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【収支報告】NTTが株式25分割、銀行決算にも注目|5月12日のデイトレ結果

2023年5月13日

水彩画風の優しいフレーム装飾が施された、2023年5月13日の記事タイトルNTTが株式25分割、銀行決算にも注目のアイキャッチ画像

NTTの株式25分割と本日のデイトレ結果を振り返ります。

決算ラッシュが終盤を迎えるなか、NTTが1株を25株にする大規模な株式分割を発表し、市場の注目を集めました。さらに三菱UFJや三井住友FGなど大手銀行の決算も控えており、金利上昇と米国の銀行不安が業績にどう表れるのかも気になるところです。日経平均が高値圏で推移するなか、本日の市況とプレイド、カルナバイオサイエンスのデイトレ結果、中長期で保有する日本製鉄の買い増しについて振り返ります。

決算ラッシュ終盤、NTTの株式25分割と大手銀行の決算に注目

決算ラッシュもいよいよ終盤に入り、多くの企業が一斉に業績を発表するなか、保有株だけではなく今後の投資候補を探す意味でも忙しい時期が続いています。好決算だから素直に買われる銘柄もあれば、数字そのものは悪くなくても今後の見通しによって売られる銘柄もあり、決算シーズンでは結果だけではなく市場が何を期待していたのかまで考える必要があります。

そのなかでも特に気になったのがNTTです。決算とともに1株を25株とする大規模な株式分割を発表したことで、これまで数千円だった1株当たりの株価は、分割後には単純計算で100円台まで下がることになります。企業価値そのものが株式分割によって変化するわけではありませんが、少額から購入しやすくなることで個人投資家にとってのハードルが大きく下がるため、今後の株主層の変化も含めて注目したいと思います。

NTTが1株を25株に分割、少額投資しやすい銘柄へ

NTTが発表したのは1株を25株とする非常に大きな株式分割で、分割前の株価を単純に25で割れば、分割後は1株100円台で購入できる水準になります。100株単位で購入する場合でも必要な資金が大幅に小さくなるため、これまでNTTへの投資を考えていても資金面から購入をためらっていた個人投資家にとっては、かなり買いやすい銘柄になりそうです。

ただし、株式分割は保有する株数と1株当たりの価格を調整するものであり、分割そのものによって企業価値が増えるわけではありません。そのため、「25分割だから株価が上がる」と単純に考えるのではなく、業績や配当、今後の成長性といった本来の投資材料と合わせて評価する必要があります。

決算発表後には株価が大きく動いたものの、PTSでは買い戻される動きも見られました。大規模な株式分割を市場がどのように評価するのか、次の取引で実際の株価がどのように反応するのかを確認したいところです。

三菱UFJ・三井住友FGの決算は金利上昇の恩恵に注目

次に注目しているのが、これから決算発表を迎える三菱UFJや三井住友FGなどの大手銀行です。国内では長期金利を巡る環境が変化しており、長期間続いてきた超低金利環境から変化するのであれば、貸出金利と預金金利の差である利ざやの改善などを通じて、銀行の収益環境にもプラスに働く可能性があります。

一方、米国ではSVBやファースト・リパブリック銀行が相次いで破綻しており、銀行という業種そのものに対する警戒感が強まっています。日本の大手銀行と米国で破綻した銀行では事業構造や資産構成が異なるため同列に扱うべきではありませんが、海外金融市場で信用不安が再び強まれば、日本の銀行株にも投資家心理を通じて影響が及ぶ可能性はあります。

そのため、今回の大手銀行決算では単純な増益・減益だけではなく、金利環境の変化が収益へどのように表れているのか、今後の業績や配当、株主還元について経営陣がどのような見通しを示すのかまで確認しておきたいと思います。

日経平均は29,388円まで上昇、好決算銘柄に買いが集まる

本日の日経平均株価は29,388.30円と前日比261.58円高となり、一時は約1年半ぶりとなる高値水準まで上昇しました。29,000円台に乗せた後も相場が大きく崩れず、高値を切り上げる展開が続いているため、いよいよ30,000円という節目も意識したくなる水準まで来ています。

個別株ではホンダや日産自動車、神戸製鋼所など決算を材料に大きく動く銘柄が見られ、決算シーズンらしく企業業績を評価した買いが市場を押し上げました。業種別では水産・農林業や精密機器などが上位となる一方、石油・石炭製品は弱く、指数全体の上昇だけを見るよりも、決算内容によって業種や個別銘柄への資金流入に差が生まれていることが分かります。

日経平均が高値圏にあると「30,000円を超えるのではないか」と期待して買いたくなりますが、短期間で上昇してきた分だけ利益確定売りが出る可能性も考えておかなければなりません。節目となる株価だけを理由に追いかけるのではなく、決算を通過した企業の業績や株価の反応を見ながら、次の投資先を探していきたいところです。

デイトレード銘柄

楽天証券

  • 4165 プレイド
    株  価: 693.0円 → 695.0円
    収  支: +200円
  • 4572 カルナバイオサイエンス
    株  価: 847.0円 → 830.0円
    収  支: -1,700円

プレイドについては小幅ながら利益を確定できましたが、今回特に振り返っておきたいのはカルナバイオサイエンスです。株価はしばらく上昇基調を続けていたため、その勢いに乗る形でエントリーしましたが、購入後は想定とは反対方向へ動き、結果として損失を確定することになりました。

上昇している銘柄を見ると、その流れが今後も続くように感じてしまいますが、上昇トレンドを追いかけるほど高値掴みになるリスクも大きくなります。今回は損失となったものの、想定した方向へ動かなかった段階で損切りできたことを次のトレードにつなげ、単純に「上がっているから買う」のではなく、エントリーする価格や出来高、直近高値との位置関係なども確認していきたいと思います。

カルナバイオサイエンスの損切りから考えるバイオ株のリスク

カルナバイオサイエンスについてはデイトレードでは損切りとなりましたが、バイオ関連銘柄は新薬や研究開発に関する材料によって株価が大きく動くことがあるため、短期間で大きな利益を狙える一方、期待していた研究成果が得られなかった場合などには急落するリスクもあります。

特に医薬品の研究開発には長い時間と多額の費用が必要となり、開発途中の企業では一つの材料が企業価値に与える影響も大きくなりやすいため、通常の事業会社と同じ感覚で業績だけを見て判断するのは難しいと感じます。その意味では、値動きの大きさだけに魅力を感じてポジションを大きくするのではなく、失敗した場合にどこまで損失を許容できるのかを事前に決めておくことが重要です。

今回のデイトレードでは一度撤退しましたが、銘柄そのものへの関心がなくなったわけではないため、スイングトレードとして保有する価値があるのかについては、研究開発の状況や今後の材料を改めて確認したうえで別の投資判断として考えたいと思います。

SBI証券

デイトレードとは別に、SBI証券では中長期投資として花王、ブリヂストン、日本製鉄、KDDIの単元未満株を購入しました。日経平均が高値圏まで上昇しているなかでも、指数だけを見て投資を止めるのではなく、それぞれの企業の業績や配当、現在の株価水準を確認しながら少しずつ保有数を増やしています。

なかでも日本製鉄については、直近の決算で今期の大幅減益見通しと減配が発表され、株価が急落しました。配当目的で保有しているだけに減配は決して軽視できない材料ですが、決算発表直後の急落からさらに売り込まれる展開にはならず、株価は安値圏で推移しています。

そこで今回は、決算直後の急落だけを理由に保有株をすべて売却するのではなく、少量を買い増すことにしました。ただし、株価が下落したことで見た目の割安感が出たから買うというよりも、今後の利益水準や140円となった年間配当を維持できるのかを確認する必要があります。買い増したから保有継続を決めたというわけではなく、業績や株価がさらに悪化するのであれば改めて判断を見直すつもりです。

まとめ|NTTの株式分割と銀行決算を見ながら次の投資機会を探す

決算ラッシュが終盤を迎えるなか、NTTが1株を25株とする大規模な株式分割を発表し、個人投資家にとって大幅に購入しやすい株価水準になることが分かりました。株式分割そのものによって企業価値が高まるわけではありませんが、投資に必要な金額が小さくなることで株主層がどのように変化するのか、実際の株価がどう反応するのかには注目しています。

さらに三菱UFJや三井住友FGなど大手銀行の決算も控えており、国内の金利環境の変化が収益にどの程度表れているのかも確認したいところです。米国では銀行破綻が相次いでいるため金融株に対する警戒は残りますが、日本の銀行については各社の決算や株主還元を確認しながら個別に判断する必要があります。

本日のデイトレードではプレイドを利益確定した一方、カルナバイオサイエンスは損切りとなりました。利益だけではなく損失も含めて振り返りながら、中長期では花王、ブリヂストン、日本製鉄、KDDIを少しずつ購入しています。日経平均が30,000円を意識する高値圏まで上昇しているからこそ、相場の勢いだけを追いかけるのではなく、短期と中長期の投資判断を切り分けながら次の機会を探していきたいと思います。

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