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【収支報告】小幅プラスと痛みの損切り|7月8日のデイトレ結果

2025年7月8日のデイトレード結果をブログで振り返ります。全体としては小幅ながら収支プラスを積み上げた一方、スイング目的で保有していた荏原製作所をルール通りに損切り判断。デイトレードにおける時間の使い方と機会損失の重さを痛感した一日でした。今後のトレード戦略に活かすべく、反省点をしっかり記録しておきます。

2025年7月8日の市況|“相互関税”に揺れるも、日本市場は底堅さを維持

主要指数(7月8日時点)

日経平均:39,688.81(+101.13)
TOPIX:2,816.54(+4.82)
NYダウ:44,406.36(-422.17)
NASDAQ:20,412.51(-188.58)
S&P500:6,229.98(-49.37)

米国市場(7月7日)

米国ではトランプ大統領が「相互関税(reciprocal tariffs)」に関する交渉期限を8月1日へと延長し、それに伴って日本を含む14ヵ国に新たな関税率を通知しました。日本や韓国には25%、ミャンマーやラオスには最大40%、さらにはBRICS諸国への追加関税の可能性まで示唆されるなど、市場へのインパクトは大きく、S&P500は0.8%、NASDAQは0.9%、ダウは1%弱と主要指数はそろって下落しました。

特にテスラが6.8%の急落を記録。イーロン・マスク氏との政治的対立が強調された影響もありました。また、輸出依存度の高いルルレモンやエスティローダー、ディアなどの銘柄も大きく売られました。

インフレへの懸念も再燃しており、米10年債利回りは4.39%へ上昇、原油価格も1.9%高と、金利・商品市場ともに敏感に反応。とはいえ、個人投資家を中心に“押し目買い”の動きも一部で見られており、今後の通商交渉次第では反発余地もありそうです。

日本市場(7月8日)

日本でも、トランプ大統領からの関税書簡が大きな話題に。8月1日から日本に25%の追加関税が適用される見通しとなりました。これは既存の自動車・鉄鋼・アルミへの関税とは別枠であり、回避策の難しい広範なもの。しかし、トランプ氏が「100%確定ではない」と述べたことから、今後の協議余地が残されていると受け止められ、最悪のシナリオが遠のいたことで市場には安堵感が広がりました。

政府は速やかに対応し、「国益を守る」との姿勢を示しました。とはいえ、経済成長率へのマイナス影響や企業収益の下押しリスクも否定できず、円安進行(1ドル=146円前後)や日銀の利上げ観測の後退も含め、今後の展開には警戒感も残ります。

当面は「実行圧力」と「交渉余地」が同時に存在する微妙な局面が続きそうです。市場も政府も、この7月から8月にかけての協議進展を見極める構えです。

デイトレード銘柄|荏原製作所で損切り判断、他は小幅ながらプラスを重ねる展開

楽天証券

  • 6361 荏原製作所
    株  価: 2,851.5 → 2,694.5
    約定時間: 7月1日 → 7月8日 09:15:33
    収  支: -15,700円
    根  拠: スイングトレード狙いで保有していたものの、上値の重さが目立ち、明確な反発の兆しが見られず。デイトレードの機会損失を避けるためにも、ルールに従い損切りを選択。
  • 6836 ぷらっとホーム
    株  価: 1,436.0 → 1,451.0
    約定時間: 09:40:12 → 09:53:09
    収  支: +1,500円
    根  拠: 売買代金ランキング上位銘柄で、流動性が高く値動きが軽快。短期の値幅取りを意識してイン。
  • 218A LIBERAWARE
    株  価: 1,819.0 → 1,822.0
    約定時間: 10:00:37 → 10:48:35
    収  支: +300円
    根  拠: 売買代金の増加と注目度の高さを背景に、流れに乗ってエントリー。
  • 141A トライアルホールディングス
    株  価: 2,617.0 → 2,622.0
    約定時間: 13:20:52 → 13:36:53
    収  支: +500円
    根  拠: 売買代金の急増を確認し、短期資金の流入を意識して入る。
  • 285A キオクシアホールディングス
    株  価: 2,549.0 → 2,554.0
    約定時間: 14:03:03 → 14:43:17
    収  支: +500円
    根  拠: 直近の値動きと売買代金の多さから、短期反発を期待してエントリー。

SBI証券

7月8日の買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計21株)
  • 2163 アルトナー +1株(合計26株)

売却銘柄

  • なし

高配当戦略に基づき、平均取得単価の調整と配当利回りの強化を意識した買い増しを実施。現時点での売却は見送り、引き続きインカム重視で運用を継続。

反省点|保有期間と機会損失のバランスを再考

荏原製作所については、1週間のスイング保有後に損切りを決断。結果はマイナスだったが、それ以上に“他のチャンスを逃した”という機会損失の方が大きいと痛感。保有期間が長引くことで見えなくなる期待値をどう判断するか──今後はその見極め力もトレードスキルの一部として、柔軟に対応していきたい。

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