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【投資記録】レアアース関税ショック後の買い増し戦略|10月14日の投資記録

10月14日の日本市場と押し目買い戦略|レアアース関税ショックの影響

2025年10月14日の日本市場は、トランプ大統領のレアアース関税発言によるショックからの揺り戻しと、米国市場の反発を受けた複雑な展開となりました。日経平均は前営業日比1,200円超の下落で取引を終えましたが、過度なパニック売りは回避された印象です。本日は、押し目の買い増しに集中する一日と位置づけ、以前から注目していた銘柄を中心にポジションを調整しました。短期的な値動きよりも、今後の回復局面を見据えた株式投資として冷静に対応できたと思います。

2025年10月14日の市況|米中関税リスクが日本市場にも波及

主要指数(10月14日時点)

日経平均:46,847.32(-1,241.48)
TOPIX:3,133.99(-63.60)
NYダウ:46,067.58(+587.98)
NASDAQ:22,694.61(+490.18)
S&P500:6,654.72(+102.21)

米国市場(10月10日~13日)

10日は、トランプ大統領が中国からの輸入品に対して「最大100%の関税を検討」と発言したことで、市場は大きく動揺。S&P500は2.71%安、ナスダックは3.56%安、ダウ平均も1.90%下落し、特にハイテク株を中心に売りが加速しました。

13日は、過熱した売りに対する買い戻しが入り、相場はやや落ち着きを取り戻します。これはトランプ氏が発言を軟化させ、中国との対話を示唆したことで投資家心理が改善。結果として、S&P500は1.56%上昇、ナスダックは2.21%上昇、ダウも1.29%上昇と、反発基調で取引を終えました。

今回の値動きの背景には、中国によるレアアース輸出規制の強化と、それに対抗する米国の関税方針があります。供給制限への懸念が広がる中、貿易摩擦再燃のリスクが意識され、10日に急落。その後、政策トーンの緩和で一転してリスク選好に戻るという流れでした。

また、中東情勢の緊張緩和も安心感を与える要因となり、13日にはエネルギー市場や株式市場全体で買い戻しが進みました。

日本市場(10月14日)

10月14日の日本市場は、10日の「レアアース関税ショック」の余波が残る中、米国株の反発を受けて不安定ながらも調整が進んだ一日でした。
日経平均は前営業日比1,241円48銭安の46,847円32銭で引け、一時は1,500円超の下落となる場面もありました。

トランプ氏の発言がもたらした通商リスク懸念は、グローバルなサプライチェーンへの不安を再燃させ、日本株にも波及。特にハイテクや素材関連を中心に売りが広がりました。ただし、13日の米国株反発を受けて下値では買い戻しも見られ、過剰なパニック売りには至りませんでした。

この週は、日本市場が13日に祝日だったため、14日は米国市場の値動きを「後追い」するような形に。結果として売りが先行しやすい一方で、反発への期待も同時に交錯する展開でした。

さらに、国内では公明党の連立離脱表明が伝わり、政局不安が浮上。政策の不透明感が投資家心理を冷やし、外部要因とあわせて売り圧を強めました。
総じて「外からは関税リスク、内からは政治リスク」というダブルパンチで、先物主導の下落が目立つ一日となりました。

トレード銘柄|調整局面での積み立てと買い増し

楽天証券|積み立て投資

  • 9432 NTT(NISA)
    株  価: 150.7円
    合  計: 2,400株
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,041.0
    数  量: +3口
    合  計: 64口

SBI証券|スイングトレード

買い増し銘柄

  • 2146 UTグループ +1株(合計13株)
  • 2768 双日 +1株(合計1株)
  • 3861 王子HD +10株(合計10株)
  • 4208 UBE +1株(合計25株)
  • 4502 武田薬品工業 +1株(合計1株)
  • 4996 クミアイ化学工業 +10株(合計70株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +2株(合計144株)

売却銘柄

  • なし

反省点|慎重な相場観の中での買い判断

4月のような急落を想定していたが、米国市場の戻りが下支えとなり、日経平均は大幅安ながらも暴落には至らなかった。
個別株は軟調だったものの、押し目としては有効な局面だったと考えられる。特に、10日に下方修正を発表したクミアイ化学工業を追加購入し、取得単価を引き下げられたのは好判断だった。

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