2023年3月10日にSVBが破綻したあたりから日本製鉄は株価を下げてきています。そこから再び上昇したのは3月31日、4月6日には再度下落しています。2,900円を境に上昇しているようでしたが、昨日は2,900円も割っており、今日に至っては大引けには上昇し2,857.5(+1.5)となりましたが、一時は2,800円も割り2,786.5円になる場面もありました。
日本製鉄の決算は5月10日にあります。それに向けて株価は再度上昇していくのか、それとも・・・
2023年3月10日の「当社経営概況」を元に推測していきたいと思います。
まずは、今日のマーケット振り返りから。
今日のマーケット
日経平均は、28,416.47(-203.60)となっています。Alphabetは1〜3月の売上高は予想を上回っていましたが、前年同期比寄りはマイナス、Microsoftはクラウドが好調なようですが、24日にファースト・リパブリック・バンクの預金額が2022年末に比べ4割減となっており資金調達コストがかさみ、純利益も前年同期比33%減となったこともあり、まだまだ続きそうな金融不安もありNYダウは33,530.83(-344.57)となっていることもあり、そのあおりもあってか下落の一因となっていると思われます。
業種別で見ても銀行業が下落率が高い状態でした。
デイトレ銘柄(2023/4/26)
楽天証券
今日のトレードは、
- 7356 Retty(259)
この1銘柄のみです。
Retty:ご存じグルメサイトの「Retty]を運営しています。掲載店からの加盟料、広告が収益です。
本日の出来高ランキングトップ、アフターコロナへ向けて期待を込めて買ってはみたものの、下落する一方。しかし230円を境に下落することなく、かと言って上昇してもいませんが、明日に期待して持ち越しをすることにしました。
SBI証券
本日のS株は、
- 日本製鉄(買い増し)
- INPEX(新規)
この2銘柄を買っています。
決算に向けて、日本製鉄は上昇?
リード文にも書いた通り、最近日本製鉄は下落傾向です。
一般的に決算に向けて
2023年3月10日の「当社経営概況」を読んでみると、鋼材の需要は新興国やASEAN、中国の需要はあるようですが、日本や欧米をはじめとした先進国の需要はあまりないようです。国内鋼材需要はコロナからの回復ペースは鈍化しているようですが、全世界で見ると鋼材の需要は右肩上がりとなっています。
それでは、配当金はどうでしょう。2021年は160円、2022年は180円となり20円の増配、過去最高の配当となっています。また、配当性向は2015年から30%程度を目安としているようです。2023年3月期の配当性向は24.7%でした。
利回りは一般的な平均値である5%より高めの6.3%です。
現在、カーボンニュートラルに向けて構造改革を行っている日本製鉄。みんかぶでは目標株価を4,514円としています。
コロナによる一時的な需要の鈍化もありますが、今後需要の回復も想定されると思います。
5月10日の決算発表が楽しみな銘柄の一つなのかもしれません。
参考資料👇
[blogcard url="https://www.nipponsteel.com/index.html"]
さいごに
今回の日本製鉄の推測は、あくまでも個人的な主観で書いていることが多いかと思います。株式投資を始めて2年目(1年留年していますが)で、まだまだ決算の読み方など足りない部分もありますので、大目に見てくれると助かります。
それでは、あしたも頑張りましょう。