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【投資記録】日経平均898円高で反発、IIJ新規購入とIHI買い増し|10月16日

日経平均898円高で反発、IIJ新規購入とIHI買い増しを記録した2026年10月16日の投資記録アイキャッチ画像

前日に3,318円もの急落を記録した日経平均は、10月16日に898円高と7営業日ぶりの反発を見せました。急落後の買い戻しは相場の落ち着きを示すのか、それとも一時的な戻りにとどまるのか。半導体株を中心に上昇した日本市場の動きが注目されます。

前夜の米国市場ではNYダウが556ドル上昇する一方、AI・半導体関連株にはなお売り圧力が残りました。日本市場でも東証33業種のうち32業種が上昇したものの、日経平均は一時の上げ幅を縮めて終了。金融政策やAI投資の先行きを巡る不透明感は解消されていません。

こうした状況のなか、SBI証券ではインターネットイニシアティブ(IIJ)を5株新規購入し、IHIを2株買い増しました。IIJの成長期待と株価水準、IHIの保有理由をどう評価したのか。両銘柄の購入判断と、10月第3週の実現損益を振り返ります。

2026年10月16日の市況|米国株の反発を受け日本株も急落から持ち直す

指数終値前日比
日経平均65,324.29円+898.34円
TOPIX4,066.00+66.66
NYダウ52,177.69ドル+556.21ドル
NASDAQ26,713.03+20.16
S&P5007,744.06+25.12
主要指数(10月16日時点)

米国市場(10月15日)|長期金利低下で主要3指数が反発、半導体株は調整継続

NYダウ556ドル高、金利低下が株式市場を下支え

15日の米国株式市場は、主要3指数がそろって反発しました。NYダウは前日比556.21ドル高の52,177.69ドル、NASDAQは20.16ポイント高の26,713.03ポイント、S&P500は25.12ポイント高の7,744.06ポイントで取引を終了しました。

AI関連企業の巨額投資や資金調達に対する懸念からハイテク株には売りが先行し、NASDAQは序盤に下落しました。しかし、米長期金利の低下を背景に徐々に持ち直し、終盤にはプラス圏を回復。ヘルスケアや消費関連株への買いが相場を支え、NYダウは500ドルを超える上昇となりました。

米PPI上振れでインフレ警戒続くも、長期金利は低下

米国で発表された9月の生産者物価指数(PPI)は前月比1.3%上昇、前年比では6.3%上昇し、インフレ圧力の強さを改めて示しました。前日の消費者物価指数(CPI)に続く上振れとなり、FRBによる追加利上げへの警戒感が残っています。

一方、AI関連株の下落や景気の先行きに対する不透明感を背景に、安全資産とされる米国債が買われました。米10年債利回りは5.06%付近まで低下し、物価指標の上振れとは対照的な金利の動きが株式市場を下支えしています。

半導体株からヘルスケア株へ、セクター間で明暗

個別銘柄では、エヌビディアが1.8%下落したほか、デル・テクノロジーズは6.9%安、ヒューレット・パッカード・エンタープライズも7.1%安となり、AIインフラ関連株への売りが続きました。SOX指数は0.9%下落し、7営業日続落しています。

対照的に、イーライリリーは3%超、ユナイテッドヘルスは2.8%上昇し、S&P500のヘルスケアセクターも1.84%高となりました。AI関連株から他業種へ資金が移る動きが目立ちましたが、コアウィーブが買い戻されるなど、AI関連株のすべてが下落したわけではありません。

為替市場では、長期金利の低下を受けてドル売りが優勢となり、ドル円は158.00円前後で推移しました。また、中東情勢などを背景とする供給懸念からWTI原油先物は97ドル台後半まで上昇。一方、VIXは16.46まで低下しています。

2026年10月15日の米国市場|NYダウ556ドル高、長期金利低下と半導体株の調整をまとめた図解

米国市場のまとめ

  1. 主要3指数が反発: NYダウは556ドル高となりましたが、NASDAQは小幅高にとどまり、指数間で上昇率に差が生じました。
  2. インフレ警戒と長期金利低下: 9月PPIは予想を上回ったものの、米国債への買いが長期金利を押し下げ、株価を支えました。
  3. 半導体株の調整が継続: エヌビディアやAIインフラ関連株が下落する一方、ヘルスケアや消費関連株には買いが入りました。
  4. 為替・原油・VIXの動向: ドル円は158円前後、原油価格は97ドル台後半まで上昇し、VIXは16.46に低下しました。
  5. 金融政策とAI投資が焦点: インフレ圧力が続くなか、10月27~28日のFOMCとAI関連企業の設備投資・収益性が引き続き注目されます。

今回の反発は、長期金利の低下と資金の移動によって主要指数が持ち直した側面が強く、AI・半導体関連株の調整終了を示すものではありません。AI需要の中長期的な成長期待は残るものの、巨額投資に見合う収益を確保できるかという市場の評価は厳しさを増しています。指数の反発と個別銘柄の底打ちを分けて考える必要がありそうです。

日本市場(10月16日)|日経平均898円高で7営業日ぶり反発、32業種が上昇

前日の3,318円急落から反発、日経平均は6万5,000円台を回復

16日の日本市場は、前日に日経平均株価が3,318円下落した反動から幅広い銘柄に買い戻しが入り、主要指数がそろって大幅反発しました。日経平均は前日比898.34円高の65,324.29円と7営業日ぶりに上昇し、TOPIXも66.66ポイント高の4,066.00ポイントで取引を終了しました。

東証プライム市場の売買代金は7兆6,686億円、売買高は23億7,905万株でした。値上がり銘柄数は1,292、値下がりは228、変わらずは32銘柄となり、全体の8割以上が上昇。前日に強まったリスク回避姿勢が和らぎ、主力株だけでなく市場全体に買いが広がりました。

米国株の反発とAI関連の信用不安後退が買い戻しを後押し

前日の米国市場で主要3指数が反発したことに加え、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOがAIクラウド企業コアウィーブの財務状況について改善しているとの認識を示し、AI関連企業の資金調達を巡る不安が一時的に後退しました。

こうした流れを受け、日本市場でも前日に大きく売られた半導体やAI関連株を中心に買い戻しが優勢となりました。日経平均は前場に1,100円を超える上昇を記録し、後場には一時1,286円高まで上げ幅を拡大しましたが、大引けにかけては利益確定売りなどに押され、上昇幅を縮めました。

急落後の自律反発は確認されたものの、AI投資の収益性や資金調達を巡る懸念が完全に払拭されたわけではなく、上値を追う動きには慎重さも残っています。

半導体・機械・保険など幅広く上昇、電力・ガスは軟調

業種別では東証33業種のうち32業種が上昇し、その他製品、機械、保険、輸送用機器、電気機器、精密機器、建設などが堅調でした。銀行や不動産、情報・通信関連にも買いが入り、下落した業種は電気・ガスのみとなりました。

個別銘柄では、東京エレクトロンやソフトバンクグループ、イビデンなどが上昇し、前日に売り込まれたAI・半導体関連株が相場を支えました。また、決算などの個別材料を背景にベイカレントやSHIFT、大末建設がストップ高となったほか、テラスカイも大幅上昇。一方、HIOKIや良品計画、東宝などは軟調で、銘柄ごとの強弱が分かれています。

原油高と米金融政策への警戒が残り、反発の持続性が焦点

為替市場ではドル円が157円台後半で推移し、朝方の158円台からやや円高方向に動きました。また、中東情勢を背景とする原油価格の高止まりは、企業のコスト負担増加やインフレ再加速につながる懸念があり、株価の上値を抑える材料として意識されました。

日経平均は前日の歴史的な下落から反発したものの、急落分の一部を取り戻した段階にあります。半導体株の買い戻しが持続的な上昇につながるかは不透明であり、今後も米金融政策やAI関連企業の設備投資、決算内容を確認する必要がありそうです。

2026年10月16日の日本市場|日経平均898円高で反発、TOPIX上昇と半導体株の買い戻しをまとめた図解

日本市場のまとめ

  1. 主要指数は7営業日ぶりに反発: 日経平均は898円高、TOPIXは66.66ポイント高となり、前日の歴史的急落から持ち直しました。
  2. AI・半導体関連株に買い戻し: 米国株の反発とコアウィーブを巡る信用不安の後退が投資家心理を支えました。
  3. 幅広い業種が上昇: 東証33業種のうち32業種が上昇し、TOPIXは日経平均を上回る上昇率を記録しました。
  4. 後場は上昇幅を縮小: 日経平均は一時1,286円高まで上昇しましたが、大引けにかけて利益確定売りなどが重荷となりました。
  5. 戻り相場の持続性が焦点: 原油高や米金融政策、AI投資の収益性を巡る不透明感が残り、引き続き慎重な見極めが必要です。

前日の大幅下落から市場全体が反発したことは、投資家心理の改善を示す動きと考えられます。ただし、今回の上昇だけで下落局面が終了したと判断するのは早く、半導体株を中心とする買い戻しが継続するかを確認する必要があります。特に、指数の反発に対して個別銘柄の回復には差があり、業績や株価水準を踏まえた選別が引き続き重要になりそうです。

トレード銘柄|IIJを新規購入、IHIを買い増し

楽天証券|デイトレードと積み立て投資

本日、楽天証券での取引はありませんでした。

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 3774 IIJ|新規購入
    株  価: 3,685.0円
    数  量: +5株
    合  計: 5株
  • 7013 IHI
    株  価: 2,518.0円
    数  量: +2株
    合  計: 39株

売却銘柄

  • なし

9月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。

反省点・総括|IIJの成長期待と割高感を見極め、IHIを慎重に買い増し

本日は、インターネットイニシアティブ(IIJ)を5株新規購入し、保有しているIHIを2株買い増しました。前日の大幅下落から市場が反発するなか、短期的な値上がりではなく、企業の中長期的な成長性と株価の妥当性を重視した購入判断です。

IIJについては、サイバーセキュリティ需要の拡大を背景に、企業向けネットワークやセキュリティサービスを支える基盤事業の成長性に注目しています。一方、過去のPERや業種平均から算出した適正価格は3,100円程度であり、購入価格の3,685円には一定の成長期待が織り込まれていると考えています。

さらに、10月9日に付けた直近高値を突破できていないことも、購入を判断するうえで気掛かりな材料でした。ただし、今後3,400円や3,150円まで下落する保証はなく、希望する価格を待つ間に上昇する可能性もあります。そのため、現時点での割高感を認識しつつ、長期的な成長性を評価して5株の打診買いを決めました。

今後は11月の決算を確認し、セキュリティ関連サービスの売上成長に加え、営業利益率の改善が進んでいるかを重視します。直近のサイバーセキュリティを巡る需要拡大が、実際の業績にどの程度反映されているかが、追加購入を判断するうえで重要になります。

一方、IHIは取得単価を下回る状況が続いていますが、防衛・航空宇宙関連の中長期的な需要拡大への期待から2株を追加しました。ただし、株価が下落していることや含み損を減らしたいという理由だけで買い増しを続けるべきではありません。今後も業績や受注動向を確認し、保有を続ける根拠が維持されているかを検証する必要があります。

日本市場は前日の急落から反発したものの、米国の金融政策やAI関連投資を巡る警戒感が解消されたわけではありません。今回のIIJとIHIの購入も、相場の底打ちを前提とした判断ではなく、少額の購入によって今後の株価と業績を見極める方針です。

特に、株価が下落したという事実だけで買い増しを判断せず、企業の成長性や投資理由が維持されているかを確認する姿勢を大切にしていきます。

2026年10月第3週の実現損益|週間収支0円、月間収支は2,930円

2026年の10月の収支報告
楽天証券
デイトレの合計収支(10月13日~10月16日):0円
10月の合計収支:0円

SBI証券
スイングの合計収支(10月13日~10月16日):0円
10月の合計収支:+2,930円

配当・分配金(楽天+SBI):0円

トータル収支:+2,930円

▶ 10月第2週 |  10月第1週

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