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【月次報告】弱含み相場で利益確定タイミングを検証|2024年12月の収支まとめ

2024年12月30日

12月30日のデイトレ収支報告|大納会は弱含み相場で利益確定見直しが課題

12月30日の大納会は、日経平均が弱含みで終わり、市場全体に年末の売り圧力が感じられました。デイトレードでは利益確定のタイミング見直しが課題となり、新しいトレード手法の精度アップが求められています。今回の市況報告では、弱含みの相場環境と共に、利益確定を上手に行うためのポイントにも触れていきます。

12月30日の市況報告|大納会は弱含みで締めくくり

12月30日、大納会となった本日の日経平均は、残念ながら弱い動きで終わりました。「やさしい株のはじめ方」によると、2013年以降の大納会で日経平均が上昇して終わった年はわずか3回というデータもあり、今年もそのジンクスを守った形に。

先週末に一瞬4万円台を取り戻したかに見えた日経平均ですが、今日は始値の40,325.78円から徐々に値を下げ、最終的には39,928.09円(-353.07)と大幅な下落でフィニッシュ。

業種別に見ると、海運業や鉄鋼など5業種はプラスで踏ん張りましたが、その他は軟調な動きが目立ちました。特にハイテク株や半導体関連は利益確定の売りが出て終日じり下げに。年末の売り圧力が感じられましたね。

年明けの大発会は1月6日ですが、米市場は1月2日から取引開始。米国のISM製造業景況指数や雇用統計といった重要な経済指標の発表も控えているため、その結果次第では為替や株価に大きな影響が出るかもしれません。

また、FRBの利下げ期待や原油価格の動向も市場の注目ポイント。新年の相場入り前にこれらの動きをしっかり見極めることが重要になりそうです。

正直、新年は「ご祝儀相場」期待で胸が高鳴りますが、世界の市場動向や為替の波をしっかり見て、慎重に対応していきたいところですね。

デイトレード銘柄|利益確定タイミングの見直しを

まず今年のデイトレを振り返ると、薄利で終わる取引が多かったことが率直な反省点です。特に売却後に株価がグイっと上がってしまう銘柄がいくつかあり、「もう少し待てば…」と自分にツッコミたくなる場面も多々ありました。

例えばDeNA。10月から好調な業績報道に伴いエントリーしたものの、利益確定のタイミングが早すぎて利益を最大限に伸ばせなかったのが痛恨のミス。いわゆる「乗り遅れじゃないけど、降りるのが早すぎた」ケースですね。

こうした経験を踏まえ、今後は既存のトレード手法をベースにしつつ、利益確定のタイミングをより正確に見極められるよう、指標やチャート分析の強化を進めていく予定です。また、新しい手法のテストも視野に入れ、微調整を繰り返しながら日々のトレード記録を丁寧に残していきます。

この新戦略の詳細については、今後のトレード結果を見ながら改めて紹介していくつもりです。それに伴い、このデイトレ日記の表現も少し変えて、より分析的な視点を取り入れた内容にしていきたいと思います。

  • 215A タイミー
    • 株価:1,594.0 → 1,601.2 200株
    • 収支:+1,440円
    • 根拠:新サービスの拡充期待が強まっており、短期的な需給バランスの良さを背景にエントリー。
  • 219A HEARTSEED
    • 株価:2,778.0 → 2,784.0
    • 収支:+600円
    • 根拠:創薬関連のニュースが材料視されており、小幅ながら利益を狙って確保。
  • 2432 DeNA
    • 株価:3,155.0 → 3,169.0
    • 収支:+1,400円
    • 根拠:ポケモン関連の好影響で売上が約4倍に膨らみ、10~12月期の課金額が850億円超えと報じられたため参戦。
  • 278A TERRADRONE
    • 株価:2,745.0 → 2,730.0
    • 収支:-1,500円
    • 根拠:将来性に期待してエントリーしたが、利確の売り圧力に押されて損失に。
  • 285A キオクシアホールディングス
    • 株価:1,691.0 → 1,703.3
    • 収支:+1,230円
    • 根拠:半導体市場の回復見通しが続く中、タイミングよくエントリーできた。
  • 303A visumo
    • 株価:1,894.0 → 1,920.0
    • 収支:+2,600円
    • 根拠:EC支援サービスの成長期待を受けて買いポジションを取った。
  • 3141 ウェルシアHD
    • 株価 2,041.0 → 2,041.5
    • 収支:+50円
    • 根拠:ツルハとの統合が2年前倒しで2025年末に実施と報じられ、株価は上昇したもののエントリー時の値動きが鈍く薄利に。
  • 5253 カバー
    • 株価:2,740.0 → 2,684.4
    • 収支:-5,560円
    • 根拠:業績期待が高まる中で利益確定売りに押され、損失を計上。
  • 6254 野村マイクロ・サイエンス
    • 株価:2,167.0→2,177.8
    • 収支:+1,080円
    • 根拠:最近の上昇トレンドを追い風にエントリー。
  • 6594 ニデック
    • 株価:2,888.5 → 2,883.0
    • 収支:-550円
    • 根拠:牧野フライスに対するTOBニュースで株価上昇も、エントリーのタイミングを誤り損切りに。
  • 9107 川崎汽船
    • 株価:2,274.5→2,272.5
    • 収支:-200円
    • 根拠:業界全体では上昇傾向だったが、自身のエントリーでは思うように利益を伸ばせなかった。

今月のまとめ

楽天証券

今月からデイトレを再開し、順調に利益を積み上げられています。再開初月にしては上々の滑り出しです。

SBI証券

今月買い増した銘柄はすべて12月配当銘柄で、売却はゼロ。入金された配当金は以下の通りです。

  • 1605 INPEX
  • 2914 JT
  • 7272 ヤマハ発動機

買い増しの効果で、年間配当金は88,305円に到達。利回りは3.72%と堅実な数字をキープしています。

全体まとめ

大納会らしく、市場は終日ゆっくりモードで動きが鈍かったですね。来年に向けては、今日試した新しいトレード手法の精度アップに注力し、収益をさらに伸ばす戦略を磨いていきます。

大発会後の動きを注視しつつ、米国市場の影響を冷静に分析していくのも重要なポイントです。

特に成長性のあるテーマ株へのエントリーや需給動向の分析を強化し、リスク管理をしっかり行いながら利益を積み重ねる戦略を大切にします。

今回取り入れた新手法では、これまでのような100円~200円単位の小さな利益がやや減った印象があります。売却のタイミングをもう少し工夫して、利益拡大を目指したいですね。

ちなみに今日トレードしたカバーは、エントリータイミングが悪く売却前に急落…。値動きが比較的落ち着いている銘柄や時間帯を狙うのが賢明かもしれません。