6月25日の日本市場は、なぜここまで強い上昇を見せたのか。前日の米国市場では、景気敏感株が買われる一方で半導体株が調整するなど、指数ごとに方向感が分かれる展開でした。金利低下や原油安といった外部環境が落ち着きを取り戻す中、引け後に発表されたマイクロンの好決算が市場心理を大きく変えるきっかけとなりました。
米国ではエネルギー株が軟調だった一方、金融株や公益株に資金が向かい、相場全体を支える動きが見られました。為替や金利の変動も限定的で、地政学リスクもやや後退したことで、翌日の日本市場にはプラスの流れが波及。特にAI・半導体関連株には強い買いが入り、日経平均は過去最高値を更新する力強い相場となりました。
この記事では、米国市場から日本市場への流れを整理しつつ、当日のデイトレード銘柄の選定理由や約定時間、値幅の詳細をまとめています。また、別口座で行っているスイング(高配当投資)の売買状況、その日のトレードの振り返りとして良かった点と改善点も丁寧に記録しました。
相場の動きを一緒に理解しながら、日々の投資判断をアップデートしていきたい読者に向けた内容になっています。今日の相場をどう読み解き、どう行動したのか。そのプロセスを共有することで、明日の投資に役立つ視点を持ち帰っていただければ嬉しいです。
2026年6月25日の市況|AI・半導体が主役となった一日
主要指数(6月25日時点)
日経平均:72,366.34(+3,191.37)
TOPIX:4,016.47(+52.71)
NYダウ:51,848.90(+182.06)
NASDAQ:25,476.64(-110.40)
S&P500:7,358.22(-7.24)
米国市場(6月24日)
24日の米国市場は、主要3指数がそれぞれ異なる方向感を示す展開となりました。NYダウは景気敏感株やディフェンシブ株に買いが入り、前日比182.06ドル高と堅調に推移しました。終値ベースでは高値圏を維持しており、相場全体の底堅さが意識される動きでした。
一方、ハイテク株比率の高いNASDAQは、半導体株を中心に調整が続き、110.41ポイント安で取引を終了。S&P500もエネルギー株の下落が重しとなり、小幅ながらマイナス圏で引けています。
VIXは18.63と前日から低下し、過度な警戒感はやや後退しました。原油市場ではWTI先物が70.34ドルと軟調で、中東情勢の緊張緩和や需要面の不透明感が影響したとみられます。
個別セクターでは、原油安を受けてエネルギー株が売られ、エクソン・モービルやシェブロンなどが下落。一方で、金利低下を背景に金融株や公益株には資金が向かい、相場全体を下支えしました。10年債利回りは4.5%を下回り、インフレ懸念の一服が意識されやすい環境となっています。
NASDAQの下落を主導した半導体株では、マイクロン・テクノロジーに決算前の利益確定売りが続きました。ただし、引け後に発表された決算は市場予想を上回り、時間外では買いが優勢となりました。AI向けメモリ需要の堅調さが確認され、半導体セクター全体に安心感が広がったとみられます。
日本市場(6月25日)
25日の日本市場は、日経平均とTOPIXがそろって大幅に上昇し、特に日経平均は過去最高値を更新する力強い展開となりました。日経平均は前日比3,191円高と大幅高で、上げ幅は過去4番目の大きさとされています。
上昇を主導したのはAI関連株や半導体関連株で、前日の米国市場引け後に発表されたマイクロン・テクノロジーの好決算が追い風となりました。アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスといった寄与度の大きい銘柄が上昇し、これら4銘柄だけで日経平均を2,300円超押し上げたとされています。
原油価格の下落も市場心理を支え、エネルギーコスト低下への期待が広がりました。一方で、鉱業や海運、保険など一部業種は軟調で、原油安や金利動向の影響を受けやすいセクターとの違いが表れました。
東証プライムの売買代金は10兆9,137億円と活発で、値上がり銘柄は67%に達し、幅広い銘柄に買いが波及した一日となりました。
トレード銘柄|AI・半導体関連を中心にデイトレード
楽天証券|デイトレードと積み立て投資
特定口座
- 6723 ルネサスエレクトロニクス
株 価: 4,779.0円 → 4,787.0円
約定時間: 09:07:31 → 09:08:04
収 支: +800円
狙 い: 前日に続き売買代金が増加しており、当日も流動性が高いと判断したため。 - 3436 SUMCO
株 価: 3,757.0円 → 3,769.0円
約定時間: 09:25:01 → 09:30:24
収 支: +1,200円
狙 い: 前日から売買代金が高水準で推移しており、当日も値動きが期待できると考えたため。 - 6762 TDK
株 価: 3,856.0円 → 3,865.0円
約定時間: 10:16:46 → 10:18:42
収 支: +900円
狙 い: 売買代金が継続して上位にあり、短期的な値幅が狙いやすいと判断したため。 - 5016 JX金属
株 価: 4,852.0円 → 4,864.0円
約定時間: 11:12:35 → 11:14:33
収 支: +1,200円
狙 い: 前日から売買代金が増加しており、当日も資金流入が続くと見てエントリー。 - 2865 GXNDXカバコ
株 価: 1,291.0
数 量: +1口
合 計: 261口

SBI証券|スイングトレード
買い増し銘柄
- 141A トライアルホールディングス
株 価: 3,615.0円
数 量: +1株
合 計: 16株 - 5016 JX金属
株 価: 4,894.0円
数 量: +1株
合 計: 33株
売却銘柄
- なし
5月末時点でのポートフォリオはこちらを参照してください。
反省点・総括|順張りへの課題と単元未満株の難しさ
日経平均は前日まで7万円台を割り込む場面が続いていましたが、マイクロンの好決算を受けてAI・半導体関連株が一斉に買われる展開となりました。デイトレードでは、値動きのあるAI・半導体関連を中心に取引し、大きなリスクを抱える場面もなく終えることができました。
ただし、現状のトレードは逆張りが中心で、順張りで流れに乗るトレードがまだ十分にできていない点が課題です。今後は相場の勢いを素直に捉えるエントリーにも慣れていきたいと感じています。
SBI証券ではトライアルホールディングスとJX金属を買い増しましたが、結果的に当日の高値付近での約定となりました。単元未満株は約定タイミングを細かく調整できないため、相場状況を見ながら注文時間を工夫する必要性を改めて感じています。
