2月25日の市場は、米国株の反発と円安基調を背景に、日本市場が大きく上昇する一日となりました。日経平均は史上最高値を更新し、AIや半導体関連株を中心に買いが広がりました。一方で、高市首相の利上げに慎重な姿勢が伝わり、金融株には売りが出る場面も見られています。本記事では、米国市場と日本市場の動きを整理するとともに、当日のトレード内容とその振り返りについてまとめています。
2026年2月25日の市況|米国株反発と円安を背景にリスク選好が強まった一日
主要指数(2月25日時点)
日経平均:58,583.12(+1,262.03)
TOPIX:3,843.16(+27.18)
NYダウ:49,174.50(+370.44)
NASDAQ:22,863.68(+236.41)
S&P500:6,890.07(+52.32)
米国市場(2月24日)
24日の米国市場は、前日に大きく売られた反動から買い戻しが優勢となり、主要3指数がそろって上昇しました。前日はトランプ政権の関税政策を巡る不透明感や、AI分野に対する警戒感が重なり、NYダウを中心に幅広く売られる展開となっていましたが、この日は過度な悲観が後退し、押し目買いが入りやすい地合いとなりました。
NYダウは前日比370.44ドル高の49,174.50ドルで取引を終え、前日の急落からの回復が目立ちました。AI関連への警戒感で売られていたソフトウェア株や主力銘柄に買い戻しが入り、指数を押し上げました。NASDAQも236.41ポイント高の22,863.68で引け、テクノロジー株を中心に反発が鮮明となりました。S&P500も52.32ポイント高の6,890.07と、前日の下落分を相応に取り戻す動きとなっています。
個別銘柄では、AMDがメタ・プラットフォームズとの複数年契約を好感して大きく上昇するなど、材料の出た銘柄が指数をけん引しました。業績の改善や大型契約といったファンダメンタル要因が評価され、市場全体の押し上げにつながった形です。一方で、関税政策を巡る不透明感などのマクロリスクは残っており、先行きに対する慎重姿勢も完全には払拭されていません。
騰落状況を見ると、値上がり銘柄が優勢となり、NYダウ構成銘柄やS&P500構成銘柄でも上昇銘柄が多くを占めました。前日の下落が一時的な調整と受け止められ、短期的な過度の売りが修正された一日だったと考えられます。
日本市場(2月25日)
25日の日本市場は、前日の米国市場の反発を好感する形で買いが広がり、日経平均は前日比1,262円03銭高の58,583円12銭で取引を終えました。終値ベースでは史上最高値を更新しており、市場全体の強さが印象に残る一日となりました。TOPIXも3,843.16ポイントまで上昇し、特定の銘柄や業種に偏らず、幅広い銘柄に買いが入った点が特徴的です。売買代金も増加し、市場参加者の積極姿勢がうかがえました。
上昇の背景としては、米国株高による安心感に加え、AIや半導体関連株への継続的な資金流入が挙げられます。成長分野に対する期待が根強く、関連銘柄が相場全体を押し上げる役割を果たしました。また、為替市場ではドル円が155円台半ばで推移するなど円安基調が続き、輸出関連企業の業績期待が意識されたことも株価を支える要因となりました。
一方で、政策面では不透明感も意識されています。高市早苗総理が日本銀行の植田和男総裁との会談で追加利上げに難色を示したとの報道が伝わり、金融政策の先行きに対する見方が分かれる展開となりました。この報道を受け、銀行株を中心に売りが出る場面も見られました。利上げが進めば金利上昇による収益改善が期待される一方で、その可能性が後退するとの見方が広がったことが、金融株の重しとなったと考えられます。
この日の日本市場は、テクノロジー関連への成長期待と、金融政策を巡る不透明感という二つの要因が同時に意識される構図となりました。円安による輸出関連株の下支えがある一方で、資源価格や海外金利の動向など、外部環境の変化には引き続き注意が必要な局面といえます。
トレード銘柄|短期売買と積立運用を分けた運用方針
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 3853 アステリア
株 価: 1,248.0 → 1,249.0
約定時間: 09:30:47 → 10:27:21
収 支: +100円
狙 い: 当日の値上がり率ランキングを参考にし、短期的な値動きが期待できる銘柄としてエントリーしました。寄り付き後の動意づきを重視し、出来高の増加と価格の推移を見ながら、短時間での値幅獲得を目的とした取引です。 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,208.0
数 量: +2口
合 計: 190口
SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- なし
売却銘柄
- なし
1月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|値動きの勢いと政策要因を踏まえた対応の必要性
デイトレードではアステリアを値上がり率ランキングから選定しましたが、上値では売りが出やすく、一時的に含み損を抱える場面もありました。上昇への意欲は感じられたものの、売り圧力が強く、思うように値を伸ばす展開にはなりませんでした。結果として買値付近まで戻したところで売却し、短期取引としては小幅な利益にとどまっています。値動きのリズムや上昇の勢いをより丁寧に見極める必要性を感じる取引となりました。
また、この日はSBI証券での買い増しは行いませんでしたが、高市首相が利上げに慎重な姿勢を示したことを受け、為替は円安方向に振れやすくなりました。その結果、円安の恩恵を受けやすい銘柄が上昇する一方で、銀行業は下落する動きが目立ちました。今後もこの傾向が続くようであれば、銀行株については押し目のタイミングを意識しながら、買い増しを検討する局面が出てくる可能性もあります。