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【新NISA】2年目はどうだった?増加率で見る2025年の運用記録

2025年の新NISA運用報告をイメージした、積み上がるコインと手がコインを置く様子の写真。資産形成の成長を表す構図。

コインが積み上がる様子で表現した、2025年の新NISA運用の成長イメージ。兼業投資家が小金持ちを目指す資産形成ストーリー。

はじめに|新NISA2年目を迎えて

2024年にスタートした新NISA制度は、気づけば2年目に入りました。
初年度は「制度に慣れる」「相場の下落に耐える」「とにかく続ける」と、感情面で消耗する場面が多かった一年だったと感じている方も少なくないでしょう。

2024年は8月の大きな下落を経験しながらも、つみたて投資と成長投資を継続してきました。そして迎えた2025年は、2024年末時点の資産をスタートラインとして、そこからどのように推移したのかを冷静に振り返る一年と位置づけています。

金額をあえて伏せている理由はシンプルです。
投資において本当に重要なのは、資産額の大小ではなく、同じ行動を再現し続けられるかどうかだからです。増加率で見ることで、市場環境の影響や投資戦略の良し悪しを、より客観的に捉えることができます。

2025年も市場は決して順調一辺倒ではなく、上下動のある一年でした。それでも、新NISAの「長期・分散・非課税」という特徴を意識しながら淡々と運用を続けた結果、一定の手応えを感じることができました。

この記事では、

  • 2024年末から2025年末にかけての増加率
  • つみたて投資枠と成長投資枠、それぞれの値動き
  • 2年目だからこそ見えてきた気づきや反省点

といった点を中心に、新NISA2年目のリアルな運用状況を共有していきます。

これから新NISAを始める方はもちろん、すでに運用中で「2年目は実際どうなのか」と感じている方の参考になれば幸いです。

2025年の市場環境をざっくり振り返り

2025年のマーケットは、穏やかな局面と神経質な局面が交互に訪れる、落ち着ききらない一年でした。
大きな金融危機はなかったものの、政治的な発言や政策の方向性に市場が敏感に反応し、短期的な値動きが目立つ場面が何度もありました。

象徴的だったのが、4月に浮上したトランプ大統領による関税強化をめぐる発言です。
この発言をきっかけに、再び保護主義が強まるのではないかという懸念が広がり、米国株式市場を中心に株価は一時的に下落しました。新NISAで米国株インデックスを保有していると、評価額の減少がはっきりと確認できる局面でした。

ただし、その後の展開は比較的早いものでした。
関税に関する発言は次第にトーンダウンし、市場は落ち着きを取り戻します。この一連の流れは、いわゆるTACOトレードと呼ばれ、「強い発言で市場が下がり、実行されずに株価が戻る」というパターンとして語られるようになりました。

結果として、4月の下落は短期間で収束し、その後の株式市場は緩やかな右肩上がりの展開となりました。

この動きは、長期投資を続ける立場から見ると非常に示唆に富むものでした。
ニュースだけを見ると不安材料が大きく感じられますが、実際の値動きを振り返ると、政治要因による下落は一過性に終わり、時間の経過とともに市場は回復しています。

2024年の大きな下落を経験していたこともあり、2025年のこの局面では、以前ほど強い不安を感じることはありませんでした。
「またか」と思いつつも、積立を止める理由にはならなかったのは、2年目ならではの心境の変化だったと感じています。

為替についても円安と円高が交互に訪れ、評価額に影響はありましたが、株価そのものの上昇基調がそれを補う形となりました。
結果として2025年は、短期的な調整を挟みながらも、年を通して見れば安定した成長を実感できる一年だったと言えます。

2025年末時点の新NISA全体の増加率

つみたて投資枠の運用結果(%ベース)

2025年の新NISA運用を振り返るうえで、最も安定した成果をもたらしてくれたのが、つみたて投資枠でのインデックス投資でした。
派手な売買や特別な判断は一切なく、「何もしなかったこと」が結果につながった一年だったと感じています。

つみたて投資枠で保有している銘柄は、以下の2本です。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

いずれも米国株式市場全体の成長を取り込むことを目的としたインデックスファンドで、個別企業の成否に左右されにくい構成です。

2024年末時点では、つみたて投資枠の評価は累積でプラス19.32%でした。
この状態を起点に迎えた2025年は、年初から順調だったわけではありません。

4月には、関税発言をきっかけとした市場の混乱により、評価は一時的にマイナス1.91%まで下落しました。
心理的には決して楽な局面ではありませんでしたが、このタイミングでも積立額を変えることなく、売却もせず、淡々と積立を継続しました。

結果として相場は回復基調に入り、年末時点では累積でプラス31.49%まで成長しました。

この推移は、インデックス投資の本質が「相場を当てること」ではなく、「市場に居続けること」にあると改めて実感させるものでした。

成長投資枠の運用結果(%ベース)

2025年の成長投資枠は、つみたて投資枠と比べると、値動きのブレが大きく、精神的に耐える時間が長い一年でした。

保有している銘柄は、

  • 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド
  • NTT

の2つです。

成長投資枠全体の増加率推移

成長投資枠全体の推移は以下の通りです。

2024年末時点:-0.28%
2025年4月:-2.32%
2025年末時点:+2.58%

最終的にはプラスで着地しましたが、つみたて投資枠と比べると控えめな結果となりました。

高配当ファンドの運用

高配当ファンドについては、毎月定額での積立を継続しています。
値動きは比較的穏やかで、配当が精神的な支えになる一方、2025年は評価額の伸びは限定的でした。

NTTの状況と考え方

NTTについては、下落時のみ購入する戦略を継続しています。
取得単価は下がっているものの、株価は含み益と含み損を行き来する展開が続いています。

配当を受け取りながら、中長期の成長を待つというスタンスで保有を続けています。

2025年の新NISA運用を振り返って得たことと、次への方針

2025年の新NISA運用を振り返ると、「結果として大きく外さなかった一年だった」というのが率直な感想です。
相場をうまく読めたわけでも、特別な判断が当たったわけでもありません。それでも、年末時点で資産が着実に積み上がっていたことは、一定の評価ができる結果だと感じています。

その背景には、つみたて投資枠と成長投資枠、それぞれに求める役割を大きく崩さずに運用できた点があります。
枠ごとの性格を意識しながら運用できたことが、結果的にブレの少ない一年につながりました。

最も安定した成果をもたらしたのは、やはりつみたて投資枠

2025年の運用で、最も安定した成果をもたらしてくれたのは、間違いなくつみたて投資枠でした。

2024年末時点での評価は、累積で+19.32%。
この状態からスタートした2025年は、年初から順調に推移したわけではなく、4月には一時的に-1.91%まで下落する場面もありました。

トランプ大統領の関税発言をきっかけとした市場の混乱や、いわゆるTACOトレードと呼ばれる展開も重なり、短期的には不安定な相場が続きました。

それでも、この期間に取った行動は非常にシンプルでした。

「積立額を変更せず、売却も行わず、ただ淡々と積み立てを継続する」

それだけです。

結果として市場は落ち着きを取り戻し、その後は比較的きれいな右肩上がりの展開となりました。
年末時点では、評価は累積で+31.49%まで成長しています。

この推移そのものが、インデックス投資の強さを分かりやすく示していると感じました。
短期の値動きに振り回されず、市場に居続けたことが、そのまま結果につながった一年だったと思います。

成長投資枠は「増えたが、想定より伸びなかった」

一方で、成長投資枠については、評価額は増加したものの、当初想定していたほどの伸びにはなりませんでした。

高配当ファンドとNTTを中心とした構成は、配当収入という安心感はありましたが、シュワブ関連やNTT株の株価が伸び悩み、全体としてはやや物足りない結果となりました。

特にNTTについては、下落局面での買い増しによって取得単価を引き下げることには成功し、保有株数も着実に増えています。
ただし、株価そのものは含み益と含み損を行き来する展開が続き、はっきりとした上昇トレンドには乗れませんでした。

結果として、

「大きく崩れることはなかったものの、大きく伸びたとも言えない」

という、ある意味で成長投資枠らしい悩みが残る一年だったと感じています。

2025年を通じて得た最大の学び

2025年の運用を通じて最も強く感じたのは、
投資の成否は、判断の巧さよりも行動を変えない力で決まる、という点です。

つみたて投資枠では、下落局面でもルールを変えずに積み立てを継続したことで、市場全体の回復と成長を自然に取り込むことができました。

一方、成長投資枠では、銘柄ごとの値動きに対する期待値の設定や、枠としての役割整理がまだ不十分だったと感じています。

「できれば値上がりしてほしい」という気持ちと、「配当を受け取りながら待つ」というスタンスが同時に存在し、評価基準が曖昧になっていた点は、明確な反省点です。

2026年に向けた方針:役割をより明確にする

これらを踏まえ、2026年は成長投資枠にインデックス連動型のETFを追加する方針を考えています。

ETFは、短期間で大きなキャピタルゲインを狙う投資には向いていません。
インデックスに連動する以上、数か月単位で大きく値上がりすることは多くありません。

ただし、長期で見れば、市場全体の成長を通じてキャピタルゲインを得られる可能性は十分にあります。
この「短期では静かだが、長期では強い」という特性は、2025年のつみたて投資枠の結果とも重なります。

一方で、NISA口座とは別に保有している個別株については、

  • 想定していたキャピタルゲインが得られた場合
  • 一定期間保有しても成長が限定的だと判断した場合

こうしたタイミングでは、売却も選択肢に入れていきます。

ただし、基本スタンスはあくまで中長期保有です。
短期的な値動きに振り回されるのではなく、企業の成長や事業の進捗を確認しながら、冷静に判断していく方針に変わりはありません。

2026年は、

  • つみたて投資枠は、引き続き何もしない運用を徹底
  • 成長投資枠は、ETFを活用して安定性を補強
  • 個別株は、キャピタルゲインを狙いつつも執着しすぎない

この役割分担をより明確にしながら、新NISAを「無理なく長く続けられる形」に整えていきたいと考えています。

まとめ|2025年の新NISA運用から得た結論

2025年の新NISA運用を振り返ると、「特別なことをしなかった一年」でした。
しかし、その何もしなかったという選択こそが、結果的に最も合理的だったと感じています。

つみたて投資枠では、2024年末の累積+19.32%からスタートし、4月には一時-1.91%まで下落しました。
それでも積立を止めることなく続けた結果、年末には累積+31.49%まで成長しています。

この推移は、インデックス投資が短期の値動きを乗り越え、時間とともに力を発揮する投資手法であることを、改めて示してくれました。

一方、成長投資枠では評価額は増加したものの、想定していたほどの伸びには届きませんでした。
高配当ファンドやNTTは、配当収入という安心感をもたらしてくれた反面、株価成長という面では物足りなさが残りました。

この経験から得た教訓は明確です。

  • つみたて投資枠は、迷わず、変えず、続ける
  • 成長投資枠は、役割を明確にし、期待しすぎない
  • 個別株は、可能性を見るが、執着しない

2026年に向けては、成長投資枠にインデックス連動ETFを加え、分散と安定性をさらに高めていく方針です。
短期的な成果を追うのではなく、長期で資産が積み上がる構造を意識した運用を続けていきます。

新NISAは、相場をうまく読む人が有利になる制度ではなく、続けられた人が結果を出しやすい制度だと感じています。
相場を読む力よりも、ルールを守る力。
判断力よりも、継続力。

2025年は、その当たり前を数字で確認できた一年でした。

これから新NISAを始める方も、すでに運用を続けている方も、
焦らず、比べず、淡々と続ける。
そのスタンスが、結果的に一番の近道になるはずです。

来年も派手な話はないかもしれません。
それでも、資産は静かに積み上がっている。
そんな運用を、これからも続けていきたいと思います。

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