2022年4月25日のデイトレード記録です。今回のブログでは、米長期金利の上昇がグロース株へ与える影響と、それに基づく収支やトレード戦略を解説します。市場全体の動きを踏まえつつ、注目銘柄の値動きや今後の展望も整理しました。米長期金利と株価の関係を意識した投資判断のヒントになる内容です。
米市場の下落と日経平均への影響
先週末の米市場は下落し、その余波を受けたうえで、日本市場も連休前のポジション整理が重なり、日経平均は軟調な動きとなりました。さらに、米長期金利がじわじわと上昇を続けており、グロース株投資に逆風が吹いています。まるで風速5メートルの向かい風の中でジョギングしているような感覚です。
米国の長期金利上昇がグロース株に与える影響
米長期金利の上昇は、とくにグロース株にとって避けられない影響をもたらします。主なポイントは以下の2つです。
- 割引率の上昇
グロース株は「未来の利益」を評価して買われる傾向があります。しかし金利が上がると、その未来の利益を現在価値に割り引いたときの値が小さくなり、株価が下がりやすくなります。 - 借入コストの増加
成長企業は積極的に資金を調達して事業を拡大しますが、金利が上がれば借入コストも増加。これが利益圧迫要因になります。
このため、長期金利の動向は投資家にとって無視できない“天気予報”のような存在です。
今日のトレードと今後注視すべき銘柄
本日はグロース株全体に逆風が吹く中でも、好材料を背景に上昇を見せた銘柄に絞ってトレードしました。特にHENNGEやGREENEARTHINSTは、材料とトレンドが合致しており引き続き監視対象です。
好材料を持つ銘柄は、金利上昇局面でも相対的に堅調なパフォーマンスを見せることがあります。今後もニュースや値動きを丁寧に追い、タイミングを見極めていきます。
- 9212 GREENEARTHINST
株 価: 914.0 → 915.0
収 支: +100円 - 4475 HENNGE
株 価: 1,100.0 → 1,101.0
収 支: +100円 - 3936 グローバルウェイ
数 量: 200株
株 価: 570.0 → 573.0
収 支: +600円 - 2150 ケアネット
株 価: 865.0 → 868.0
収 支: +300円
まとめと今後のトレード戦略
米長期金利の上昇はグロース株にとって強い逆風ですが、好材料を備えた銘柄はその影響をやや和らげる傾向があります。今後も、材料と値動きが合致する銘柄を見極め、慎重かつ柔軟な戦略で臨むことが重要です。
「金利の波をどう乗りこなすか?」は、サーフィンと同じでタイミングがすべて。波に逆らうのではなく、勢いを利用して利益につなげたいところです。