5月18日の日本市場は、なぜここまで大きく売られる展開になったのか。前週末の米国市場では原油高と金利上昇が重なり、主要指数がそろって調整色を強めました。この流れが週明けの日本市場にも波及し、AI関連や半導体関連といった主力株を中心に幅広く売りが広がりました。
米国では原油価格が1バレル100ドル台に乗せ、同時に米10年債利回りが約1年ぶりの水準まで上昇。インフレ懸念と金融政策の不透明感が意識され、投資家のリスク許容度が低下しました。こうした外部環境の変化は為替や金利にも影響し、日本の長期金利が約29年半ぶりの高水準となったことも相場の重しとなりました。
本記事では、米国市場から日本市場へとつながる一日の流れを整理しながら、実際に行ったトレードの狙いと背景を丁寧に振り返ります。デイトレ銘柄の選定理由や値動きのポイント、別口座で進めているスイング・高配当投資の売買状況、そしてその日のトレードを通じて得た気づきや改善点までをまとめています。
相場の動きを理解しながら、自分の投資判断を少しずつアップデートしていきたい読者に向けて、日々の記録が学びにつながるような内容を意識して書いています。
2026年5月18日の市況|原油高と金利上昇が重なり世界的にリスク回避が強まった一日
主要指数(5月18日時点)
日経平均:60,815.95(-593.34)
TOPIX:3,826.51(-37.46)
NYダウ:49,526.17(-537.29)
NASDAQ:26,225.15(-410.08)
S&P500:7,408.50(-92.74)
米国市場(5月15日)
15日の米国市場は、前日までの高値圏から一転して調整が意識される一日となりました。NYダウは49,526.17で引け、節目とされていた5万ドル台を再び割り込む形となりました。S&P500やNASDAQもそろって下落し、前日までの強い流れがいったん落ち着いた印象です。
市場が特に警戒したのは、原油価格と金利の同時上昇です。原油先物は1バレルあたり約101ドルまで上昇し、エネルギーコストの上振れが企業収益や消費活動に与える影響が意識されました。さらに米10年国債利回りは4.55%と約1年ぶりの水準に上昇し、金利上昇と原油高が重なることで、成長期待の高い銘柄やバリュエーションの高い銘柄に売りが入りやすい環境となりました。VIXも18近辺まで上昇し、投資家がリスク管理を強めている様子がうかがえます。
個別では、これまで相場をけん引してきたAI関連や半導体関連に利益確定売りが広がりました。インテル、AMD、マイクロンなど主要半導体株がそろって下落し、NASDAQの重しとなりました。一方で、マイクロソフトは著名投資家による大口保有の開示が材料視され、相場全体が軟調な中でも比較的底堅い動きとなりました。
マクロ面では、米中首脳会談の内容が市場の期待に届かなかったとの見方が広がりました。対話継続の枠組みは確認されたものの、貿易や安全保障、AIルール策定など具体的な合意には踏み込めず、期待先行で上昇していた分だけ反動が出た形です。また、原油高と金利上昇を背景に、2026年中の利下げ観測がやや後退し、一部では追加利上げの可能性まで意識され始めています。こうした環境が、ハイテク株を中心に調整を促す要因となりました。
日本市場(5月18日)
18日の日本市場は、前週末の米国市場の下落を受けて売りが先行し、主要指数がそろって軟調な展開となりました。日経平均は60,815.95円で引け、前週末比593.34円安となりました。取引時間中には一時1,000円を超える下げ幅となる場面もあり、投資家心理の弱さが目立つ一日でした。
背景としては、米国市場での原油高と長期金利上昇が日本市場にも波及したことが大きく、特にAI関連や半導体関連といった日経平均への寄与度が高い銘柄に売りが広がりました。これらの銘柄は直近まで相場をけん引してきただけに、利益確定の動きが出やすい地合いでもありました。
加えて、日本の長期金利が約29年半ぶりの高水準に上昇したことも重荷となりました。金利上昇は企業の資金調達コストや消費活動への影響が意識されやすく、株式市場全体に慎重なムードをもたらしました。為替は円安基調が続いたものの、株価を押し上げるほどの材料にはならず、全体としては売り優勢の展開が続きました。
個別では半導体関連やハイテク株の下落が目立ちましたが、ディフェンシブ性の高い銘柄の一部には相対的に底堅い動きも見られました。ただ、市場全体の流れを変えるほどの強さには至らず、東証プライムの約7割が値下がりするなど、広範囲で売りが広がった一日でした。
トレード銘柄|本日の売買
楽天証券|積み立て投資
特定口座
- 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,243.0
数 量: +1口
合 計: 233口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 141A トライアルホールディングス
株 価: 2,997円
数 量: +1株
合 計: 14株 - 5803 フジクラ
株 価: 5,653円
数 量: +1株
合 計: 9株
売却銘柄
- なし
5月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|本日の判断と今後への活かし方
本日はトライアルホールディングスとフジクラの2銘柄を買い増ししました。どちらも決算後の調整が続いている銘柄ですが、指標面では依然として強さがあり、過度に売られている印象がありました。トライアルは短期的な売られ過ぎ、フジクラは資金の一時的な偏りによる下落と判断しています。
今回の買い増しが良いナンピンとなるかどうかは、今後の値動きを丁寧に確認しながら判断していきたいところです。結果だけでなく、エントリーの背景や根拠を振り返ることで、次のトレードに活かせる学びが増えると考えています。