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【収支報告】握力不足が明暗を分けた一日|7月14日のデイトレ結果

7月14日のデイトレ結果|握力不足が明暗を分けた一日

2025年7月14日のデイトレードを振り返ります。週明けの日本市場は、米国発の関税リスクが重しとなり、慎重な値動きが続きました。そんななか、GMOインターネットなどを中心にトレードを実施し、ブログで日々の収支を記録しています。エントリー自体は悪くなかったものの、握力不足による早売りが課題に浮上。関税リスクに揺れる地合いの中、どのように対応したのか、詳細を記していきます。

2025年7月14日の市況|日米ともに“関税の影”が色濃く立ち込めた一日

主要指数(7月14日時点)

日経平均:39,459.62(-110.62)
TOPIX:2,822.81(-0.43)
NYダウ:44,371.51(-279.13)
NASDAQ:20,585.52(-45.13)
S&P500:6,259.75(-20.71)

米国市場(7月11日)

7月11日(金)の米国市場は、再び“トランプ砲”に振り回される展開となりました。トランプ前大統領が、8月1日からカナダに35%の関税を課す意向を表明。さらにEU、日本、ブラジルなどにも高関税の可能性を示唆したことで、市場は一気にリスクオフに傾きました。S&P500は前日比−0.33%、ナスダックは−0.22%、そしてダウは−0.63%と、3指数揃って下落。関税リスクという政治要因が、相場の雲行きを曇らせた格好です。

影響を受けたのは主にグローバル企業。貿易に敏感なセクターには売りが集まり、安全資産への資金逃避が加速しました。米10年債利回りは上昇し、金は買われ、ビットコインも約4%急騰して118,000ドル台に。こうした動きに連動し、暗号資産関連株には久々の買い戻しが入りました。

一方、ドルは強さを見せ、円やカナダドル、ユーロといった他の主要通貨は下落。典型的なリスク回避の動きと言えるでしょう。経済指標では、6月の生産者物価指数(PPI)が前月比+0.1%、前年比+2.6%とわずかに予想を上回り、インフレ懸念も引き続き燻っています。

12日〜13日は、トランプ氏の追加発言が注目されましたが、特段の新情報は出ず、市場もやや冷静さを取り戻す動きに。しかし、JPモルガンのダイモンCEOは「利下げを市場が楽観視しすぎている」とコメント。トランプ氏の関税政策によって金利の先高観が残るとの見方を示し、市場の“過信”に警鐘を鳴らしました。

結果としてこの週末の米国市場は、「政策リスク」と「インフレ圧力」という二重苦に直面。投資家のリスク許容度は大きく低下し、値動きも全体的に重苦しい雰囲気となりました。

日本市場(7月14日)

日本市場は、そんな米国市場の影響を正面から受け、週明けも弱い展開となりました。日経平均は前営業日比110円06銭安の39,459円62銭で終了し、これで3日続落です。米国の関税リスクと、週末の参議院選挙(7月20日投開票)を巡る不透明感が重なり、朝方には一時280円安まで売られる場面も見られました。

ただし後場にかけては医薬品株(第一三共、中外薬、アステラスなど)が買い支えの役割を果たし、TOPIXは前日比−0.43ポイントと、下げ幅は限定的に。

全体的には「通商政策の先行き」と「為替円高」が相まって、投資家の心理は引き続き慎重そのもの。大型株や輸出関連株が売られる中で、防御的なセクターへの資金シフトが進みました。まさに、“嵐の前の静けさ”といった様相で、リスク回避ムードが市場全体を包み込む一日となりました。

デイトレード銘柄|握力の弱さが課題に…エントリー自体は悪くなかった

楽天証券

  • 4784 GMOインターネット
    株  価: 2,023.0 → 2,030.0
    約定時間: 09:05:12 → 09:14:18
    収  支: +700円
    根  拠: 売買代金ランキングから注目。朝の上昇に乗ったものの、買った直後に下落。含み損に耐えつつ指値で利確には成功したが、その直後に上昇を開始…。握力の弱さが露呈した結果となった。
  • 341A トヨコー
    株  価: 2,776.0 → 2,787.0
    約定時間: 09:58:46 → 10:00:09
    収  支: +1,100円
    根  拠: こちらも売買代金ランキングから選定。勢いに乗って短時間で利確。エントリーのタイミングもばっちりで、教科書通りの値幅取りだった。
  • 4935 リベルタ
    株  価: 2,741.0 → 2,757.0
    約定時間: 10:56:23 → 10:57:23
    収  支: +1,600円
    根  拠: 監視していた銘柄で、レンジを確認してタイミング良くエントリー。狙い通りの反発でサクッと利確につなげられた。

SBI証券

買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計22株)
  • 2163 アルトナー +1株(合計30株)

売却銘柄

  • なし

配当利回りを意識した中長期の収支改善を目的に、少額ながらコツコツと買い増し。今回は取得単価の見直しを意識した動きとなりました。

反省点|利確の焦りと握力のなさが課題に

今回のトレードでは、エントリー自体は的を射ており、相場の流れにも沿った良い判断が多かったです。しかしながら、含み損への不安が先行してしまい、利益を引っ張ることができず…。特にGMOインターネットでは、買値に戻った瞬間に指値で利確した直後、株価がグングン上昇。

結果的に、握力不足が全体の利益を押し下げた格好に。今後は「損したくない」という感情に流されず、値動きの背景と出来高をしっかり見極めて、もう一段階上の判断力とメンタルを磨いていきたいところです。

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