今日のマーケット:日経平均続落と信用不安の波紋
本日の日経平均株価は続落し、27,222.04円(-610.92)と大幅な下落を記録しました。マザーズも738.35(-17.49)と低調で、2月末の水準まで下がっています。市場全体に重くのしかかるのは、やはりSVB(シリコンバレー銀行)の破綻の影響です。
米バイデン大統領は「銀行システムは安全」との発言をしていますが、投資家心理の改善には至らず、連鎖的な破綻への懸念が残っています。昨夜のNYダウは31,819.14(-90.50)と小幅な下落を見せ、チャート上では迷いを示す十字線を形成。今夜の米市場の動向が注目されます。
日本市場に目を向けると、業種別では陸運業が唯一上昇。他の業種は軒並み下落し、特に保険業と銀行業の下落率が目立っています。三井住友FGは5,240円(-429)、三菱UFJは823円(-77.3)と大幅な下げ幅を記録しました。市場全体の下落基調が続くのか、明日以降も注意が必要です。
今日のデイトレ銘柄とその結果
本日、楽天証券で取引を行ったのは以下の2銘柄です。
- 4268 エッジテクノロジー(988→989)
- 5246 ELEMENTS(1,144→1,150)
トレードは午後1時半頃に開始しました。特にELEMENTSは動きが激しく、最初は指値を低めに設定しましたが、株価が下がる気配がなく、最終的に1,144円で買いを入れました。約定後は一時的に下落しましたが、その後持ち直し、売却後にはさらに急騰。しかし、大引けには1,050円まで下がるというジェットコースターのような値動きでした。IPO銘柄特有の激しい動きには改めて注意が必要だと感じました。
他の銘柄についても検討しましたが、本日は全体的に下落傾向が強く、現物のみのトレードではリスクが高いと判断。安定性を重視し、他の取引は控えました。
今後の戦略:下落基調の中での機会を探る
現在、含み益は大きく減少していますが、短期移動平均線が右肩上がりの銘柄や中期移動平均線にタッチしそうな銘柄を監視中です。また、中期移動平均線を割り込んだ銘柄で新たにエントリーする選択肢も視野に入れています。
市場全体の改善には時間がかかるかもしれませんが、冷静な分析とリスク管理を徹底しつつ、適切なタイミングでのエントリーを目指します。投資の成功には忍耐が必要です。いつか市場が右肩上がりに転じる日を信じて、今は準備を怠らないことが重要です。