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兼業投資家が小金持ちを目指すブログ

決算ラッシュ終盤、注目銘柄とデイトレ戦略の最新動向

2023年5月13日

迫る決算シーズンの最終局面と注目銘柄

決算ラッシュが最終局面を迎えており、特に5月12日には1,115件の決算が発表され、投資家の注目が集まっています。その中で最も注目されているのはNTTの決算です。NTTは2023年6月30日を基準日に株式25分割を発表しました。この分割により、現行の株価4,108円から約164円で購入できることになり、投資家にとっては魅力的なポイントとなっています。

決算発表直後には株価が急落しましたが、PTS市場では回復の兆しを見せ、株価が4,225円まで上昇しています。月曜日の株価にどのような影響を与えるのか、注視すべき時期に入りました。

また、月曜日には三菱UFJや三井住友FGなどの主要銀行の決算発表も控えており、これらの銀行業がどのような結果を出すのかもマーケットの重要な焦点です。昨年12月に長期金利が引き上げられたことが背景にあり、金利上昇による利益拡大が期待される一方で、破綻したアメリカの銀行事件(SVBやファースト・リパブリック銀の破綻)が影を落としています。このようなリスク要因をどう乗り越えていくかが、今後の株価動向を左右するでしょう。

本日のマーケットと注目の動き

本日の日経平均株価は29,388.30円となり、前日比261.58円の上昇を見せました。一時的には1年半ぶりの高値を記録するなど、活発な動きが見られました。特にホンダや日産自動車、神戸製鋼所などの好決算銘柄に買いが集中し、市場全体を押し上げました。

業種別では水産・農林業や精密機器が上昇し、石油・石炭製品は下落しています。日経平均は連日続伸しており、30,000円台に突入する日は近いのか、注目されています。市場全体のリスクを見極めながら、どの銘柄に投資するべきか、引き続き慎重な判断が求められます。

デイトレ戦略と銘柄選定

楽天証券

  • 4165 プレイド(693→695)
  • 4572 カルナバイオサイエンス(847→830)

カルナバイオサイエンスは4月半ばから株価が上昇しており、連日の上昇トレンドを追いかけましたが、エントリー後に株価が下落し、損切りを余儀なくされました。

医薬品関連銘柄は、大きな利益を期待できる反面、開発に膨大な費用がかかり、効果が期待できない場合には大きな損失を被るリスクも高いギャンブル的な要素があります。今回のトレード結果は損失となりましたが、スイングトレードでの長期保有は引き続き検討中です。

SBI証券におけるトレード戦略

SBI証券では、以下の銘柄に注目して取引を行いました。

  • 4452 花王
  • 5108 ブリヂストン
  • 5401 日本製鉄
  • 9433 KDDI

特に、日本製鉄は5月10日の決算発表後に株価が急落しましたが、その後は下落が続かず、安値圏で推移しています。そこで、この機会を逃さずに買い増しを行いました。短期的な反発を期待しつつ、慎重にポジションを調整しています。

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