CPIの発表で米国株にサプライズの反発、日経平均も上昇
2023年10月13日に発表された米国のCPIは、市場予測の8.1%をわずかに上回る8.2%でした。このため、米国市場の大幅な下落や日本市場への影響が懸念されていましたが、実際には米国株は前日の終値より827.87ドル高い30,038.72ドルで終え、30,000ドル台を回復しました。6月の9.1%をピークにCPIは徐々に改善していますが、まだ高水準にあるため、米国経済の安定には引き続き注意が必要です。
「ブリッシュリバーサル」とは?米国市場の反発サインを徹底解説
YouTubeの「ばっちゃまの米国株」チャンネルで、ブリッシュリバーサルが発生したことについて解説がありました。
「ブリッシュリバーサル」は、価格が一時的な安値を記録した後に強い買いが入ることで、相場が反転し始めるシグナルです。主に下降トレンドの中で発生し、売りが一巡したタイミングで新たに買い手が増えることを示唆します。こうした反転シグナルが確認されると、今後の価格が上昇する可能性が高まるため、多くのトレーダーにとって注目のサインです。
具体的には、ローソク足のチャートパターンにおいて、下髭の長い陽線や陽の包み足が現れると、ブリッシュリバーサルの兆しとされます。これにより、投資家心理が「売り」から「買い」へと転じる動きが見られることから、市場全体のセンチメントの転換点ともいえます。
今回のCPI発表直後の相場でも、ブリッシュリバーサルが見られたことで投資家たちは一斉に買いに転じ、米国株は30,000ドルを回復するまでの急騰を見せました。このサインが今後も継続して本物となれば、さらなる相場の上昇が期待されますが、経済指標や市場の不透明感も依然として残るため、慎重な判断が求められます。
分かりやすくすれば、この様になります。
動画はこちらになります。
米国市場の好反発を受けて、今日の日経平均も寄り付きから上昇し、終値は前日比853.34円高の27,090.76円となりました。精密機器をはじめとした業種が軒並み上昇しており、日本市場でも強い買いが入ったことが見受けられました。ブリッシュリバーサルが日米両市場に良い影響を与え、今後も続くことが期待されます。
デイトレ銘柄(2022/10/14)
今日のトレード銘柄は、
- 2484 出前館(662)
この1銘柄のみでした。
昼休みにスマホで売買代金ランキングをチェックしていると、出前館が目につき、1分足での上昇を確認したため、勢いでエントリーを行いました。ところが、エントリー後に決算発表日であることを知り、さらに予想外の値動きに遭遇。損切りのタイミングを逃したため、結果として含み損を抱えて持ち越しとなってしまいました。
出前館の決算では売上高は伸びているものの、営業利益は赤字。2025年8月期の黒字転換が見込まれていますが、収益化にはまだ時間がかかる可能性があります。注文数やアクティブユーザー数は増加傾向にあり、成長の兆しが見られますが、将来の黒字化を目指すための戦略が求められています。PTSでは大きな下落は免れていますが、今後の株価推移には慎重な対応が必要です。