先週金曜日の米国市場では、インフレ指標の発表を受けて金利が上昇し、NYダウが下落する一方で、半導体株を中心にNASDAQが上昇するなど、指数ごとに方向感が分かれる動きとなりました。CPIはエネルギー価格の上昇が全体を押し上げたものの、コアCPIは落ち着いた水準にとどまり、投資家の判断が分かれやすい状況が続いています。
加えて、金利上昇や為替動向に加え、中東情勢を巡る不透明感が残るなかで原油価格が高止まりし、地政学リスクが意識される環境が続きました。こうした外部要因は、世界的にリスク資産への慎重姿勢を強め、日本市場にもその影響が波及する形となりました。
その結果、13日の日本市場では日経平均とTOPIXがそろって反落し、前週までの急上昇の反動もあって利益確定売りが出やすい一日となりました。AI関連やテーマ株には資金が向かう一方、金利や原油価格の影響を受けやすいセクターは重さが目立ち、銘柄ごとの強弱がはっきりと分かれる相場となっています。
この記事では、こうした米国市場から日本市場への流れを丁寧に整理しながら、当日のデイトレ銘柄の選定理由や約定時間、値幅の動きまで詳しく振り返っています。また、デイトレとは別に行っているスイング(高配当投資)の売買状況についても触れ、ポートフォリオの動きや判断の背景をまとめています。最後には、その日のトレードで良かった点や改善点を振り返り、次につながる学びを整理しています。
日々の相場を一緒に理解しながら成長していく姿勢を大切にしつつ、相場の流れを踏まえて投資判断をアップデートしたい読者に向けた内容になっています。今日の相場をどう読み解き、どのように行動につなげるか。そのヒントを得られるような構成でまとめています。
2026年4月13日の市況|主要指数の調整が目立った一日
主要指数(4月13日時点)
日経平均:56,502.77(-421.34)
TOPIX:3,723.01(-16.84)
NYダウ:47,916.57(-269.23)
NASDAQ:22,902.89(+80.48)
S&P500:6,816.89(-7.77)
米国市場(4月10日)
10日の米国市場は、主要3指数がまちまちの動きとなりました。NYダウは47,916.57ドルで引け、前日比269.23ドル安と下落しました。利益確定売りに加え、インフレ指標を受けた金利上昇が重しとなり、ディフェンシブ株を中心に売りが出やすい流れが続きました。
一方で、S&P500は6,816.89と7.77ポイント安で小幅な下落にとどまり、NASDAQは22,902.89と80.48ポイント高となり、ハイテク株が相場を支えました。半導体関連を中心に買いが入り、NVIDIAやブロードコムなどが上昇したことで、成長株への資金流入が続いた形です。
3月のCPIは前年同月比3.3%、前月比0.9%と、エネルギー価格の上昇が全体を押し上げました。ガソリン価格の上昇が特に目立ち、エネルギー指数は10.9%の伸びを記録しています。一方、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比0.2%、前年同月比2.6%と落ち着いた動きで、基調インフレは過度に加速していないとの見方も残りました。
金利面では、米10年国債利回りが4.32%近辺まで上昇し、金利敏感株には逆風となりました。原油市場ではホルムズ海峡を巡る思惑から一時的に値動きが荒くなったものの、WTI原油は96ドル台半ば、ブレント原油は95ドル台前半で引け、週末にかけては落ち着きを取り戻しています。
金は4,780.60ドル近辺まで下落し、直近の上昇からいったん調整する動きとなりました。ドル指数は98.67と小幅安で、極端なリスク回避には傾かない姿勢が見られました。S&P500は主要な移動平均線を上回る水準を維持しており、テクニカル面では上昇トレンドを保ちながらも、短期的には一服感が出ている状況です。
日本市場(4月13日)
13日の日本市場は、日経平均が56,502.77円で取引を終え、421.34円安となりました。TOPIXも3,723.01で終え、16.84ポイント下落しています。前週までの上昇が大きかったこともあり、短期的な過熱感が意識されるなかで戻り売りが出やすい一日でした。
外部環境としては、米国とイランの協議が不調に終わり、ホルムズ海峡の封鎖が示唆されたことが市場心理に影響しました。原油価格の上昇が世界的な景気の先行きに対する慎重姿勢を強め、リスク資産全体の重荷となった面があります。
米国株市場ではS&P500が小幅安となり、高値圏での調整ムードが続いています。米金融政策やインフレ指標を控え、投資家が積極的なリスクテイクを控える姿勢が見られ、日本市場にも慎重な空気が波及しました。
中期的には、海外投資家による日本株への関心は引き続き高く、4月第1週には現物買い越し額が過去最大規模となったことが報告されています。企業の収益力改善やガバナンス改革が評価され、日本株の構造的な魅力は維持されています。
国内では長期金利が一時29年ぶりの高水準を付けるなど、金利上昇圧力が強まっています。債券市場ではインフレ懸念が意識され、金利上昇が株式市場のバリュエーションに影響する可能性も指摘されています。
個別銘柄では、生成AI向けの大型案件受注を発表したさくらインターネットが大幅高となる一方、TOTOはユニットバスの受注停止報道を受けて急落するなど、材料の有無で明暗が分かれました。AI・半導体関連には資金が向かいやすい一方、原油価格や金利の影響を受けやすいセクターは重さが目立ち、業種間の温度差が大きい相場となりました。
トレード銘柄|デイトレと積み立てを併用した一日
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 9115 明海グループ
株 価: 1,391.0 → 1,411.0
約定時間: 09:09:04 → 09:11:19
収 支: +2,000円
狙 い: 売買代金が増えており、短時間での値動きが期待できると判断してエントリー。 - 7375 リファインバースグループ
株 価: 1,477.0 → 1,485.0
約定時間: 09:36:23 → 09:49:29
収 支: +2,800円
狙 い: 売買代金ランキング上位で、短期的な値幅が狙えると判断してエントリー。
NISA口座
- 8729 ソニーフィナンシャルグループ
株 価: 143.0
数 量: +100株
合 計: 800株

SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 141A トライアルホールディングス
株 価: 4,215.0円
数 量: +1株
合 計: 7株 - 261A 日水コン
株 価: 2,250.0円
数 量: +1株
合 計: 39株 - 5803 フジクラ
株 価: 5,760.0円
数 量: +1株
合 計: 1株 - 8136 サンリオ
株 価: 975.7円
数 量: +2株
合 計: 106株 - 9513 Jパワー
株 価: 4,070.0円
数 量: +1株
合 計: 10株
売却銘柄
- なし
3月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|エントリー判断は良好も、利確のタイミングに課題
指数は下落していたものの、下げの中心は値嵩株の半導体関連が多く、デイトレ銘柄には大きな影響がなかったため、通常どおりトレードを行うことができました。明海グループはエントリーポイントが良く、短時間で上昇に乗れた点は評価できる内容でした。
一方、リファインバースグループは含み益に転じた後、1,480円付近で何度も跳ね返される展開が続きました。過去の経験からもみ合い後に上抜けするケースが多かったため様子を見ていましたが、なかなか突破できず、結果的には売却後に上昇する動きが見られました。読み自体は悪くなかったものの、利確のタイミングに課題が残った印象です。
また、最近株価が落ち着かないソニーフィナンシャルグループをNISA口座で追加購入しています。SBI証券のポートフォリオは地合いとは逆行して上昇しており、その中でも反応が鈍い銘柄を買い増ししています。さらに、テーマ性を意識してフジクラを新規購入しており、電線御三家の一角として長期的な成長を見込んだ判断となっています。
