2025年4月24日のデイトレードを振り返ります。米中貿易の緊張緩和や米国企業の好調な決算発表が市場全体を押し上げ、日本市場にも追い風が吹いた一日でした。今回は、実際の収支とエントリー根拠、反省点を交えながら、デイトレードの記録をブログ形式でまとめました。これからトレードに取り組む方や、日々の相場を追っている方にとって、参考になる内容となっています。
2025年4月24日の市況|米中貿易緊張緩和の兆しと主要企業の好決算が市場を牽引
2025年4月24日時点
日経平均:35,039.15(+170.52)
TOPIX:2,592.56(+8.24)
NYダウ:39,606.57(+419.59)
ナスダック総合:16,708.05(+407.63)
S&P500:5,375.86(+88.10)
2025年4月23日の米国市場は、トランプ大統領の一連の発言と主要企業の好決算を受けて、投資家心理が大きく改善しました。特に、パウエルFRB議長の解任を否定する発言や、対中関税の大幅な引き下げ検討が報じられたことが市場に好感され、主要株価指数は大幅に上昇しました。
米国市場の動向(4月23日)
米国市場は、トランプ大統領の発言や主要企業の好決算が好感され、大幅上昇となりました。特に注目を集めたのは、パウエルFRB議長の解任を否定する発言と、対中国関税の大幅引き下げをホワイトハウスが検討しているという報道です。
この動きにより、NYダウは一時1,100ドル超の急騰を見せる場面もありました。ただ、ベッセント財務長官が「高関税政策は長期的に持続しにくい」と述べたことで、上昇幅はやや縮小しました。それでも、投資家心理の改善は明らかで、三指数そろってしっかり上昇しています。
日本市場の反応(4月24日)
前日の米国市場の好調を受け、日本株も堅調にスタート。日経平均は前日比+170.52円高の35,039.15円と続伸しました。TOPIXも+8.24ポイントと着実に上昇しています。
国内では、日銀が発表した3月の企業向けサービス価格指数が前年比+3.1%となり、6カ月連続で3%台をキープ。これは訪日外国人の増加や人件費上昇を背景に、宿泊業などでの価格転嫁が進んでいることを反映しています。インフレ傾向の中でも、経済活動が活発化しているサインといえそうです。
デイトレード銘柄|好材料を背景にした短期的な値動きに注目
楽天証券
- 6653 正興電機製作所
- 株 価 1,216.0 → 1,223.0
- 約定時間 09:22:45 → 09:23:56
- 収 支 +700円
- 根 拠 4月23日の決算発表にて、上期経常利益を15%増益へ上方修正。好感された動きが出ていたため、上昇トレンドに乗る形でエントリー。
- 6524 湖北工業
- 株 価 1,752.0 → 1,758.0
- 約定時間 09:47:56 → 09:51:38
- 収 支 +600円
- 根 拠 4月22日にレーティングの変更があり、当日も値動きが続いていたため注目。短期的な動きを狙ってエントリー。
SBI証券
買い増し銘柄(カッコ内は保有数)
- 8917 ファースト住建 +1株(合計60株)
反省点|好材料でもエントリー後の判断に課題あり
今回エントリーした正興電機製作所と湖北工業は、どちらも好材料が出ていたことからの参入でした。ただ、どちらも初めての銘柄だったこともあり、値動きのクセが読めず、やや慎重になりすぎて早めの利確となりました。
また、エントリータイミングや利確ポイントについて、やや曖昧な判断をしていた部分もあります。今後は「なぜそのポイントで入るのか」「どこで利確するか」といったルールをより明確にして、感情に左右されないトレードを心がけていきたいです。