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【収支報告】野村マイクロの急騰を逃すな|1月30日のデイトレ結果

2025年1月30日

2025年1月30日のデイトレードを振り返ります。ハイテク株の下落や円高が意識されるなかでも、日経平均は小幅ながら続伸。そんな中、注目銘柄となった野村マイクロ・サイエンスで利確タイミングをどう判断したのか?本ブログでは、具体的な収支やエントリー根拠、反省点を交えながら、リアルなデイトレードの1日をご紹介します。

2025年1月30日の市況|米ハイテク株の下落と円高の影響で日経平均は小幅続伸

昨夜の米国市場は、FOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利の据え置きが決まったものの、市場の反応はまちまちでした。特にハイテク株の下落が目立ち、ナスダック総合指数は軟調。これは、半導体関連や一部のテクノロジー企業の決算が市場予想を下回ったことが要因です。反対に、NYダウはエネルギーセクターが底堅く、比較的下げ幅は小さく抑えられました。

この流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は米国株安と円高の影響を受けながらも、39,513.97円(前日比+99.19円)と小幅に続伸。朝方はやや軟調なスタートでしたが、その後は押し目買いが入り、堅調な動きとなりました。

業種別では、33業種中24業種が上昇。ゴム製品、その他製品、空運業、非鉄金属などが強く買われました。特にゴム製品は、原材料価格の落ち着きによって収益改善期待が高まったのが要因です。電子部品を含むその他製品にも資金が流入しました。

一方で、精密機器、その他金融業、不動産業は下落。精密機器は円高による業績圧迫懸念が嫌気され、不動産業は長期金利上昇によって資金が流出した可能性が高いです。

デイトレード銘柄|野村マイクロ・サイエンスの急騰と荒波の中での取引

  • 6254 野村マイクロ・サイエンス
    • 株価:2,534.0 → 2,542.0
    • 収支:+800円
    • 根拠:本日の注目株はまさにこの銘柄。TATA SEMICONDUCTOR(インド)との間で、同国初の半導体工場に超純水製造装置を納入するという基本合意が発表され、買いが集中しました。純水は半導体製造に欠かせない存在だけに、ニュースのインパクトは絶大です。
      寄り付き直後の強い上昇に合わせてエントリー。値動きが非常に荒く、リスクも感じたため、利確タイミングを早めに設定して撤退しました。結果的にもう少し粘ればさらに利益は伸ばせましたが、リスク管理を優先。今後の利確タイミングの見直し課題が浮き彫りになった取引でした。
  • 5253 カバー
    • 株価:2,877.0 → 2,881.0
    • 収支:+400円
    • 根拠:朝方は高く始まりましたが、徐々に右肩下がりの展開に。途中の反発場面を狙ってエントリーし、短時間で薄利確定となりました。やや難易度の高い局面でした。
  • 7011 三菱重工業
    • 株価:2,257.5(持ち越し)
    • 根拠:防衛関連銘柄として注目される三菱重工ですが、直近の値動きは不安定。今回はスイング狙いでのエントリーとし、持ち越しを選択しました。現時点では含み損ですが、ファンダメンタルズや地政学的な背景も考慮しながら、翌日以降の動きを見守る構えです。

反省点|利益確定のタイミングと持ち越し判断の見直し

  1. 利益確定のタイミング
    野村マイクロ・サイエンスでは、急騰後にさらに上昇する場面がありましたが、利確タイミングをやや早めに設定したことで利益を伸ばしきれませんでした。値動きが荒い中でも、トレンドをより的確に見極める工夫が必要です。今後は、ボリンジャーバンドや出来高分析といったテクニカルツールを活用し、エグジットの精度を高めていきたいと思います。
  2. 持ち越し判断
    三菱重工業はスイング目的で持ち越しましたが、現時点で含み損。ニュースや業績などのファンダメンタルズだけでなく、チャート形状や移動平均線との位置関係などのテクニカル指標も加味し、エントリー時点での持ち越し判断の基準を明確にしておく必要があります。

今後もこのデイトレードブログでは、日々の収支を記録しながら、失敗も成功も含めてリアルに発信していきます。利確タイミングの工夫やポジション管理の精度を少しずつ高めて、より納得のいくトレードができるよう精進します!

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