新年度のスタートとともに、相場も一段と波乱含みの展開を見せています。日経平均の下落に加え、私自身はS&P500ETFで久々の利益確定を実施しました。今回の記事では、デイトレードでの収支状況や、S&P500ETFに対する今後の利確戦略、そしてこれからの投資方針について詳しくお伝えします。短期トレードと長期投資をどう組み合わせていくか、そのリアルな試行錯誤もぜひご覧ください。
S&P500 ETFでの利益確定と今後の投資方針
いよいよ新年度が始まりました。気持ちをリセットして、改めてデイトレードに挑んでいます。
まずは個別株の話題から。長期保有中の丸紅株ですが、本日も相変わらずの横ばい展開でした。上にも下にも大きく動かない「持ち合い相場」といったところ。しかし午後になると、企業側から新たな材料が発表され、来週以降の値動きにちょっとした期待感が出てきました。今回は損切りせず、引き続き保有継続の判断をしました。
一方、日経平均も今日は軟調な展開に。4月1日現在、日経平均は下落し、私の監視銘柄たちも次々と値を下げる状況。チャートを見れば、どの銘柄もそろって同じような下降トレンドを描いています。「新年度だから相場も上向き!」なんて甘い期待は封印。ここはしっかり冷静に、市場全体の流れを見極めながら慎重にトレードしていく必要がありそうです。
さて、本題はここから。
コロナ禍以降、長い間含み損状態だったS&P500ETFですが、ようやく最近になってプラ転してくれました。この上昇を受け、ついに今回利益確定を実施!長くホールドしてきたぶん、達成感もひとしおです。
ただ、ここで完全撤退というわけではありません。世界経済はまだ不透明感が残っており、S&P500も一方的な上昇相場が続くとは限りません。次の調整局面が来る可能性も十分あります。
そういった背景から、今回は一度利益をしっかり確定し、現金ポジションを増やすことでリスク管理を優先しました。これで過去の含み損もきれいに解消でき、次の投資チャンスにも冷静に対応できる状態に整えました。
これからの方針としては、「一括投資」ではなく「定期積立スタイル」でS&P500ETFに少しずつ再エントリーする予定です。いわゆる「ドルコスト平均法」を取り入れ、相場の上下に動じない形で長期資産形成を目指していきます。
短期のデイトレードでコツコツ収支を積み上げつつ、長期の積立投資でじっくり資産を増やす――そんな二刀流スタイルで、新年度の相場に挑んでいきます!