Daily accumulation creates the future.

兼業投資家が小金持ちを目指すブログ

【収支報告】関税リスクで米株調整、日本は底堅く反発|8月6日のデイトレ結果

2025年8月6日のデイトレードは、米国市場の下落やインドへの関税リスクといった外部要因に影響されつつも、日本市場は底堅く推移しました。本記事では、売買代金ランキングをもとに選定した銘柄でのトレード結果や、収支の詳細、そして取引の反省点をブログ形式でまとめています。市況や取引の振り返りを通じて、次の一手を見極めるヒントを探っていきます。

2025年8月6日の市況|インド関税問題で米株調整、日本は堅調に反発

主要指数(8月6日時点)

日経平均:40,794.86(+245.32)
TOPIX:2,966.57(+30.03)
NYダウ:44,111.74(-61.90)
NASDAQ:20,916.55(-137.03)
S&P500:6,299.19(-30.75)

米国市場(8月5日)

8月5日の米国株式市場は、全体的に調整ムードが広がる展開となりました。ダウ平均は小幅安の44,111.74ドル(前日比-61.90ドル)と粘りを見せた一方で、S&P500は-30.75、NASDAQは-137.03と、特にテクノロジー株に対して売り圧力が強まる場面が目立ちました。

背景にあったのは、経済成長に対する不透明感や、トランプ大統領によるインドへの関税強化の姿勢です。すでに8月1日から25%の関税が発動されているにもかかわらず、5日には「さらに24時間以内に大幅引き上げ」と発言し、地政学的な緊張が高まりました。インドがロシア産原油の輸入を続けていることが、その引き金となった模様です。

これに対し、インド側は「不当な圧力だ」と反発し、ルピーは一時87.88ルピーと過去最低水準近くまで下落。輸出競争力の面では一部でプラス評価もありましたが、市場全体としては先行き不透明感が強まり、リスク回避姿勢が強まった印象です。

また、米サービス業に関する経済指標も予想を下回り、景気の減速懸念が再燃。とはいえ、FRBが金利を引き下げる可能性や、堅調な企業決算が一部銘柄を支える動きもあり、市場の下値は限定的でした。

日本市場(8月6日)

8月6日の東京株式市場は、前日の米国市場の軟調を受けながらも、底堅い動きとなりました。日経平均は245.32円高の40,794.86円、TOPIXも30.03ポイント高の2,966.57と続伸。米FRBの利下げ観測が意識され、買い安心感につながった形です。

為替はドル円が147円台前半と円安気味に推移し、輸出関連銘柄にはプラス材料となりました。業種別では東証33業種中、サービスを除く32業種が上昇するなど、広範囲にわたって買いが優勢。半導体関連は米企業の決算やナスダック先物安の影響を受けて軟調でしたが、それ以外では三井不動産やJX金属などに大きな買いが入りました。一方で、リクルートやメルカリなどは売られる展開となりました。

米サービス業指標の弱さは、一方で「景気悪化 → 利下げ加速」への期待も呼び込み、日本市場にとっては逆にポジティブ材料として作用した側面もあります。

アジア市場全体では、韓国株が下落する中、日本市場の上昇は約0.6%と堅調で、香港や中国・上海市場も小幅ながらプラスで推移。世界的な不安材料がくすぶる中でも、日本市場は輸出関連株や好決算期待の銘柄を中心に物色され、個別株主導での強さを見せた一日でした。

デイトレード銘柄|売買代金ランキングから選定、短期チャンスを狙う一日

楽天証券

  • 2158 FRONTEO
    株  価: 1,051.0 → 1,057.0
    約定時間: 09:22:56 → 09:23:18
    収  支: +600円
    狙  い: 朝の勢いと売買代金の急増を確認して即エントリー。素早く利確し、その後の下落を回避できた点は高評価。
  • 155A 情報戦略テクノロジー
    株  価: 977.0 → 979.0
    約定時間: 09:30:26 → 11:02:38
    収  支: +200円
    狙  い: 売買代金ランキングを参考に選定。大口の買いを読み取ってエントリーしたが、思ったほど伸びず。微益ながらもプラスで終了。
  • 3565 アセンテック
    株  価: 1,696.0 → 1,674.0
    約定時間: 13:07:02 → 15:30:00
    収  支: -2,200円
    狙  い: 前場での急騰を見て後場に落ち着いたところで入ったが、出来高が細り思うように動かず。大引けにかけて下落し、成行で損切り。
  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,089.0
    数  量: +1株
    合  計: 8株

SBI証券

買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計32株)
  • 4208 UBE +2株(合計8株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +5株(合計105株)

いずれも高配当利回り銘柄で、長期保有を前提にコツコツ買い増し中。UBEとヤマハ発動機は決算後の下落タイミングを狙って取得単価の引き下げを狙った動き。

売却銘柄

  • なし

反省点|利益の確保と取引時間の効率をどう両立するか

FRONTEO
 わずかな時間で利確できた点は成功例。売買代金の増加と値動きの勢いをうまく捉えた判断だった。

情報戦略テクノロジー
 エントリータイミング自体は悪くなかったが、利益が伸びずに長時間ポジションを保有することに。効率面で課題が残った。

アセンテック
 前場を見送った判断は的確だったものの、後場での出来高減少を見誤ったのが痛手。次回はボリュームの推移にも目を配る必要あり。

総括
 売買代金ランキングに基づく銘柄選定はおおむね良好だったが、エントリー後の展開や時間効率に改善の余地あり。今後は利確のタイミングをいかに見極めるかが鍵となる。

  • B!