10年に一度の寒波襲来
この1週間、寒波の影響で多くの地域が凍りつくような寒さに見舞われ、私も外出の際は除雪作業が必要でした。特に、朝の車が雪に埋もれてしまうほどの降雪に驚きましたが、地域の特性上、寒さには強いと思っていたものの、このような極寒を体験することは珍しいです。最近はSNSにも雪景色を楽しむ投稿が増えており、京都でも幻想的な雪景色の写真がシェアされています。
本日のマーケットの動向
昨日の日経平均は、27,382.56円(+19.81)で引けました。小幅ながらも上昇を続ける展開が見られます。特に、銀行業や鉄鋼業が堅調に推移しており、その中でも注目すべきは日本製鉄の再上昇です。火曜日の調整を受けて下落していたものの、週後半には右肩上がりで回復しており、鉄鋼業全体にとってもポジティブなシグナルとなりそうです。
信越化学の株式分割と増配
注目すべき企業は、信越化学です。2024年4月1日から1株を5株に分割することを発表し、株主還元策として配当金も50円増配されることが発表されました。この発表を受けて、株価は一時的に18,305円(+720円)となり、現在の配当利回りは2.73%となっています。
信越化学は、これまで単元未満株として保有していたため、株価が高くて買い増しに抵抗を感じていた方も多いでしょう。しかし、株式分割により買い増しがしやすくなったため、今後の投資戦略において再評価されるべき銘柄です。分割後は1株あたりの株価が下がることで、資金効率が良くなり、投資家にとっては再投資しやすくなります。
トレード銘柄
本日、楽天証券では特にトレードは行いませんでしたが、SBI証券にて以下の銘柄を買い増ししました。
- 菱洋エレクトロ
- タマホーム
菱洋エレクトロは、権利付き最終日を迎えており、これから配当権利を取得するために保有しています。タマホームは、記念配当を目的に買い増しを行っていますが、決算発表後に増配が発表されたこともあり、株価が上昇してきました。記念配当目的での買い増しが高値での取得を招いたものの、先行投資が後に利益を生む投資の基本を再認識させられました。
株式投資においては、早期に買い増しをしておくことで、増配や好材料による株価上昇時に利益を得やすくなります。一方で、価格が上昇した後に群がって高値で買うのは避けるべきであり、冷静な判断が求められます。