,525.21（+40.44）
米国市場の動向（4月25日）
4月25日の米国市場では、主要3指数が揃って上昇しました。ナスダック総合指数は1.3%上昇し、ハイテク株の買い戻しが牽引しました。アルファベット（Googleの親会社）が好決算を発表し、市場の追い風となりました。一方で、インテルは弱い収益見通しを受けて株価が下落しました。全体的には、米中貿易摩擦の緩和期待が市場を支えました。
日本市場の動向（4月28日）
日本市場も米国市場の好調を背景に続伸しました。日経平均株価は一時36,000円を超え、その勢いを終値でも維持しました。トランプ政権の関税政策への懸念が和らぎ、円安も進行したことで輸出関連株や金融株が買われました。
4月30日と5月1日に予定されている金融政策決定会合では、トランプ関税の影響を見極めるため、政策金利は0.5%に据え置かれ、見通しは下方修正されるものの利上げスタンスは維持される見通しです。
デイトレード銘柄｜小幅ながらも堅実な利益を確保
楽天証券
- 7014 名村造船所
- 株価：1,994.0 → 1,999.0
- 約定時間：09:25:22 → 09:25:36
- 収支：+500円
- 根拠：輸送用機器の業種別ランキングで上昇率トップ。売買代金ランキングでもスタンダード市場内でトップのためエントリー。
- 7003 三井E&S
- 株価：1,844.0 → 1,847.0
- 約定時間：10:39:02 → 10:46:09
- 収支：+300円
- 根拠：米政府が日本に造船投資の協力要請を報じられていたため株価上昇。
- 6524 湖北工業
- 株価：1,839.0 → 1,840.0
- 約定時間：12:49:53 → 13:04:24
- 収支：+100円
- 根拠：4月22日のレーティング変更による値動きを受けてのエントリー。しかし前場の高値から下落傾向だったため反省点。
SBI証券での動き
本日は買い増し、売却した銘柄はありませんでした。また、保有銘柄の中から以下の企業の決算発表がありました。
- 4204 積水化学工業
25年3月期の連結経常利益は4.8%増の1,109億円。26年3月期も5.1%増の見込み。5期連続の過去最高益更新で配当も増額。 - 6301 小松製作所
25年3月期の連結税引き前利益は5.1%増の6,048億円。26年3月期は26.9%減の4,420億円見通し。配当は維持。
反省点｜エントリータイミングと銘柄選定の精度向上が課題
名村造船所と三井E&Sで堅実に利益を出せましたが、湖北工業ではエントリーのタイミングが甘く、利益はわずかにとどまりました。特に前場高値からの下落局面でのエントリーはリスクが高いので、今後はチャートの動きと市場全体の流れをより慎重に分析し、エントリーポイントの精度を上げる必要があります。
