2025年9月1日の市況|日経平均は大幅続落、米国市場の軟調さを引き継ぐ
主要指数(9月1日時点)
日経平均:42,188.79(-529.68)
TOPIX:3,063.19(-11.99)
NYダウ:45,544.88(-92.02)
NASDAQ:21,455.55(-249.61)
S&P500:6,460.26(-41.60)
米国市場(8月29日)
8月29日の米国株式市場は、先週の史上最高値更新の反動で利益確定売りが優勢となり、主要指数は揃って下落しました。S&P 500は前日比41.60ポイント安の6,460.26、ナスダックは249.61ポイント安の21,455.55、ダウ平均は92.02ポイント安の45,544.88で取引を終え、小型株指数のRussell 2000も調整しました。
背景には、AI・テクノロジー株の軟調な動きがあり、特にDellやNVIDIAといった注目銘柄が売られたことが響きました。
ただし、7月のPCE(個人消費支出)物価指数は前年比2.6%と安定し、コアPCEも2.9%にとどまったことで、FRBが9月に利下げに踏み切る可能性は依然として高いとの見方が維持されています。
週全体では、S&P 500とナスダックが小幅な下落にとどまり、ダウ平均も同様の展開。むしろRussell 2000は上昇し、年初来でもS&P 500が+9.8%、ナスダックが+11.1%、ダウが+7.1%と堅調な水準を維持しています。
日本市場(9月1日)
週明けの日本市場は大幅続落となり、日経平均は前日比529円68銭安の42,188円79銭で大引けを迎えました。特に半導体関連株に利益確定売りが集まり、アドバンテストの下落が指数を押し下げました。
さらに、米国市場がレイバー・デーで休場となる影響で薄商いとなり、先物主導の売りが一時加速。日経平均は42,000円を割り込む場面もありました。ただ、後場には国内勢による買いが入り、下げ幅を縮小しました。
個別銘柄では値下がり数が優勢でしたが、医薬品や生活関連、インフラといったディフェンシブ株には資金が流入。外需依存のテクノロジー株と内需系株の間で投資マインドが揺れ動いた一日でした。
トレード銘柄|地合いに押されつつも淡々と積み上げ中
楽天証券|積み立て投資
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,083.0
数 量: +2口
合 計: 32口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 1719 安藤・間 +1株(合計49株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計122株)
- 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計187株)
売却銘柄
- なし
反省点|冷え込む相場でも買い増し継続、押し目待ちの姿勢
全体相場が軟調に推移する中でも、その日の下落局面を捉えて買い増しを行えた点は評価できます。特に後場にかけて保有銘柄の一部がプラスからマイナスへと変わる流れの中で、安値を拾えたのは良い対応でした。
一方で、9月は6月配当月の銘柄からの配当金が入金されるため、資金を有効に活用して追加購入を進めたいところ。ただし、JTのように取得単価を大きく上回る株価水準では手を出しにくいため、焦らず買い場を見極めることが課題となります。