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【収支報告】米国株は足踏み、日本はAI祭り再開!|6月26日のデイトレ結果

2025年6月26日のデイトレード収支をブログで振り返ります。米国市場は方向感に欠ける展開となった一方で、日本市場ではAI関連銘柄が再び脚光を浴び、日経平均も大幅反発。個別銘柄のデイトレード収支や、長期保有目的の高配当株投資の売買状況、さらには反省点まで詳しくレポートします。今回も「株式市場の今」と「リアルなトレード結果」を、初心者にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

2025年6月26日の市況|AI関連が主役、日経大幅反発

主要指数(6月26日時点)

日経平均:39,584.58(+642.51)
TOPIX:2,804.69(+0.81)
NYダウ:42,982.43(-106.59)
NASDAQ:19,973.55(+61.01)
S&P500:6,092.16(-0.02)

米国市場(6月25日)

6月25日の米国株式市場は、三者三様の動きでまさに「足踏み相場」でした。

ダウ平均は前日比106ドル安の42,982ドルで終了。S&P500はわずかに0.02ポイント安と「ピクリとも動かず」、NASDAQは+61ポイントと、ほんのりプラス圏で終えました。

市場全体は「様子見ムード」が漂っており、その背景にはいくつかの材料が。

まずは中東情勢。イスラエルとイランの間で緊張が続いていたものの、この日は停戦状態が維持。原油価格も落ち着き、投資家心理には少し安心感が戻りました。

さらに、注目のFRBパウエル議長による議会証言もありました。「インフレは警戒してるけど、労働市場も見ながら慎重にいくよ」という、いつもの絶妙なバランス感覚で発言。過度な利上げ懸念はやや後退し、「年内の利下げ、もしかしてあるかも…?」という期待もじわり。

個別銘柄では明暗がはっきり。

Nvidiaは米国の輸出規制リスクがあるにもかかわらず3日続伸、年初来高値を更新。「AI相場の王様」の座は譲りません。ブラックロックも好調な運用成績で3営業日続伸。

一方、FedExは関税負担による170億ドルの損失見通しで軟調。テスラは欧州での販売不振が響き、こちらも低調。General MillsやPaychexなど、ガイダンス下方修正組も売りに押されました。

総じて言えるのは、「リスクイベントは和らいできたけど、企業業績の不透明感はまだ拭えない」という膠着モードです。

日本市場(6月26日)

日本市場は「AI祭り」再開モード。

日経平均は前日比642円高の39,584円と、大幅反発でフィニッシュ。TOPIXもわずかにプラスで終えました。

特に目立ったのはAI・半導体関連。レーザーテック、東京エレクトロン、ファーストリテイリングなどが後場にかけて一段高。住友電工やレゾナックも堅調で、売買代金上位には荏原製作所、古河電工、ソシオネクスト、アドバンテストなど、いつもの「AI御三家+周辺銘柄」がずらり。

ただ、そんな中で注目されたのがルネサスエレクトロニクス。

「経営目標達成を5年先送り」という報道が嫌気され、後場以降に株価は大きく下落。AI相場の影で、企業ごとの明暗が鮮明に分かれました。

為替はドル円が144円台後半から円高方向へ。これが輸出関連株には逆風となり、HOYA、日立、NTT、銀行株、ホンダあたりは伸び悩みました。

心理的には「日経4万円再トライ」への期待感が膨らむ局面ですが、円高と企業個別要因というダブルリスクもちらつく展開。今後は為替の動き、企業の中期経営計画、そしてAI相場の持続力あたりが要注目ポイントです。

デイトレード銘柄|売買代金上位で勝負!短期チャンスを拾う

楽天証券

  • 4475 HENNGE
    株  価: 1,826.0 → 1,838.0
    約定時間: 09:17:16 → 09:21:41
    収  支: +1,200円
    根  拠: 朝の売買代金ランキングで目立っていたため、短時間の値動きを狙って素早くエントリー。
  • 6526 ソシオネクスト
    株  価: 2,817.0 → 2,819.5
    約定時間: 09:36:58 → 10:25:14
    収  支: +250円
    根  拠: 直近の出来高増加も確認。反発狙いでIN。
  • 6315 TOWA
    株  価: 2,003.0 → 2,009.0
    約定時間: 10:45:46 → 10:59:52
    収  支: +600円
    根  拠: 午前中の売買代金上位。値動きの軽さに着目。
  • 6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ
    株  価: 2,863.0 → 2,879.0
    約定時間: 13:24:38 → 13:36:32
    収  支: +1,600円
    根  拠: 午後の売買代金ランキングで、強いトレンドに乗る形でエントリー。

SBI証券

買い増し銘柄

  • 261A 日水コン +1株(合計3株)
  • 2914 日本たばこ産業 +1株(合計55株)
  • 5201 AGC +1株(合計3株)

今回も「高配当×長期保有」の方針に沿って、少しずつ買い増し中です。配当利回りを意識しながら、コツコツ単価引き下げ作戦を継続。

売却銘柄

  • 6323 ローツェ 1,930 → 1,949.5
    数  量: 100株
    収  支: 1,950円
    売却理由: 半導体関連株として以前から保有していましたが、トランプ関税の影響などで長期間の含み損生活…。今回ようやく戻り局面で利益確定。キャピタルゲイン狙いだったので、このタイミングでポジション整理しました。

反省点|材料株依存からの脱却が課題

今回も事前準備段階では「株探」の材料ニュース銘柄に頼りがちでした。しかし実際の相場では、思ったほど寄り付きからの動きが出ず…。売買代金ランキング頼りで場中に軌道修正できたのは良かったものの、根本的な課題は残ります。

やはり「材料ニュース頼り」の短絡的な銘柄選定スタイルから脱却しないと、安定した収支にはつながりません。

今後はテーマ株、テクニカル指標、直近出来高推移など、複数視点から「自分なりの勝負できる銘柄リスト」を作っていくことが目標。デイトレードの土俵をもっと広げ、収支改善につなげていきたいと思います。

  • B!