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【収支報告】ファースト・リパブリック銀行破綻、SVBから続く金融不安とFOMCの行方|5月1日のデイトレ結果

2023年5月1日

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SVBの破綻によって揺れた米国の金融市場に、今度はファースト・リパブリック銀行の破綻という新たな衝撃が走りました。その一方で日本市場では日経平均が29,000円台を回復しており、米国金融不安と日本株の強さが同居するなか、本日のマーケットやAimingのデイトレード、そしてFOMCを控えた今後の相場について考えます。

日経平均は29,000円台を回復、円安を追い風に日本株は堅調

米国では銀行を巡る信用不安が続いているものの、本日の日本市場はその不安を感じさせないほど堅調な値動きとなり、日経平均株価は29,123.18円と前日比266.74円高で取引を終え、29,000円台を回復しました。前週末の米国株高に加えて為替市場で進んだ円安も追い風となっており、米国金融不安という大きなリスクを抱えながらも、日本株には買いが入るという興味深い相場になっています。

業種別では陸運業や空運業などが上昇し、ゴールデンウィークを迎えるなかで旅行やレジャー需要の回復に対する期待も意識されました。その一方で海運業は弱い値動きとなっており、市場全体が一様に買われているというよりも、今後の業績や需要拡大を期待できる業種へ資金が選別的に向かっている印象を受けます。

さらに為替市場では1ドル=135円台まで円安が進み、輸出企業にとっては業績面で追い風になりやすい環境となっています。ただし、日本株が上昇しているからといって強気一辺倒になれる状況でもなく、米国の銀行問題が再び市場全体のリスク回避につながれば日本株も無関係ではいられないため、指数の強さに乗りたい気持ちを持ちながらも、海外市場の変化には警戒しておきたいところです。

デイトレード銘柄

本日のトレードではAimingとリニューアブル・ジャパンを中心に売買しました。日経平均が29,000円台を回復するなど日本株には強さが見られましたが、米国では金融不安が再び意識されているため、相場全体の上昇だけを理由にポジションを増やすのではなく、それぞれの銘柄の材料や値動きを確認しながら判断しています。

その結果、Aimingについてはデイトレードで利益を確定する一方、リニューアブル・ジャパンについては本日中には売却せず持ち越しました。また、中長期投資として検討していた単元未満株については無理に購入せず、次の投資機会に備えて資金を残しています。

もう一つ購入したのがリニューアブル・ジャパンで、こちらは583円でエントリーしたものの、本日の取引時間中には利確せず、そのまま持ち越すことにしました。再生可能エネルギーというテーマには引き続き市場の関心が向かう可能性があると考えているため、短期的な値動きだけで結論を出すのではなく、今後の株価推移を確認しながら売却のタイミングを判断していく予定です。

また、中長期投資としてSBI証券の単元未満株を購入することも考えていましたが、今回は時間の都合もあって見送りました。資金に余裕があると何か買いたくなる気持ちはあるものの、相場環境が不安定なときに無理をしてポジションを増やす必要はなく、次に条件の良い銘柄やタイミングが現れたときに動けるよう、現金として余力を残しておくことも投資では大切だと思っています。

ファースト・リパブリック銀行破綻とSVBから続く米国金融不安

本日のトレードを終えてニュースを確認していると、目に飛び込んできたのが「ファースト・リパブリック銀行が破綻」という衝撃的なニュースでした。SVB(シリコンバレー銀行)の破綻によって米国の金融システムに対する警戒感が急速に高まったばかりだっただけに、再び大規模な銀行が破綻したというニュースを見れば、どうしてもリーマン・ショックをはじめとする過去の金融危機が頭をよぎります。

もっとも、破綻規模が大きいというだけで「リーマン・ショックの再来」と結論づけるのは早く、重要なのはファースト・リパブリック銀行単体の問題で終わるのか、それともSVBから続く信用不安がほかの銀行にも波及していくのかという点です。その意味でも、今回の銀行破綻は一つの金融機関だけの問題として見るのではなく、急速な利上げが続いた米国金融市場全体の変化と合わせて考える必要がありそうです。

ファースト・リパブリック銀行は米国史上2番目の銀行破綻

ファースト・リパブリック銀行の破綻規模は非常に大きく、総資産は約2,291億ドル、総預金は約1,039億ドルに達していました。破綻規模は当時の米国史上2番目となり、FDICが管財人となったうえで、預金と資産の大部分をJPモルガン・チェースが引き継ぐことになっています。

そのため、「リーマン・ショックを超える金融危機が発生した」という意味ではありませんが、これほど大規模な銀行が経営破綻した事実そのものは軽視できません。特にファースト・リパブリック銀行では大規模な預金流出によって経営が急速に悪化しており、信用を失った銀行から預金者が資金を引き出し、それによってさらに経営不安が強まるという銀行特有の怖さが改めて表面化しました。

SVBからファースト・リパブリック銀行へ広がった信用不安

今回特に気になるのは、ファースト・リパブリック銀行の破綻だけを切り離して考えることが難しい点です。少し前にはSVBやシグネチャー銀行が相次いで破綻しており、その後にファースト・リパブリック銀行まで経営破綻したことで、米国の地方銀行を巡る信用不安が短期間のうちに繰り返し市場で意識されることになりました。

銀行というビジネスは預金者からの信用によって成り立っている部分が大きいため、「この銀行も危ないのではないか」という不安が広がれば預金流出が加速し、それによって銀行の資金繰りがさらに苦しくなる可能性があります。だからこそ、ファースト・リパブリック銀行の破綻処理が進んだから問題は終わったと考えるのではなく、ほかの米国地方銀行からも預金が流出していないか、金融機関が企業への融資姿勢を厳しくしていないかなど、信用不安の次の波を確認していく必要がありそうです。

FRBのBTFPでも消えない米国銀行への金融不安

SVBなどの銀行破綻を受け、FRBは金融機関への流動性供給を目的としてBTFP(Bank Term Funding Program)を導入しました。金融機関が米国債などの適格資産を担保として資金を借りられる仕組みを設けることで、資金繰りのために保有する債券を急いで売却しなければならない状況を防ぎ、銀行システム全体への信用不安の波及を抑えることが狙いです。

しかし、こうした対策が講じられていたにもかかわらずファースト・リパブリック銀行は破綻しており、金融システムへの不安が完全に解消されたとは言い切れません。一方でFRBにはインフレを抑えるため金融引き締めを続ける必要もあり、金利を引き上げれば銀行や企業への負担が増えるものの、銀行不安を恐れて金融引き締めを止めればインフレ抑制が難しくなるため、金融政策としても非常に難しい局面を迎えています。

ファースト・リパブリック銀行破綻直後のFOMCと利上げに注目

そして、ここから株式市場を考えるうえで大きなポイントになるのが、目前に迫っているFOMCです。ファースト・リパブリック銀行が破綻した直後にFRBが金融政策を決定することになるため、今回は単純に「利上げするのか、しないのか」だけではなく、銀行不安を抱えるなかでFRBが今後の金融政策についてどのような姿勢を示すのかが重要になります。

市場では政策金利の上限が5.25%まで引き上げられるとの見方があるものの、仮に市場予想通りの結果だったとしても、それだけで安心できるとは限りません。声明やパウエルFRB議長の発言から追加利上げへの警戒が強まれば株式市場には下押し材料となる可能性がある一方、金融引き締めの終了が近いと市場が受け止めれば、反対に株価を押し上げる材料になることも考えられます。

そのため、今の段階でFOMC後の方向を決めつけてポジションを大きくするよりも、実際にNYダウやNASDAQがどのように反応するのかを確認してから次のトレードを考えたほうが良さそうです。日経平均が29,000円台を回復しているだけに買いたい気持ちはありますが、こういうときほど海外市場の大きなイベントを無視して飛びつかないようにしたいと思います。

まとめ|ファースト・リパブリック銀行破綻とFOMCを警戒しながら次のトレードへ

本日の日本市場では日経平均が29,000円台を回復し、僕自身もAimingのデイトレードで利益を確定することができました。また、リニューアブル・ジャパンについては今後の値動きを見ながら判断するため持ち越しとし、中長期投資として検討していた単元未満株については無理に購入せず、次の機会に備えて資金を残しています。

その一方で海外へ目を向ければ、ファースト・リパブリック銀行が破綻し、SVBから続いてきた米国の銀行不安が再び意識される状況になりました。ファースト・リパブリック銀行については預金と資産の大部分をJPモルガン・チェースが引き継ぐことになったため、破綻処理そのものは進んでいますが、これによって米国の金融不安が完全に終わったと判断するのはまだ早いでしょう。

相場では大きなニュースが出るたびに悲観と楽観が目まぐるしく入れ替わりますが、ニュースの見出しだけで売買を決めるのではなく、その出来事が金融政策や企業業績、そして実際の株価へどのようにつながっていくのかを確認することが重要です。ファースト・リパブリック銀行の破綻が銀行不安の終着点になるのか、それとも次の信用不安につながるのかはまだ分からないからこそ、まずは目前に迫ったFOMCとその後の米国市場の反応を確認しながら、焦らず次のトレード機会を探していこうと思います。

水彩画風の優しいフレーム装飾が施された、2023年3月13日の記事タイトル「【収支報告】米SVB破綻の余波とサイフューズ利確!不安定相場を乗り切る戦略|3月13日のデイトレ結果」のアイキャッチ画像
【収支報告】米SVB破綻の余波とサイフューズ利確!不安定相場を乗り切る戦略|3月13日のデイトレ結果

米SVB破綻による金融不安と日経平均急落の市場動向。サイフューズの昼休みデイトレード収支報告に加え、急激な円高やトヨタ自動車への影響、波乱相場におけるリスク管理と銘柄選定戦略をまとめた投資日記です。

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