今日の市況
本日の日経平均は、朝の取引で上昇を見せましたが、買いが一服し下落に転じました。一時は400円超の下落を記録する場面もありましたが、先週の米市場の下支えもあって、最終的には39,565.80円(-366.18円)で取引を終えました。
幸い、高配当銘柄を中心にポートフォリオを構築しているSBI証券での保有資産には大きな影響は見られませんでした。一方で、鉄鋼大手である日本製鉄(SBI証券保有銘柄)に関するニュースが注目されています。
アメリカのUSスチールが日本製鉄との合併断念を要求する動きがあり、委任状争奪戦が展開される可能性が指摘されています。仮に買収が成立しない場合、日本製鉄は賠償金を支払う可能性があり、株価への影響が懸念されます。加えて、中国経済の低迷や国内需要の減少により、鉄鋼業全体の株価も伸び悩む状況です。
また、今週から決算発表が本格化する中、鉄鋼業界を含む各業界の決算内容にも注目が必要です。特に、中国経済や米国の政策動向が日本市場にどのような影響を及ぼすのかを慎重に見極める必要があるでしょう。
トレード銘柄
本日のデイトレードで取引した銘柄と結果は以下の通りです。
- 8308 りそなホールディングス 1,147.5→1,149.0(+150円)
日銀の利上げ報道を受けた動きを期待してエントリー。しかし、織り込み済みだったこともあり、株価の動きは限定的でした。 - 7014 名村造船所 1,901.0→1,903.0(+200円)
出来高ランキングから選定。短期的な値動きを捉える形で小幅利確。 - 7203 トヨタ自動車 2,928.5→2,932.0(+350円)
自動車業界全体のニュースが多い中、堅調な動きを見せた銘柄として選定。どんぐりの背比べの中で目立つ動きがあったためエントリー。 - 8801 三井不動産 1,349.5→1,350.5(+100円)
不動産セクター全体の動向を観察しつつ、堅調な動きが見られたため短期取引。 - 9166 GENDA 2,805.0→2,811.0(+600円)
2024年12月の売上進捗レポートを受けての反転上昇に注目し、エントリー。前年同期比2.1倍というポジティブなニュースが買いを呼び込みました。
全体を通して、本日は日経平均の下落も影響し、慎重なトレードが求められる状況でした。朝イチの高値掴みを回避するため、エントリーポイントの正確性を意識した取引を心がけました。
※デイトレリストは時間経過で表記していますが、結果の画像はコード順となっている為順番が違います。
反省点
本日の取引を振り返り、いくつかの課題が浮き彫りとなりました。
- エントリータイミングの精度
特にGENDAでは、タイミングを逃すと含み損が大きくなる場面もありました。エントリー前のテクニカル指標の再確認が必要です。 - ニュースを活用した選定精度
トヨタやGENDAのように、ポジティブニュースに基づく銘柄選定は成功しましたが、りそなホールディングスのように織り込み済みの情報では限定的な結果に留まりました。 - 分散投資の徹底
本日のような市場全体の下落局面では、銘柄の分散によるリスク軽減が有効でした。この点を引き続き重視します。
今後も取引経験を積みながら、分析精度を高めることに注力し、安定した収益を目指します。