投資歴4年の筆者が、株式投資初心者から中級者の皆様に向けて、最新の市場動向とデイトレードの結果をお伝えします。
今日の市況|景気後退懸念による米国市場の急落と日本市場への影響
昨日、3月10日のアメリカ市場は、景気後退懸念が高まり、大幅な下落となりました。ダウ工業株30種平均は前日比890.01ドル安の41,911.71ドル(-2.08%)となり、ナスダック総合指数は727.89ポイント安の17,468.32ポイント(-4.00%)と大幅に下落しました。これらの下落は、トランプ大統領の貿易政策や関税の影響、そして景気後退への懸念が背景にあります。中国の報復関税や米国政府の追加関税の可能性、さらには政府閉鎖のリスクが市場の不安材料となっています。
この影響を受け、本日の日経平均株価も大きく下落しました。取引開始直後には900円以上の下げ幅を記録し、一時36,000円台を割る場面もありました。最終的には後場にやや値を戻し、36,793.11円(前日比-235.16円)で取引を終えました。
市場全体としては、景気後退懸念と貿易摩擦の影響が色濃く反映された一日となりました。投資家の皆様は、今後の市場動向に注視しつつ、慎重な投資判断が求められます。
デイトレ銘柄|地合いに逆行する銘柄選択と高配当戦略
楽天証券
- 141A トライアルホールディングス 2,271.0→2,276.0(収支+500円)
地合いが悪い中、ほとんどの企業が下落していましたが、売買代金ランキング内で上昇していた銘柄は僅かでした。その中で、直近で西友を買収したトライアルホールディングスを選択しました。

SBI証券
日経平均が大きく下がっていたため、悲観せずボーナスタイムという意識で以下の銘柄を購入しました。
買い増し銘柄
- 167A リョーサン菱洋
- 1812 鹿島建設
- 1852 淺沼組
- 8917 ファースト住建
- 9104 商船三井
売却銘柄
- 5938 LIXIL
高配当銘柄ではありますが、配当性向の高さから判断し、加えて配当金より含み益が多かったことから売却を決定しました。

反省点
本日の取引を振り返ると、全体的な市場の下落局面においても、個別銘柄の動向を注視し、適切な判断を下すことが重要であると再認識しました。特に、地合いが悪い中でも上昇する銘柄を見極める力が求められます。また、高配当銘柄であっても、配当性向や含み益などの要素を総合的に判断し、適切なタイミングでの売却を行うことが重要です。
今後も市場動向を注視し、柔軟かつ慎重な投資戦略を心掛けて参ります。