売りが優勢となる下落相場でも、無理をせず利益を確保することはできるのでしょうか。2022年2月22日は、ウクライナ情勢への警戒から日経平均が軟調に推移するなか、夜勤を控えていたこともあり、前場だけに取引時間を絞ってデイトレードに取り組みました。
この日は医薬品セクターの第一三共(4568)に注目し、株価の動きを確認してからエントリー。購入直後には高値掴みへの不安もありましたが、その後の上昇を捉え、350円の利益を確保しました。一方、利確後は買いたい銘柄が見つからず、追加売買を見送っています。
記事では、第一三共の売買結果と利益確定のタイミングを振り返りながら、売り優勢の相場で取引を控える判断について考えます。また、2月末の権利付き最終日を前にした配当投資のリスクや、夜勤とトレードを両立するための体調管理にも触れています。
売り優勢の前場|スーパーネコの日も日本株は軟調
2022年2月22日は、数字の「2」が6つ並ぶ「スーパーネコの日」。そんなユニークな記念日でしたが、株式市場では売りが優勢となり、厳しい値動きが続きました。
日経平均は前営業日比461円26銭安の26,449円61銭で取引を終え、4営業日続落となりました。
当時はウクライナ情勢の緊迫化によって投資家のリスク回避姿勢が強まり、東京市場でも幅広い銘柄が売られる展開です。東証1部では値下がり銘柄数が1,800を超えるなど、全体として買いにくい相場環境でした。
この日は夜勤や祝日の予定も考慮し、デイトレードは前場のみに絞って取り組むことにしました。
現物取引を中心としているため、株価が下落する局面では積極的に売買できる機会が限られます。それでも、市場全体が弱いからといって、すべての銘柄が同じように下落するわけではありません。
今回は、比較的底堅い動きが期待できる医薬品セクターに注目し、そのなかでも前日から堅調な値動きが続いていた第一三共(4568)を売買候補として考えました。
デイトレード銘柄|第一三共で350円を利益確定
この日のデイトレードで購入したのは、第一三共(4568)です。
- 4568 第一三共
株 価: 2,806.5 → 2,810.0
収 支: +350円
朝から売りが優勢となる銘柄が多いなか、第一三共は比較的強い値動きを見せていました。
ただし、市場全体が下落しているため、株価が上昇しているという理由だけで安易に飛びつくことは避けたいところです。
チャートの動きを確認したうえでエントリーしましたが、購入直後には少し高値で買ってしまったのではないかと不安になる場面もありました。
しかし、その後は株価が上昇し、2,806.5円で購入した株を2,810.0円で売却。1株当たり3.5円の値幅を確保し、350円の利益を得ることができました。
当時確認していた値動きでは高値付近で売却できたと感じており、今回は利益確定のタイミングにも恵まれた取引となりました。
もっとも、利益を得られたからといって、購入のタイミングが常に適切だったとは限りません。
今回もエントリー直後には高値掴みへの不安があり、その後の上昇によって結果的に利益を確保できた面があります。
市場全体が売り優勢となる局面では、個別銘柄の値動きが強くても、突然売りが広がる可能性はあります。
今回は350円の利益を確保できましたが、結果だけで判断せず、エントリー時の株価の位置や売却タイミングを今後も振り返っていきたいと思います。

利益確定後は静観|無理に取引を増やさない判断
第一三共を利益確定した後も、ほかの銘柄の値動きを確認しました。
しかし、売りが優勢となる相場のなかで、積極的に購入したいと思える銘柄は見当たりませんでした。
このような状況で無理にエントリーすれば、せっかく確保した利益を失う可能性もあります。
特に現物取引では、信用取引の空売りのように株価下落から利益を狙う方法を使っていないため、買いで利益を得られる場面を慎重に探す必要があります。
今回は第一三共で350円を確保できたこともあり、それ以上の売買は見送ることにしました。
取引回数を増やすことが必ずしも利益につながるわけではありません。条件に合う銘柄が見つからないのであれば、あえて売買しないことも一つの判断です。
相場が不安定なときほど、利益を得ることだけでなく、不要な損失を避けることも意識したいと思います。
2月末の権利付き最終日を前に|配当狙いと株価下落のリスク
今週は、2月末を権利確定日とする銘柄の権利付き最終日も控えています。
2022年2月の権利付き最終日は24日(木)、権利落ち日は25日(金)です。
配当金や株主優待を目的とする場合、権利付き最終日までに対象銘柄を購入し、所定の条件を満たす必要があります。
ただし、配当や優待を受け取れることだけを理由に購入するのは慎重に考えたいところです。
権利落ち日には配当などの権利に相当する分が株価に反映され、下落する場合があります。実際の株価は需給や市場環境にも左右されるため、下落幅が一定になるわけではありません。
そのため、高配当という理由だけで購入を急ぐのではなく、企業の業績や配当の継続性、現在の株価水準も確認する必要があります。
今回はデイトレードで350円の利益を確保しましたが、配当目的の株式投資では短期売買とは異なる判断が求められます。
今後も購入目的を明確にしながら、配当収入への期待と株価下落のリスクを考えていきたいと思います。
トレードと体調管理はセット|夜勤前は無理をしない
今週は祝日と夜勤が重なるため、普段より相場を確認できる時間が限られています。
デイトレードでは短時間で判断を求められる場面もあり、集中力が欠けていると購入や売却のタイミングを誤る可能性があります。
特に夜勤を控えている日は、トレードに時間を使いすぎることで、仕事や体調に影響が出ることも避けたいところです。
今回は前場のみの取引と決め、第一三共で利益を確保した後は追加の売買を見送りました。
相場に参加できる時間が限られているからこそ、無理に取引機会を増やすのではなく、自分の生活や体調に合わせて売買することも大切だと感じています。
今後の展望|利益確定と静観の判断を磨く
今回のデイトレードでは、売りが優勢となる相場のなかで第一三共に注目し、350円の利益を確保することができました。
購入直後には高値掴みへの不安もありましたが、その後の株価上昇によって利益確定につながっています。
ただし、今回のように売却タイミングがうまく合うとは限りません。結果が良かった取引についても、再現できる部分と偶然による部分を分けて考える必要があります。
また、利益確定後に無理な追加エントリーを見送ったことも、今回の良かった点です。
相場が下落しているときには、反発を期待して購入したくなる場面もあります。しかし、明確な根拠がないのであれば、無理に取引する必要はありません。
今後も相場全体の流れと個別銘柄の値動きを確認しながら、慎重にエントリーする判断を磨いていきたいと思います。
大きな利益を一度に狙うことだけでなく、取引を見送るべき場面を見極めることも、長く投資を続けるための課題です。
実現損益
| 証券会社 | 収支 | 2022年2月累計 |
| 楽天証券 | +350円 | +1,378円 |
| SBI証券 | 0円 | 0円 |
| 分配金・配当金 | 0円 | 0円 |
| 合計 | +350円 | +1,378円 |


