2025年6月25日のデイトレードブログ収支報告です。中東情勢の緩和と原油安を背景に米国市場はリスクオンムードが広がり、利下げ観測も追い風に。日本市場も半導体株が堅調で日経平均は続伸となりました。デイトレードではキオクシアをはじめ、売買代金上位銘柄を狙った短期売買が中心。今回も「利益は小さくとも確実に」をモットーに、コツコツと収支を積み上げました。この記事ではその一日の流れと、反省点も含めて振り返ります。
2025年6月25日の市況｜中東停戦＆原油安でリスクオン、利下げ観測も追い風
主要指数（6月25日時点）
日経平均：38,942.07（+151.51）
TOPIX：2,782.24（+0.89）
NYダウ：43,089.02（+507.2）
NASDAQ：19,912.53（+281.55）
S&P500：6,092（+67.01）
米国市場（6月24日）
24日の米国株式市場は、イスラエルとイランによる停戦合意の報道が大きな安心材料となり、投資家心理が一気に好転しました。ダウ平均、S&P500、ナスダックはそろって1％以上の上昇。特にナスダック100は過去最高値を更新し、テクノロジー株が再びマーケットの主役に返り咲きです。
一方で原油価格は、中東情勢の落ち着きを受けて急落。WTI原油先物は一時65ドル台まで下落し、インフレ圧力が和らぐ展開となりました。その影響で長期金利は低下、ドルもユーロや円に対して軟調に。為替市場でも「リスクオフからリスクオン」へのシフトが鮮明でした。
FRB関連では、パウエル議長が引き続き慎重な姿勢を維持。「インフレ動向をじっくり見極めたい」とのスタンスを貫いていますが、ボウマン副議長など一部メンバーからは徐々に利下げを支持する発言も。これが市場に安心感を与え、利下げ観測がじわじわと織り込まれつつあります。
日本市場（6月25日）
東京市場では、ドル円が一時144円半ばまで進む円高が輸出関連株や銀行株にとって逆風となり、日経平均は寄り付きでやや下押し。しかしその後は米国テクノロジー株高の恩恵を受け、半導体関連銘柄がしっかりと買われました。日経平均は終値で151円高の38,942円と続伸。TOPIXも小幅ながらプラス圏で終えました。
為替の円高進行には、日銀のタカ派姿勢も影響。日銀は物価上振れリスクへの警戒感を維持しており、これが円買い材料となっています。ただし、中東情勢がひと段落したことで、市場の視線は今後のFRBの証言や日銀の政策判断、さらには為替の動向へと移りつつあります。
地政学・為替・政策が交錯する相場展望
今の相場の主役はズバリ「中東停戦、原油安、利下げ観測」の三本立て。まず地政学リスクの後退がグローバルにリスクオンムードを誘発。原油安によるインフレ沈静化も株式市場にはプラス材料です。
アメリカでは「FRBは焦らない、でも市場は期待する」という絶妙な温度感が続き、株式への資金流入が加速。一方、日本では円高の重石があるものの、半導体株が底堅く相場を支えています。
6月後半の展望としては、FRB要人の発言や日銀の金融政策、為替の行方、そしてインフレ指標がしばらく市場のかじ取り役になりそうです。まさに「政策・地政学・為替」の三角関係に振り回される日々ですね。
デイトレード銘柄｜キオクシアで反発狙いコツコツ収支プラス
楽天証券
- 285A キオクシアホールディングス
株 価： 2,584.0 → 2,619.0
約定時間： 6月24日 → 6月25日 09:00:17
収 支： +3,500円
根 拠：6月24日に貸借銘柄に選定されたことを受けてエントリー。ただ、その後想定外の下落に巻き込まれヒヤヒヤ…とはいえ、25日の寄り付き直後に力強い反発が確認できたため、朝イチで決済。寄り天を警戒しつつも、冷静にリカバリーできました。 - 6315 TOWA
株 価： 1,888.0 → 1,893.0
約定時間： 09:38:06 → 09:40:01
収 支： +500円
根 拠： 売買代金ランキングで上位に入ってきたことを重視。短時間勝負を狙ってさくっとエントリー、そしてさくっと利確。手数は少なくても、確実に利益を取る作戦成功です。 - 7003 三井E&S
株 価： 2,823.0 → 2,827.0
約定時間： 09:59:53 → 10:00:06
収 支： +400円
根 拠： こちらも売買代金ランキング銘柄。寄り付き直後の流れに素早く乗り、短時間トレードで小幅ゲット。1分以内で完結する超短期戦でした。 - 6023 ダイハツインフィニアース
株 価： 2,211.0 → 2,217.0
約定時間： 13:08:44 → 13:22:14
収 支： +600円
根 拠： 午後の売買代金上位銘柄として注目。流れを見極めながら、午後の短期反発をうまくキャッチできました。
SBI証券
買い増し銘柄（6月24日分も含む）
- 5406 神戸製鋼所 +1株（合計97株）
- 7272 ヤマハ発動機 +4株（合計100株）
売却銘柄
- なし
ついにヤマハ発動機は単元化達成！これで配当もひとまず一区切りですね。今後は急落局面での押し目買いを狙いつつ、他の高配当銘柄にも目を向けていき配当収入の底上げを着実に進めています。
反省点｜キオクシアの寄り天警戒、冷静に対処できたのは進歩？
24日に貸借銘柄選定でキオクシアにエントリーしたものの、想定外の下落に巻き込まれて冷や汗…。ただ、25日は朝から反発の流れをしっかりと捉え、寄り付き後すぐに利益確定できたのは自分的には大きな進歩。
特に、前日の「急上昇からの急落」という値動きのクセを事前に意識できていたことで、翌日の寄り天リスクにも冷静に対応できました。利益こそ最大化はできなかったものの、「逃げ遅れない判断」ができた点は評価ポイント。次回以降もこの冷静さはキープしたいですね。
