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【収支報告】トランプ関税で揺れる市場|7月9日のデイトレ結果

【収支報告】トランプ関税で揺れる市場|7月9日のデイトレ結果

2025年7月9日のデイトレード結果をブログで振り返ります。市場はトランプ関税の発表によって一時揺れ動いたものの、日本株は円安支援もあり堅調に推移。収支は小幅ながらプラスを確保できましたが、トレードの入り方や利確のタイミングには改善の余地あり。今回の市況とデイトレ戦略を見直し、次に活かしていきたいと思います。

2025年7月9日の市況|トランプ関税の波紋と円安支援で日本株は続伸

主要指数(7月9日時点)

日経平均:39,821.28(+132.47)
TOPIX:2,828.16(+11.62)
NYダウ:44,240.76(-165.60)
NASDAQ:20,418.46(+5.94)
S&P500:6,225.52(-4.46)

米国市場(7月8日)

7月8日の米国市場は、トランプ大統領の「関税カード」に再び注目が集まりました。銅の輸入に対して50%の関税を発表し、加えて製薬品や半導体にも高率の関税を課す可能性を示唆。銅先物は+13%と記録的な急騰を見せたものの、株式市場は比較的冷静な反応となり、ダウは0.4%安、S&P500とNASDAQはほぼ横ばいでした。

市場ではこのような「トランプ節」=TACO(Trump Always Chickens Out)に慣れつつあり、過去の「発表→警戒→結局後退」の流れが織り込まれている印象。10年債利回りは4.42%とやや上昇しており、金利の高止まりは継続中です。

また、米政権は日本・韓国など14ヵ国に対し、8月1日からの関税発動を予告する書簡を送付し、「延期ではなく確定」と強調。市場は発表の“真偽”と実効性に神経を尖らせつつ、経済指標やFRBの利下げ見通し(9月が焦点)と照らし合わせながら、慎重なトレードを続けています。

日本市場(7月9日)

日本株は、前日比132円47銭高の39,821円28銭と続伸。円安の進行が追い風となり、輸出関連株を中心に買いが入ったことで、全体的に底堅い動きでした。一方でハイテク株など一部では利確の動きも強く、後場にはやや伸び悩む場面も。

TOPIXも+0.41%高の2,828.16で引け、安定感を見せました。ドル/円は円安方向に推移し、海外売上比率の高い企業にとってはポジティブな要素に。

米国での関税強化方針により、日本市場でも関連業種への注目が高まっています。特に医薬品と半導体については、最大200%もの関税導入の可能性が報じられたものの、医薬品には「1年〜1年半の猶予」が設けられるとの観測もあり、市場の反応は限定的。銅関税については7月末〜8月1日の導入見込みで、商務省ラトニック長官が月内に追加の発表を行うとしています。

医薬品関連株は米国市場で一時下落後に反発、日本市場でも落ち着いた動きが目立ち、「構えるが慣れている」という投資家心理が表面化しています。

デイトレード銘柄|関税関連の物色も、動きは限定的

楽天証券

  • 7267 本田技研
    株  価: 1,463.5 → 1,464.5
    約定時間: 09:13:46 → 09:33:10
    収  支: +100円
    根  拠: 米国の関税発動前に関連銘柄として物色される「イベントドリブン」な動きを想定。売買代金上位の中から注目したが、エントリーがやや早く、需給変化の“前のめり”エントリーに。早めの利確で微益撤退。
  • 285A キオクシアホールディングス
    株  価: 2,672.0 → 2,679.0
    約定時間: 09:37:12 → 09:54:39
    収  支: +700円
    根  拠: +700円
  •  根  拠 売買代金ランキングからピックアップ。売り板を突破しての上昇に期待してエントリーしたが、直近高値での売り圧力に直面。柔軟に売値を調整して利確。
  • 9878 セキド
    株  価: 1,294.0 → 1,299.0
    約定時間: 10:08:13 → 10:10:00
    収  支: +500円
    根  拠: 薄い板によるリスクを意識しつつ慎重に初回エントリー。急変動に注意しながら短期的な値動きを捉えて利確。
  • 218A LIBERAWARE
    株  価: 1,964.0 → 1,972.0
    約定時間: 10:20:40 → 10:21:56
    収  支: +800円
    根  拠: 売買代金ランキング上位で注目。値動きに素直さが見られ、短時間での上昇を狙って入ったトレードで、想定通りの動きとなり利確。

SBI証券

2025年7月9日の買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計22株)
  • 2163 アルトナー +1株(合計27株)

売却銘柄

  • なし

戦略的な押し目買いを実施し、高配当株ポートフォリオの強化を継続中。買い増しによって平均取得価格を引き下げ、今後の配当利回り向上を狙う着実な積み上げとなりました。

反省点|イベント思惑での入り方に工夫の余地あり

本田技研へのエントリーは、8月1日から発動予定の関税を前にした駆け込み需要を見越した“イベント思惑”でのエントリー。ただし、そうした需給の変化を先回りしすぎた結果、値動きの勢いに乗り切れず、浅い利確にとどまる形に。もう少し需給の変化が表面化するタイミングを見極める余地がありました。
一方、キオクシアでは目標株価未達でも、柔軟に売値を見直して対応できた点は評価ポイント。とはいえ、「届かなかった場合の次善策」=プランBを事前に想定しておけば、もっとスムーズなトレードができたかもしれません。

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