9月3日の相場は、米国市場・日本市場ともにリスクオフの動きが強まり、主要指数は揃って下落しました。本記事ではその市況の流れとともに、実際のデイトレード収支や高配当株の投資動向をブログ形式でまとめています。デイトレードの売買判断や反省点を振り返りつつ、今後の戦略を考える参考になれば幸いです。
2025年9月3日の市況|主力ハイテク株の下落で大幅反落
主要指数(9月3日時点)
日経平均:41,938.89(-371.60)
TOPIX:3,048.89(-32.99)
NYダウ:45,295.81(-249.07)
NASDAQ:21,279.63(-175.92)
S&P500:6,415.51(-44.72)
米国市場(9月2日)
9月2日の米国市場は、9月相場のスタートとしては波乱の展開となりました。S&P500は44.72ポイント安の6,415.51、ダウ平均は249.07ポイント安の45,295.81、NASDAQは175.92ポイント安の21,279.63で終了。
相場を押し下げたのは、米国債利回りの上昇とハイテク株の失速。10年債利回りは4.27%に達し、リスクの高い成長株から資金が引き上げられました。加えて、金価格が最高値を更新し、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となりました。
そこへ追い打ちをかけたのが「トランプ政権による大半の関税は違法」とする判決。これが法的混乱を招き、通商政策や政府収入の先行きに不透明感を広げました。来週の雇用統計やFRBの政策判断を前に、市場の重心はリスク資産から安全資産へと移りつつある印象です。
日本市場(9月3日)
一方、日本市場は前日の反発ムードから一転して大幅反落。日経平均は371円安の41,938円、TOPIXも1.07%安の3,048.89となりました。
米国市場でのハイテク株安が波及し、ソフトバンクGや東京エレクトロンといった主力株が売られました。さらに、日銀の利上げ観測後退を背景に金融株も軟調で、指数を下押ししました。
内需関連ではパルプ・紙やゴム製品に買いが入りましたが、全体の雰囲気を持ち直すには至らず。債券市場では長期金利が上昇、円相場は円安基調ながら株式市場には好影響を与えきれませんでした。加えて、自民党総裁選への動きが意識され、政局不透明感も市場心理を冷やした要因となりました。
トレード銘柄|非鉄金属中心の短期売買とカバコ積み立て
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
- 5016 JX金属
株 価: 1,437.0 → 1,439.5
約定時間: 09:14:06 → 09:14:53
収 支: +250円
狙 い: 売買代金ランキングから選定 - 5726 大阪チタニウムテクノロジーズ
株 価: 2,878.0 → 2,887.0
約定時間: 12:58:02 → 13:07:55
収 支: +900円
狙 い: 売買代金ランキングから選定 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,087.0
数 量: +1口
合 計: 34口

SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 261A 日水コン +1株(合計6株)
- 4204 積水化学工業 +1株(合計6株)
- 8593 三菱HCキャピタル +1株(合計189株)
売却銘柄
- なし
反省点|利益を確保も伸ばし切れず
本日は非鉄金属がランキングに入り、JX金属と大阪チタニウムを短期トレードしました。JX金属では早めに利確したものの、その後の上昇を逃したのが惜しいところ。昨日のスズキと同様、利確後の上値を取り切れなかったのは課題です。
SBI証券では普段ならヤマハ発動機を購入する場面でしたが、上昇局面だったため見送り。その代わりに値を下げていた高配当銘柄を中心に買い増しました。特に下水道関連の日水コンは再び上昇してきており、今後の値動きを注視したいところです。
全体的にはポジティブな材料を捉えてエントリーできていましたが、利確のタイミングが早く、利益を伸ばす余地を残しました。スイング銘柄では慎重さを発揮した一方、攻めと守りのバランスをもう一段工夫する余地がありそうです。