2025年6月17日のデイトレード結果をブログで報告します。中東情勢の緊迫と日銀金融政策の影響が意識された相場の中、堅実な利確を重ねることができました。日経平均は4か月ぶりの高値を更新し、米国市場も底堅さを見せる展開に。収支報告を通じて、その日の市況と戦略を振り返ります。
2025年6月17日の市況|中東情勢の緊迫と日銀の現状維持でリスク選好に変化
主要指数(6月17日時点)
日経平均:38,536.74(+225.41)
TOPIX:2,786.95(+9.84)
NYダウ:42,515.09(+317.30)
NASDAQ:19,701.21(+294.38)
S&P500:6,033.11(+56.14)
米国市場(6月16日)
6月16日のアメリカ市場は、中東情勢の緊迫化が意識され、序盤はリスク回避ムードが広がりました。原油価格は一時2%以上上昇し、WTIは72ドル台、ブレントは73ドル台を突破。原油高は企業のコスト増加を招くため、株式市場にはネガティブに働きがちです。
その影響でS&P500やナスダックの先物はマイナス圏でスタートしましたが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻し、最終的にはプラス圏で終了。米経済の底力を背景に、投資家のリスクオフ姿勢も一時的だったようです。
また、米10年債利回りは小幅に低下し、安全資産の金や債券に資金が流れたのも特徴的な動きでした。「地政学リスク=即下落」ではなく、全体としては落ち着いた値動きに留まりました。
日本市場(6月17日)
東京市場では、日経平均が前日比225円高の38,536円と4か月ぶりの高値圏で大引けを迎えました。半導体関連株への買いが続いたほか、日銀金融政策が市場の想定通りに着地したことで安心感が広がりました。
特に、国債買い入れペースの縮小が予想通りの内容だったことで債券利回りが上昇し、為替市場では円安が進行。これが株式市場にプラスの風を送りました。
市場参加者の関心は、黒田総裁の会見内容よりも次の一手や海外の金融政策の影響へとシフトしつつあります。目新しい材料が乏しい中でも、投資家心理は徐々にリスク選好に傾いている印象です。
デイトレード銘柄|堅実な利確と高配当狙いの買い増し
楽天証券
- 9235 売れるネット広告社
株 価 1,972.0 → 1,979.0
約定時間 09:12:53 → 09:13:17
収 支 +700円
根 拠 売買代金ランキングの上位に入っており、短期資金が集中していたため選定。 - 6526 ソシオネクスト
株 価 2600.5 → 2604.5
約定時間 09:45:13 → 09:46:02
収 支 +400円
根 拠 同じく売買代金ランキング上位に加え、半導体セクター全体の上昇トレンドに乗る形でエントリー。
SBI証券
6月17日の買い増し銘柄
- 5406 神戸製鋼所 +1株(計92株)
- 7272 ヤマハ発動機 +1株(計92株)
売却銘柄
- なし
高配当投資のルールに則り、取得単価を引き下げることで配当利回りの向上を狙った買い増しを実行。
反省点|エントリーのタイミング再考
全体的にはプラス収支で終えた1日でしたが、売却直後に反落する場面があり、タイミングをあと数秒遅らせていればさらに利益を伸ばせた可能性もありました。今後は、板の動きや出来高推移からもう一歩踏み込んだエントリー・エグジットの精度向上を意識していきます。