2月5日の株式市場は、米国株の指数ごとの方向感の違いや、ハイテク株を中心とした調整局面の影響を受け、日本市場でも利益確定売りが優勢となりました。本記事では、当日の米国市場と日本市場の動きを整理するとともに、実際のトレード内容や決算銘柄の状況、そこから得られた反省点について振り返ります。日々の相場観測と売買記録を通じて、今後の投資判断に生かしていきたい内容をまとめています。
2026年2月5日の市況|米国株の方向感の違いが日本市場にも波及
主要指数(2月5日時点)
日経平均:53,818.04(-475.32)
TOPIX:3,652.41(-3.17)
NYダウ:49,501.30(+260.31)
NASDAQ:22,904.58(-350.61)
S&P500:6,882.72(-35.09)
米国市場(2月4日)
4日の米国市場は、主要3指数がそれぞれ異なる値動きを示し、セクター間の強弱がはっきりと表れる一日となりました。NYダウは上昇した一方、NASDAQとS&P500は下落して取引を終えています。
NYダウは終値49,501.30ポイントと、前日比260.31ポイントの上昇となりました。景気動向に左右されやすい銘柄や、比較的値動きの安定した銘柄への資金流入が見られ、市場全体を下支えする形となりました。金融株やエネルギー関連株の一部に買いが入ったことも、指数を押し上げる要因となっています。
一方で、NASDAQは終値22,904.58ポイントと、前日比350.61ポイントの大幅安となりました。AI関連やソフトウエア、半導体といった成長期待の高い分野に売りが広がり、ハイテク株全体が軟調に推移しました。これまで上昇が続いていた銘柄も多く、利益確定売りが出やすい局面であったことも影響したと考えられます。
S&P500は終値6,882.72ポイントと、前日比35.09ポイント安となりました。下落幅はNASDAQほど大きくありませんでしたが、構成銘柄の中でテクノロジー株の比重が高いため、その影響を受けた形となっています。一方で、エネルギーや素材といったセクターが一定の支えとなり、下げ幅は限定的でした。
こうした指数の動きは、単なる数値の変動にとどまらず、現在の市場心理を映すものでもあります。高水準の株価やAI関連銘柄への期待感が見直される中で、投資家の姿勢はやや慎重に傾いている様子がうかがえます。その結果として、成長株から景気循環株や防御的な銘柄へと資金が移動する動きが見られました。
また、出来高は増加傾向となり、市場の値動きもやや荒くなっています。VIX指数などのリスク指標も上昇しており、投資家がリスク管理を意識し始めていることが示唆されます。加えて、原油価格の上昇や米国債利回りの動きも株式市場に影響を与えており、複数の要因が絡み合う形で指数の明暗を分ける結果となりました。
日本市場(2月5日)
5日の日本市場は、日経平均が続落して取引を終えました。終値は前営業日比475円32銭安の53,818円04銭となり、前日に引き続き下落する展開となりました。米国市場でハイテク株や半導体関連株が下落した流れを受け、日本市場でも同分野を中心に売りが優勢となりました。
午前中の取引では、日経平均が一時500円を超える下げ幅となる場面もあり、前日の米国株安の影響が色濃く反映されました。一方で、TOPIXは一時的に高値を更新する場面もあり、指数全体で見ると弱含みながらも、個別銘柄には底堅さが見られる状況でした。好決算を発表した銘柄や業績面で評価される銘柄に買いが入ったことが、市場の下支え要因となっています。
背景としては、直前までの株価上昇が急ピッチであったことも影響していると考えられます。2月3日には日経平均が史上最高値となる54,720円台を付けており、その反動として利益確定売りが出やすい局面でした。さらに、米国市場でのハイテク株安が重なったことで、調整色の強い一日となりました。
為替相場では円安方向に振れる場面もあり、輸出関連株の一部には買いが入りましたが、指数全体の下落を食い止めるほどの材料にはなりませんでした。投資家の間では、世界経済の先行きや企業業績の動向に対する慎重な見方も根強く、積極的な買いに転じにくい状況が続いているように感じられます。
トレード銘柄|短期売買と積み立て運用の記録
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 5381 マイポックス
株 価: 797.0 → 805.0
約定時間: 09:03:19 → 09:04:10
収 支: +800円
狙 い: 寄り付き直後の値動きが比較的安定しており、短時間での値幅取りが見込めると判断してエントリー。板の厚みと初動の勢いを重視した取引。 - 4259 エクサウィザーズ
株 価: 846.0 → 848.0
約定時間: 09:23:29 → 09:34:26
収 支: +200円
狙 い: 出来高の増加と価格帯別出来高を意識し、下値が意識されやすい水準での反発を狙ったエントリー。短期的な戻りを想定した取引。 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,216.0
数 量: +2口
合 計: 170口

本日のポートフォリオ内の決算銘柄
- 9432 NTT
今期最終利益を一転して4%減益へと下方修正しました。安定配当を目的として保有している銘柄であり、前日に買い増しを行っています。今回の業績修正を受け、今後の株価水準によっては、さらに追加購入を検討する可能性があります。
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 9697 カプコン +1株(合計8株)
売却銘柄
- なし
本日のポートフォリオ内の決算銘柄
- 7832 バンダイナムコホールディングス
今期経常利益を一転して2%増益へと上方修正し、過去最高益を更新しました。未定としていた配当も2円増配となっています。エンタメ関連銘柄として保有しており、配当利回りは高くないものの、株価上昇による値上がり益を狙う目的での投資です。 - 8058 三菱商事
10-12月期(第3四半期)の最終利益は20%増益となりました。洋上風力発電事業からの撤退により決算内容への不安もありましたが、結果としては比較的堅調な内容でした。株価についても底値が徐々に固まりつつある印象があり、今後は買い増しの再開を検討しています。 - 9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス
今期経常利益を34%上方修正しました。一方で、主力のデジタルエンタテインメント分野の売上減少は気になる点です。それでも長期的なブランド力への期待もあり、応援の意味を込めて継続保有する方針としています。
1月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|板読みとメンタル面の課題を振り返る
デイトレードについては、エクサウィザーズの取引において、板の厚い価格帯の下に指値を入れたものの、想定以上の売りが出て約定後に含み損を抱える展開となりました。結果的に売却までに時間を要し、利幅を十分に取ることができませんでした。含み損を抱えたことで早く手仕舞いたいという心理が働いた面もあり、今後はより冷静に板の動きや出来高を確認しながら判断していきたいと考えています。
SBI証券では、カプコンのみを買い増ししました。好決算後に株価が下落している状況を踏まえ、押し目と判断しての購入です。ただし、下落がどこまで続くかは不透明なため、今後は相場状況を見ながら段階的に判断していく方針です。
