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【収支報告】日経平均が史上最高値更新も後場に失速|8月12日のデイトレ結果

2025年8月12日の株式市場は、日経平均が取引時間中に史上最高値を更新するという華やかなスタートを切りました。しかし後場には失速し、勢いに陰りも。米国市場はCPI発表を控えて様子見ムードが漂う中、高配当株の戦略的売買でポートフォリオを調整。今回のブログでは、デイトレードは見送りつつも、収支や売買の背景を詳しく振り返ります。

2025年8月12日の市況|日経平均が史上最高値を更新するも後場に失速

主要指数(8月12日時点)

日経平均:42,718.17(+897.69)
TOPIX:3,066.37(+42.16)
NYダウ:43,975.09(-200.52)
NASDAQ:21,385.40(-64.61)
S&P500:6,373.45(-16.00)

米国市場(8月8日)

週末の勢いで新記録目前まで迫った米国株市場でしたが、8月11日(月)はやや慎重モード。S&P 500は16.00ポイント安の6,373.45、NYダウは200.52ポイント安の43,975.09、ナスダックは64.61ポイント下げて21,385.40で取引終了となりました。

背景には「7月のCPI発表を翌日に控えていた」ことがあり、市場全体が一旦様子を見た形です。

個別では、TKOグループ(UFCの親会社)が放送権の大型契約を受けて10%超の急騰、IntelはCEOがホワイトハウスに招待されたニュースで約4%上昇。Micronも第4四半期見通しが改善し4%高、Electronic Artsは5%高、Albemarleは7%高と、ところどころで大きな上昇が見られました。

一方で半導体セクターは不安定な動き。NvidiaやAMDは、中国向けチップ売上に関して米政府に15%の収益を分配する新合意の影響を受けて神経質な値動きに。さらに、トランプ大統領が中国への関税猶予を90日延長すると発表し、市場は政治動向も注視する展開となりました。

日本市場(8月12日)

この日の日本市場はまるでジェットコースター。日経平均は取引時間中に史上最高値4万2,849円67銭を記録し、TOPIXも一時的に最高値を更新しました。米中貿易の一時休戦延長や、対日関税懸念の後退、好調な企業決算、円安傾向がそろって市場を押し上げた格好です。

しかし午後になると勢いは徐々に減速。中国によるAI関連製品の規制強化報道や、お盆時期特有の閑散相場も重なり、後場には上げ幅を縮小しました。ここ5営業日で2,000円以上上昇しており、過熱感が意識される一方で、好業績を背景にさらなる上昇を期待する声も根強い状況です。

デイトレード銘柄|高配当株の買い増しと利益確定でポートフォリオ調整

楽天証券

日経平均が史上最高値を更新したこの日は、相場の反動や読みにくさを考慮してデイトレは行わず、高配当株の戦略的売買に集中。

  • 2865 GXNDXカバコ
    株  価: 1,092.0
    数  量: +1株
    合  計: 11株

SBI証券

買い増し銘柄

  • 1719 安藤・間 +1株(合計35株)
  • 4208 UBE +1株(合計11株)
  • 7272 ヤマハ発動機 +1株(合計108株)

安藤・間はチャートが右肩上がりで推移しており、株価は取得単価を上回る状態。取得単価はやや上昇したが、それでも高配当の魅力は健在。UBEは株価はプラス圏ながら利益幅が大きくないため、取得単価との乖離が広がる前に株数を増やし、配当金の増加を狙った。ヤマハ発動機は株価下落局面での買い増しで、減益ながらも減配を行わず維持している点を評価して追加取得。

売却銘柄

  • 9432 NTT
    売却理由:株価が長期低迷から上昇基調に転じたため利益確定。安定配当銘柄としての魅力は残しており、資金を楽天証券NISA口座へ移す戦略の一環として売却。

反省点|NTT売却による資金移動とポートフォリオ調整が今後の課題

日経平均が史上最高値を更新する中、デイトレは回避し長期戦略に沿ったポートフォリオ調整を実施。NTTは売却資金を楽天証券のNISA口座に移し、既存保有分の買い増しに充てる予定。これによりポートフォリオ構成が変化するため、今後は配当収入と成長性の両立を意識しつつ、資産全体のバランスを見直すことが課題となります。

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