今日の市況|日産・ホンダの統合撤回?その時市場の反応は?
トランプ関税に関するニュースもひと段落するも、依然として懸念は残る状況です。2月4日にはAlphabetの決算発表があり、10-12月期の総収入が市場予想に届かず、株価は約7%下落しました。しかし、米市場全体ではパランティアが24%、スーパー・マイクロ・コンピューターが8.6%上昇し、ハイテク株の好調さが目立ちました。
日経平均も前場はプラス圏で推移していましたが、円高方向の影響もあり、下落へと転じる場面が見られました。しかし、その後再び上昇し、最終的には38,831.48円(+33.11円)で取引を終えています。
また、朝にはホンダが日産の株式を取得し、子会社化を打診しているとの報道がありました。これにより、日産との経営統合協議の打ち切りが検討される可能性が示唆されました。14:50頃には日産が経営統合に向けた基本合意書を撤回する方針を固めたとのニュースが伝えられ、ホンダ株は急伸しました。また同時刻、日産株は内容の真偽確認の為売買停止となっていました。ホンダとしては、経営不振の日産を抱え込むリスクが軽減されたことが好感されたものと推測されます。1月末には三菱自動車も経営統合を見送る決定をしており、今後の自動車業界の動向に注視する必要があります。
デイトレ銘柄|本日のトレード結果と振り返り
- 6723 ルネサスエレクトロニクス 2,056.0→2,094.5(+3,850円)
昨日からの持ち越し。含み損のまま持ち越していたが、朝イチの高値で売却。 - 7203 トヨタ自動車 2,907.0→2,909.0(+200円)
本日決算発表があり、通期の営業利益を4,000億円上方修正。しかし、トレードは決算前の前場に実施しており、微益で終了。 - 9107 川崎汽船 2,070.5→2,059.5(-1,100円)
2月4日に決算発表があり、4-12月期の営業利益は31.5%増で上昇していたためエントリー。しかし、含み損となり撤退。 - 7011 三菱重工業 2,218.5→2,220.0(+150円)
僅かな上昇を利益として確保。2月4日の決算発表は好調だったものの、市場予想を下回り、本日も下落。 - 8308 りそなホールディングス 1,158.5→1,163.5(+500円)
※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
また、SBI証券で保有している銘柄の売却を行いました。
- 2117 ウェルネオシュガー
売却理由: 配当金目的で保有していたが、保有株数から得られる配当金よりキャピタルゲインが上回ったため。しかし、期待ほどの上昇が見られなかったこともあり売却を決断。
反省点|本日のトレードを振り返る
- ルネサスエレクトロニクスは持ち越しの判断が吉と出たが、リスク管理の観点からは慎重な対応が必要。
- トヨタ自動車は決算前の取引となり、値動きの影響を十分に活かせなかった。決算発表後の動向を見極めるべきだった。
- 川崎汽船のエントリーは決算後の流れを読んだが、思惑と反する動きとなったため、エントリータイミングの見直しが必要。