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【月次報告】AI相場と日本株最高値更新|2026年5月の収支まとめ

兼業投資家の5月収支を総まとめ。勝因と改善点を整理した月間レポート。

5月29日の日本市場は、なぜここまで力強い上昇となり、日経平均が歴史的な高値を更新する展開になったのか。月末を迎えたタイミングでの急伸は、単なる一日の値動きではなく、5月全体の相場環境を象徴する動きでもありました。前日の米国市場ではテクノロジー株が相場を押し上げ、主要指数がそろって高値圏を維持。インフレ指標や金利動向への警戒は残りつつも、企業業績や成長期待が優勢となり、投資家のリスク選好が戻りつつある状況が見られました。

さらに、米国とイランの停戦延長に向けた報道が中東情勢の不安を和らげ、原油価格も落ち着きを取り戻したことで、外部環境が改善。こうした流れが日本市場にも波及し、主力株や半導体関連を中心に幅広い銘柄へ買いが広がる結果となりました。5月全体を通して資金が向かいやすかったAI・半導体関連の強さが、この日も明確に表れています。

本記事では、米国市場から日本市場へとつながる相場の流れを整理しながら、5月の売買状況を月次報告としてまとめています。デイトレードの狙いと値動き、スイング(高配当投資)での売買内容、その日の判断の良かった点や改善点までを丁寧に振り返り、読者とともに相場を理解しながら成長していく姿勢を大切にしています。相場の背景を踏まえつつ、投資判断をアップデートしたい読者に向けた内容となっています。

2026年5月29日の市況|テクノロジー主導の米国高と地政学リスク後退で日本株が歴史的上昇

主要指数(5月29日時点)

日経平均:66,329.50(+1,636.38)
TOPIX:3,957.17(+55.16)
NYダウ:50,668.97(+24.69)
NASDAQ:26,917.47(+242.74)
S&P500:7,563.63(+43.27)

米国市場(5月28日)

28日の米国市場は、主要3指数がそろって上昇し、特にテクノロジー関連株が力強い値動きを見せた一日となりました。NYダウは小幅高にとどまったものの、NASDAQとS&P500は取引時間中の押し目を吸収しながら引けにかけて買いが優勢となり、高値圏での取引を維持しています。

この日の主役となったのは、クラウドデータプラットフォームを手がけるスノーフレークでした。力強い四半期決算に加え、アマゾンとの約60億ドル規模の提携が材料視され、株価が急伸。これが投資家心理を刺激し、AIやクラウド関連を中心に大型テック株へ資金が波及したとみられます。マイクロソフトなどの主要銘柄にも買いが入り、指数全体を押し上げる形となりました。

一方で、セールスフォースのように決算内容は悪くないものの、AI投資負担への懸念から上値が重くなる銘柄もあり、同じテックセクター内でも明暗が分かれる場面が見られました。

マクロ環境では、インフレ指標であるPCE(個人消費支出価格指数)が市場の一部で警戒され、金利動向への不安が意識されました。物価上昇が続く中で、FRBの利下げ開始時期が後ろ倒しになる可能性が意識され、金利に敏感なセクターでは様子見姿勢も広がりました。それでも引けにかけて買い戻しが入り、企業業績や成長期待を評価する流れが優勢だった印象です。

さらに、米国とイランの停戦延長に向けた動きが報じられたことで、中東情勢を巡る過度なリスクオフ姿勢が和らぎました。原油価格は90ドルを下回る水準まで落ち着き、エネルギー価格高騰によるインフレ加速懸念が一時的に後退。企業収益への圧迫要因が軽減されるとの見方が広がり、市場の支えとなりました。

VIXは15台半ばで推移し、短期的な警戒感は限定的。急激なリスクオフに備える動きよりも、押し目を拾うスタンスが取りやすい環境が続いていると受け止められています。

セクター別では、テクノロジーやコミュニケーション関連が堅調だった一方、金融や一部の景気敏感株は相対的に落ち着いた値動きにとどまりました。インフレや金利のリスクを意識しつつも、AIやクラウドといった成長テーマへの関心が引き続き強い一日でした。

米国市場全体のまとめ

  1. 主要3指数がそろって上昇し、NASDAQとS&P500は高値圏で引けた。
  2. スノーフレークの急伸をきっかけに大型テック株へ資金が流入。
  3. PCEを受けた利下げ時期への警戒感は残るものの、成長期待が優勢。
  4. 米国とイランの停戦延長観測で原油価格が落ち着き、リスクオフ後退。
  5. VIXが低位で推移し、押し目買いが入りやすい環境が継続。

日本市場(5月29日)

週末を迎えた日本市場は、前日までの軟調な流れから一転し、全面高の展開となりました。日経平均株価は前日比1,636円38銭高の66,329円50銭と大幅に上昇し、取引時間中には一時6万6500円台まで上昇。終値として初めて6万6000円台を突破する歴史的な一日となりました。

TOPIXも55.16ポイント高の3957.17と大幅反発し、こちらも過去最高値を更新。東証プライム市場の売買代金は概算で16兆円超と非常に高い水準となり、市場の熱気を象徴する結果となりました。

上昇の背景には、米国とイランの停戦延長に関する報道があり、中東情勢を巡る不安が和らいだことが大きく影響しています。前日の米国市場が主要指数そろって最高値を更新した流れも追い風となり、朝方から買いが先行しました。

個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが急伸し、2銘柄だけで日経平均を600円以上押し上げる原動力に。AIや半導体関連への物色も強く、東京エレクトロン、信越化学工業、イビデン、SUMCOなどが軒並み高値をつけました。

電子部品株にも資金が流れ、太陽誘電やTDK、村田製作所などが大きく上昇。キーエンスやリクルートホールディングス、自動車大手のトヨタ自動車やパナソニックホールディングスなど、日本を代表する主力株も総じて堅調でした。

日本企業はインフレや原材料高といった逆風下でも最高益を更新する企業が多く、国内外の投資家から改めて評価されている様子がうかがえます。株価指標も過熱感を示していないとの見方があり、押し目買いが終日続いた一日でした。

日本市場全体のまとめ

  1. 日経平均とTOPIXがそろって過去最高値を更新。
  2. 米国とイランの停戦延長報道で地政学リスクが後退。
  3. 米国市場の最高値更新を受け、朝方から買いが先行。
  4. ソフトバンクGやファーストリテイリング、半導体関連が指数を押し上げ。
  5. 日本企業の業績評価が進み、主力株に幅広く資金が流入。

トレード銘柄|本日の売買動向

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

本日、楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 3861 王子ホールディングス
    株  価: 5円
    数  量: +株
    合  計: 130株
  • 5803 フジクラ
    株  価: 円
    数  量: +1株
    合  計: 10株

売却銘柄

  • 7267 ホンダ
    株  価: 1,456.2円
    数  量: -100株
    合  計: 0株
    売却理由: 高配当であり魅力的であり購入していたが、購入時にEV戦略の見直しが発表され結果高値つかみとなってしまっている。期末分の配当を得られ買値まで戻ったことで売却している。

4月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|エントリー判断と今後の課題

本日の買い増しは、保有銘柄の中で長期的な収益貢献が期待できる企業を中心に行いました。一方でホンダは、購入直後の材料変化により高値掴みとなり、その後の下落局面で買い増しを躊躇した点が反省材料です。結果的に買値まで戻ったタイミングで売却しましたが、今後調整があれば再度エントリーを検討したいと考えています。

2026年5月のまとめ

楽天証券

地政学リスクが不透明な中でも、米国・日本市場ともに上昇基調が続きました。ただし資金の流れはAI・半導体関連に偏っており、全体が均等に買われているわけではない印象です。そのためデイトレは控えめとし、保有株の売却を中心に対応しました。

QPSホールディングスは約2年間含み損でしたが、スペースXの上場観測を背景に宇宙関連が上昇し、ようやく利確。デイトレ目的でのエントリーだった点を踏まえると反省点もありますが、今後の対策が必要と感じています。ソニーFGはNISA口座での保有に切り替えるため売却しました。

SBI証券

高配当投資を軸に運用していますが、広く浅く買い進めていたため、ポートフォリオのリバランスを実施。元本回収済みの銘柄もあり、精神的な安定を得ながら運用できています。今後もより洗練されたポートフォリオを目指して調整を続ける予定です。

売買状況は以下の通りです。

details table thead tr th { background-color: #eefaff !important; color: #000000 !important; } details summary .arrow { color: red; クリックで売買状況の詳細を表示
コード 銘柄名 売買数 売買理由
141A トライアルHD +2株 成長株としての購入
3861 王子ホールディングス +30株 高配当銘柄として購入
4204 積水化学工業 +5株 テーマ株として購入
5016 JX金属 +3株 テーマ株として購入
5803 フジクラ +8株 テーマ株として購入
6501 日立製作所 +2株 テーマ株として購入
7013 IHI +5株 テーマ株として購入
8136 サンリオ +32株 テーマ株として購入
8904 AVANTIA +5株 高配当銘柄として購入
9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス +3株 応援株として
2768 双日 -8株 ポートフォリオのバランス調整の為売却
6301 コマツ -6株 株価下落に伴い利益確保のため売却
7267 ホンダ -100株 株価上昇に伴い利益確保のため売却
9513 Jパワー -10株 株価上昇で一定の利益が得られた為売却

年間配当金は193,038円(先月比-732円)、利回りは4.12%(先月比+0.15%)。ホンダ売却により配当金は減少したものの、利回りの低い銘柄を売却したことで全体利回りは改善しました。

details table thead tr th { background-color: #eefaff !important; color: #000000 !important; } details summary .arrow { color: red; クリックで配当金の詳細を表示
コード 銘柄名 金額
8904 AVANTIA 3,029円

2026年5月第5週の実現損益

2026年の5月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(5月25日~5月29日):+36,600円
5月の合計収支:+37,220円

SBI証券
スイングの合計収支(5月25日~5月29日):+4,756円
5月の合計収支:+32,140円

配当・分配金(楽天+SBI):+6,308円

トータル収支:+65,668円

5月第4週 | 5月第3週 | 5月第2週 | 5月第1週

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