Daily accumulation creates the future.

兼業投資家が小金持ちを目指すブログ

経済危機の兆候か?銀行破綻と利上げが市場に与える影響を徹底分析

2023年5月8日

銀行破綻と利上げ、相次ぐ市場への影響とは

ゴールデンウイーク直前、アメリカのファースト・リパブリック銀行が破綻したニュースが市場を揺るがしました。その後、ニューヨークダウは連日下落を記録し、不安定な動きが続いています。5月3日、FRB(米連邦準備制度理事会)は政策金利を0.25%引き上げ、景気抑制への姿勢を継続。一方で、5月5日に発表された米雇用統計では失業率が0.1ポイント改善し、3.4%という54年ぶりの低水準に達しました。

このような状況下で、ファースト・リパブリック銀行はJPモルガンにより買収され、不安がいったんは和らいでいるように見えます。経済全体への影響はSVB(シリコンバレー銀行)破綻の時と同様、迅速な対応により限定的にとどまる可能性がありますが、利上げが続く中、他の銀行にも波及する懸念は拭えません。

日本市場への影響は限定的

ゴールデンウイーク明けの5月8日、日本市場の動きに注目が集まりました。この日のマーケットでは、日経平均株価が28,949.88円(前日比-208.07円)となり、下落傾向が見られました。先週のファースト・リパブリック銀行破綻やニューヨークダウの動向を受けた影響もあるものの、全体としては深刻な影響は避けられた印象です。

業種別ランキングを見ると、銀行業が32/33位、保険業が29/33位と低迷しましたが、日経平均の下落要因はファーストリテイリングの寄与が大きいことがわかります。銀行業の銘柄が上位に見当たらないことからも、日本市場への影響は限定的であるといえます。

また、新型コロナウイルスの分類が5類へ移行し、多くの業種でガイドラインが変更されました。東京ディズニーリゾートがミッキーマウスとのハグを再開したことで、観光業界を中心に消費拡大の期待が高まっています。

デイトレ戦略と保有株の動向

デイトレードにおいては、5月8日は新規取引を控えた静かな日となりました。楽天証券で保有している4銘柄はすべて含み損の状態でしたが、特にリニューアブル・ジャパンは買値まで回復。状況を見極める慎重な姿勢が求められる局面です。

SSBI証券では単元未満株の買い増しを進めています。注目銘柄は以下の4つです。

  • 1605 INPEX
  • 2503 キリンHD
  • 2914 JT
  • 5401 日本製鉄

日経平均が下落する中でも、保有銘柄の多くが上昇しており、資産は前日比で増加しています。このように市場の動きを見ながら柔軟なトレード戦略を立てることが重要です。

  • B!