福祉職として働くなかで、将来への不安や限られた収入に悩んでいた私が出会ったのが「資産運用」という選択肢でした。投資にまったく縁がなかった初心者の私でも、株式投資を通じて未来への備えを始められたのは、ある一冊の本との出会いがきっかけです。この記事では、投資に興味を持った理由や、福祉職ならではの視点から見た資産運用の第一歩について、実体験を交えてお伝えします。
はじめに
私は銀行員の父と、家業を支える母のもとで育ちました。いわゆる普通の家庭で、「お金はコツコツ貯金するもの」という価値観が自然と染みついていました。
学生時代はゲーム制作に夢中で、工業高校から理系大学へ進学。将来はゲーム会社や技術職に就くものだと信じていましたが、まさか自分が福祉職に就くなんて、当時はまったく想像していませんでした。
福祉職の現実と将来への不安
現在、私は福祉業界で働いています。業界のイメージとしてよく言われる「3K(きつい・汚い・危険)」という言葉、その現実は実際に働く中でひしひしと実感しています。
特に要介護度の高い方のケアでは、日々の業務で腰や膝にかなりの負担がかかり、体力的にも精神的にも消耗が激しいのが実情です。年齢を重ねるほど続けるのが難しくなるのは明らかで、「このままずっと働き続けられるのか?」という不安が常に頭の片隅にありました。
さらに、福祉職は平均給与も決して高くなく、毎月の収入にも限りがあります。「貯金だけでは老後が不安…」そんな思いがふくらみ、自然と資産運用という言葉が気になりはじめたのです。
投資との出会い
そんなある日、職場の休憩中に同僚から「投資信託やってみようと思ってるんだ」という話を聞きました。
それまで「投資」という言葉すら、どこか自分には関係ない世界のものだと思っていました。理系出身で、金融の知識もゼロ。父が銀行員だったこともあり、「金融の世界は厳しい」と聞かされて育った私は、無意識のうちに投資に対して壁を感じていたのかもしれません。
「投資信託ってなに?」「そんなの私にもできるの?」というのが正直な感想でしたが、その素朴な疑問が、振り返れば初心者としての第一歩だったのです。
一冊の本が開いた新しい扉
「投資って、そもそも何なんだろう?」そんなモヤモヤを抱えていた頃、本屋で一冊の本に出会いました。
タイトルは『貯金40万円が株式投資で4億円 元手を1000倍に増やしたボクの投資術』。著者は「かぶ1000」さん。タイトルのインパクトに引き寄せられるように手に取り、読み進めてみると、内容はとてもわかりやすく、初心者にも優しい構成で書かれていました。
投資の基本的な考え方や、具体的なエピソードが丁寧に紹介されており、「これなら自分でもできるかもしれない」と思わせてくれる力がありました。
これが、私にとって株式投資との本格的な出会いであり、「やってみよう」と思えるきっかけになったのです。
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おわりに
体力的にも収入的にも限界のある中で、将来への不安をなんとか解消したい。そんな思いが私を投資の世界へと導いてくれました。
福祉職という、過酷だけれどやりがいのある仕事を続ける一方で、資産運用という選択肢を持てたことで、少しずつ未来に希望を持てるようになりました。
もし、この記事を読んでいるあなたが、同じような悩みや不安を抱えているとしたら——それはごく自然なことです。
大切なのは、まずは「知ること」。私のように、一冊の本との出会いが資産運用のスタートになるかもしれません。
「投資ってなに?」そう思ったあなたにとって、この記事がその一歩となれば嬉しいです。